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エピローグ

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応援、よろしくお願いします。

精進して執筆します。

「そうか…。じゃあ、終ったとは言えなかったわけだな」

「まあ、当初のアルド商会の件はちゃんと遂行できたけどね」

「ああ…。報告を受けている。まったく、時間を指定して報告させるとはな…」

「仕方ないよ。放っておいたら未来が変わっちゃうしね」


 そう…。俺は『未来』が変わらないために、俺たちが過去に行った後で報告がいくように話を付けておいたのだ。

 これで、『アルド商会の荷運びと連絡が取れない』という過去は変わらなかったのである。


「だが、確実に王国に呼ばれるじゃろうなぁ…」

「うむ。そのことも報告に含まれていたぞ。『早く全員で来てくれ』とな」

「…やっぱりか。あんまり国に関わるようなことしたくないのになぁ…」


 あれから10日経っているわけだから仕方がないと言えば仕方がないのだが…。

 正直、これ以上国に関わるようなことに首を突っ込むのは避けたい。

 だが、王国の一大事となればしょうがないと言うところだ。

 そう納得するしかなかった。


「しょうがないか…。ここはパパッと行っちゃうか」

「レムも一緒…なの?」

「あたり前だろう。同じパーティの家族なんだから」

「じゃが…王都で正装の服を買ってから行くべきやね」

「そうだね。じゃあ、王国に行こう」


 移動の魔法陣を展開させ、一気に王国に着く。

 城下町となる王都に入ると、すぐさま服屋に向かう。

 王都でも1番と言われている『ビルフィスの服屋』だ。


「ココなら、すぐに正装を揃えてくれるだろう」

「店前で見ていてもしょうがないわ。入りましょう」


 店に入ると、華やかな店内に女性陣が色めき立つ。

 俺は店員に近づく。


「すいません。王様に会いに行って失礼のないような服を全員分揃えていただきたいのですが…」

「ありがとうございます。それでご予算はいかほどで?」

「金に糸目はつけないので、似合う服をお願いします。あと、これから王様に会いに行くので急いでもらえると助かります」

「分かりました。従業員全員で事に当たらせていただきます」


 そう言うと、1人1人に店員が1人ずつ付く。マンツーマンで服を選んでくれるようだ。


「王様にお会いになると言うことでしたら、派手すぎても地味すぎてもいけません。ですので…上質な素材でかつ、明るめの青を基調とした服はいかがでしょう」

「試着しても良いですか?」

「もちろんでございます。では、こちらにどうぞ…」


 全体的に青だが、清潔感のある白もアクセントに含まれた服は上品さもあって良い感じであった。

 これなら失礼にはならないだろう。


「…これを買います」

「お買い上げありがとうございます」

「みんなの方はどうなったかな…?」

「主(あるじ)…」

「ん?どうした、アンリエッタ…」


 アンリエッタの言葉で振り向くと、そこには赤のドレスに身を包むアンリエッタが立っていた。

 化粧などしていないのに、ドレスだけでこの美しさは卑怯だろう。

 ヤベェ…綺麗すぎて上手い言葉が出てこない。


「その…似合っているだろうか?」

「キレイだよ…アンリエッタ」

「そ、そうか…」

「う、うん…」


 ヤッベ、これヤバすぎでしょ。アラフォーのおっさんでもグッとくるよ。抱きしめたい。めちゃくちゃにしたい。そんな気持ちがあふれ出そうだ。


「主(ヌシ)よ…ウチの衣装はどうかえ?」

「エリリンはどうですか~?」

「アタシ…どう?」

「ワタシはなに着ても似合うわね」

「うん。みんなキレイだ…」


 シーラは赤紫のドレスがとても魅力的だ。エリリンはピンクのドレスがとても可愛らしい。レムは白のドレスが清楚感が猫耳と尻尾が相まって何とも言えない可愛らしさだ。イザベラは青のドレスでスリットが際どいところまで入っていて妖艶さがさらに増している。

 5人5様の魅力が出ていて俺の中の野獣が暴れそうになるのを必死で抑える。

 まずいな…。これは何とかしないと絶対に手を出しそうで怖い。多分、アンリエッタたち4人は手を出しても嫌がらないだろう。しかし…今はまだ駄目だ。中身はアラフォーのおっさんだが実年齢は14才なわけで…結婚できるのは15歳になってからと言うのがこの世界の常識である以上は守らなくてはいけない。

 心頭滅却。沈着冷静。鎮まれマイ・サン。


「そ、それじゃあ行こうか」


 俺は会計を済ませ、移動の魔法陣で城内に入る。

 面倒だが庭を抜けて表門から改めて城の中に入ることにする。


「待っていたぞ、ルーク殿。パーティ・アークの面々も良く来られた。さあ、謁見の間に参ろう」

「アルベルト侯爵の案内とは恐縮です」

「なに、ルーク殿たちには国を救ってもらったのだ。このくらいは当然であろう」


 雑談をしながら謁見の間に行く。アルベルト侯爵は女性陣のドレス姿をスマートに褒めるので、俺は思わず感心してしまう。これは見習うべきだな。…出来るとは言い切れないのが残念ではあるが…。


「国王様。ルーク殿とパーティ・アークの面々を連れしました」

「うむ。良く参られた、ルーク。パーティ・アークの面々も」

「この度はお呼びいただきありがとうございます」

「皆の者、顔を上げよ。これより王国から恩賞を与える。宰相」

「はい。此度の恩賞として白金貨を100枚。爵位として『男爵』の位をを与えロイレンの村を中心としたリフレンの大森林を領土として与え『ルーク男爵』と名乗ることとする。またヴィルベスタ王国の刻印の入ったメダルを与える。これは王国の領土内の施設をタダで利用できると同時に王国所有する禁止区域を自由に出入りできるものである。以上の3つを恩賞として与える」

「…ありがたき幸せ。謹んで受け取らせていただきます」


 とは言ったものの正直貰い過ぎじゃね?と思わくもない。だいたいが…だ。白金貨は1枚で金貨10万枚に当たるのだ。このドラゴンファンタジーの世界では『白金貨』、『大金貨』、『金貨』、『大銀貨』、『銀貨』、『大銅貨』、『銅貨』と言う順に価値があり、『銅貨1枚』は『10円の価値』を意味していて、大銅貨で100円、銀貨で千円、大銀貨で1万円、金貨で10万円、大金貨で1億円、白金貨で100億円の価値があるのだ。つまり…白金貨100枚と言うことは1兆円を貰ったと言うことだ。

 それだけでも貰い過ぎだと思っているのに、領土まで貰い刻印のメダルまでとは至れり尽くせりというヤツだ。


「ロイレンの村は確かルークの生まれ故郷だったな」

「はい。その通りでございます」

「村に錦を飾れるな」

「そうですね。それで自由に開拓してもよろしいのですか?」

「そこは『男爵』の腕の見せ所だろう」

「では、その様に…」


 とりあえずは通常の対応を終える。

 体裁というヤツだが必要なことなので大人の対応で話を終えたのだ。


「堅苦しい話はここまでで良かろう。ルークたちよ。此度の一件感謝しているぞ」

「いえ。たまたま利害が一致しただけです。それに本番はこれからのはずですから」

「魔導士・ドゥヴゲンか…。こういうネチネチした奴はすかん」

「しかし…奴の配下があとどのくらいいるのか…」

「それなのですが…1つ考えがあります」

「ルーク殿。その考えとは?」

「それは『呪術結界』です」


 『呪術結界』とは、ある種の呪いをかけた結界である。

 物騒な言葉なので誤解されやすいが使い方によってはこれほど使える結界はない。

 呪いと言うから物騒なのだが、これはあくまでも結界にある種の『限定言語』を組み込むことができるのだ。


「それでどのようなモノなのだ?その呪術結界と言ううものは?」

「ヴィルベスタ王国を囲うようにして『国に敵意を持つ者の入国を禁ずる』という言語を組み込んだ結界を張るんです」

「そんなことができるのか?」

「出来ますが…万能ではありません。あくまでも結界によって入ることはできませんが外側から攻撃された場合には意味がないんです」

「なるほど、結界内に入れることはないが結界外からの攻撃には無力と言うことか…」

「しかも、すでに国の中にいる場合はこの結界の意味はないことになります。そこで、二重に呪術結界を張ろうと思います。王国と城にの2ヶ所に張ればとりあえずの対応はできるでしょう」

「頼めるか?」

「2日時間をいただければ…」

「では、よろしく頼むぞ」

「分かりました」


 この呪術結界魔法としても張ることはできるが永続性が無い。そこで、魔道具で作ることでほぼ永続的に使えることができるのだ。しかしそれを作るのには2日間はかかると言うことだ。

 結果から言えば結界装置の魔道具は出来上がりすぐに設置することができた。

 結局はイザベラの持つ能力を使わせてもらったわけだが、本当万能だな『魔女』の能力って…。


 やるべきことをやり終えた俺たちはヴィルベスタ王国を後にする。

 向かうはロイレンの村。まさに凱旋ということになったわけだが…。

 俺はこれからの自分の運命に少しばかり不安を抱きつつ…とりあえずはこの大切な家族と一緒にいられることを心から感謝するのだった。

―ルーク― 男・14歳・職業:召喚術士 サブ職業1:剣士 サブ職業2:魔法使い サブ職業3:狩人 サブ職業4:拳士 サブ職業5:商人 

Lv.48 HP:1053/1053 MP:1324/1324 SP:1006/1006

攻撃力:557 防御力:709 瞬発力:496 根性力:502 魔法力:717 命中率:501 生産力:685

職業スキル― 6属性魔法(Lv.10) 治癒術(Lv.10) 剣術(Lv.10) 狩猟術(Lv.10) 拳法術(LV.10) 料理人(LV.10) 家政婦(LV.8) 商売(LV.10) -

カンストスキル― 魔力増強(小) MP自動回復(小) 身体強化(小) HP自動回復(小) 千里眼(小) 命中率UP(小) 二刀流 採取 解体 生活魔法 鑑定 分析 ―


―アンリエッタ― 女・17歳・職業:剣士 サブ職業1:戦士 サブ職業2:神聖騎士 サブ職業3: サブ職業4: サブ職業5: 

Lv.278 HP:7478/7478 MP:1021/1021 SP:6934/6934

攻撃力:2799 防御力:3070 瞬発力:2049 根性力:2052 魔法力:1025 命中率:2501 生産力:1085

職業スキル― 聖剣術(LV.10) 聖盾術(LV.10) 魔法剣術(LV.10) 二刀流剣術(LV.10) 剣術(Lv.10) -

カンストスキル― 身体強化(大) HP自動回復(大) 命中率UP(大) 二刀流 不屈 騎士道 質実剛健 ―


―シーラ― 女・1400歳・職業:拳士 サブ職業1:武神 サブ職業2:覇王 サブ職業3: サブ職業4: サブ職業5: 

Lv.299 HP:11032/11032 MP:324/324 SP:10063/10063

攻撃力:7017 防御力:4272 瞬発力:6491 根性力:5027 魔法力:217 命中率:4011 生産力:485

職業スキル― 武神術(LV.10) 覇王拳(LV.10) 波動術(LV.10) 拳法術(LV.10) -

カンストスキル― 身体強化(極大) HP自動回復(極大) 命中率UP(極大) 攻撃強化(極大) 不老不死 最強種 ―

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