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異世界なう―No freedom,not a human―  作者: 逢神天景
第十三章 獣たちの狂乱なう
357/396

306話 もう、なう

前回までのあらすじ!

京助「知り合いを殺すのは、後味が悪いね」

リャン「ダーリンは、無茶し過ぎです」

冬子「それにしても、命を懸ける大技か。……敵に使われると、本当に怖いな」

美沙「ああいうのって王道だけど、実際は戦術的には利口じゃない気がする」

シュリー「ヨホホ、言っちゃ駄目デスよ」

マリル「それにしても、先に行ったトーコちゃんたちはどうなったんですかねー」

キアラ「それでは本編をどうぞなのぢゃ」

「二人とも、無事?」


 俺とリャンが地下へ行くと――そこには、ぽっかりと大きい穴が開いていた。上の入口から押し入ったのだとばかり思っていたけど、連中は地下から掘り進めて侵入していたらしい。

 五人の首輪が外れた囚人が倒れており、牢屋の中にさらに六人。そしてそれ以外の獣人族が四人気を失っていた。

 囚人たちは皆顔が紫色になっており……漫画とかラノベの知識で判断するなら、チアノーゼでも起こしてるんじゃなかろうか。


「どうしたのコレ」


「ヨホホ、新魔法デスよ。周囲の空気を燃やして、敵から呼吸を奪って動きを封じるんデス」


「周囲の空気を……ああ、酸素だけ奪ったってことか」


 俺が風でやれることを、火魔法の応用でやったのか。さすがはシュリーだ。


「ヨホ? 違うデスよ。文字通り燃やして(・・・・)消滅させたんデス」


「……? どういうこと?」


 俺が首を傾げると、シュリーはドヤ顔で説明してくれる。


「キョースケさんだって、燃やそうと思った物だけを燃やせるデスよね」


 頷く。延焼させないように、敵だけ燃やしたりすることは朝飯前だ。


「それの応用デスよ。燃やしたい物を燃やすんデス。……まぁ、ワタシも完全に理解してるわけじゃないんデスけども」


 最後にへにゃっとした笑みになるシュリー。なんとなくは掴めたけど。


「今度、キアラさんに一緒に習いに行きましょうデス」


「そうだね」


 今は『そういう魔法』だと思っておこう。


「やれやれ、しかしどうしたものか」


 ため息をつく冬子は、少し不機嫌そうに剣を鞘に戻す。


「何があったの?」


「私たちがここに着くと同時に戦闘が始まったんだが――すぐに上で物凄い『力』が放出されただろう?」


 ジンの過負荷魂身(オーバーロード)が出た時のことだろう。


「ヨホホ、それを感じ取った敵のリーダー……ブレス士範とか呼ばれていた人が、『撤退』と叫んだんデスよね」


 ブレスというのは、さっきジンが言っていた名前だね。

 あれを感じ取って、撤退……なんでだろう。


「あまりにも素早く、しかも部下も何もかも見捨てて消えてしまったんだ」


「リーダーだけ逃げたってこと?」


 俺が問うと、こくんと冬子は頷く。


「正確には部下を一人だけ連れて、だがな。咄嗟のことで反応が一瞬遅れてしまった。とり逃がしてしまって……すまん」


「ごめんなさいデス」


 二人が頭を下げるが、俺は苦笑して首を振る。


「いいよ。とりあえず撤退させられたんだったら問題ないし」


 一先ず被害は防げる。それに、リーダー以外の侵入者は確保できたから成果はゼロじゃない。

 ぽっかりと開いた大きな穴は、かなり深いようだ。試しに軽く風を流してみるが、獣人族を探知は出来ない。


「追おうかとも思ったんだが……」


「どんな罠があるか分からないデスから、一応揃ってからの方がよいかもと思って、デス」


「うん、深追いは怖いからそれでよかったと思う。俺とキアラで探知してみて、ダメならこいつらから情報を抜き出すしかないかな。それよりも……」


 気絶している獣人族を取り合えず水で縛り付けようとしたところで……一人の男の耳が、ピクッと動いた。


「うう……」


 獣人族の一人が、唸りながら目を覚ました。俺はそいつの目に槍を突き付ける。


「……動いたら目を潰すよ」


「ブレス士範は逃げられたようだな」


 ニヤッと笑う獣人族の男。

 ってことは、こいつらのリーダーはブレス……で、口振りからしてこいつらはブレスを逃がすための時間稼ぎだったと。


「すぐに追いつくよ」


「無理だな」


 せせら笑う獣人族。ここで問答している時間ももったいない。さっさとキアラと合流しないとね。

 俺はもう一度こいつを眠らせようと、槍を振り上げたところで――そいつは悔し紛れな雰囲気で、舌打ちをした。

 シュリーを見て、蔑んだ雰囲気で。


「ケッ、人族ってのは悪趣味だな。ザッチに人族の格好をさせて従わせるなんてよ。まるでお人形遊びだ」


 ザッチ?

 聞きなれぬ言葉に首を傾げると――リャンが前に出て、その獣人族の首に膝を落とした。


「ゲフッ!?」


「……あまり聞いていて愉快な言葉ではありません。謹んでください」


 口調こそ荒げていないが、彼女から怒りが伝わってくる。

 俺は少しだけ困惑しながら、リャンを見た。


「リャン、ザッチって何?」


「……ダーリン。あまり聞く必要は無いかと思います」


 珍しく――本当に珍しく、俺が尋ねたことに答えてくれないリャン。

 しかしこの獣人族の態度と、彼女の頑なな様子から……なんとなく察しがついた。

 俺は魔力を練って、軽い遮音結界をシュリーと冬子の周りに張る。彼女らはキョトンとした顔でこっちに何かを言っているが……うん、聞こえないね。


「俺が聞くと、暴れる感じ?」


 リャンは俺の張った遮音結界に気づいたのか、少しだけ耳をぴくぴくさせてから……首を振った。


「暴れはしないと思いますが……本当に、今ここで聞いてもあまり有益な情報になるわけではありません」


 まぁ、俺の予想の通りなら無関係なことだろうね。

 というかこの状況で――人族に付き従っているリャンを馬鹿にするのではなく、シュリーを見たんだ。

 それはつまり……


「ザッチって、シュリーのことか」


「ッ……いえ、まぁバレバレですよね」


 一瞬、気まずそうに顔を歪ませたリャンだったが……観念したように頷いた。


「お察しの通りです。ただ……その、本当に聞く必要は無いと思います」


「ハッ、おいおい。ザッチも知らねぇのか! んじゃ、こっちの国じゃなんて呼ばれてんだ? 単に役立たずとかか? それとも、半端者とか? ああ! ヒトモドキなんてどぐぎゃぁ?!」


 俺はそいつの顎をつま先で砕き、右腕を切り落とした。くっつけられないように、切断面を軽く炙る。


「……もうだいたいわかったけど、いったん黙ってね」


「~~~~~~~~~~~っ!!」


 声の出ない叫びをあげる獣人族の男。俺はくしゃっと自分の髪を掴んだ。


「……ザッチ、ね。雑血かな。獣人族の国では、そういう扱いなのか」


「あまり気分のいいことではありませんが……そう、ですね。一段劣って見る者が多かったと思います」


 ただ、と言葉を切るリャン。


「私のいた頃は、『役立たず』という意味はありませんでした」


「言葉の意味が変わったってこと?」


 俺が問うと、リャンはこくんと頷く。


「はい。雑血という単語は、人族と獣人族の間に生まれた子どもをわざわざ『半端者』という意味で罵る時にのみ使う言葉でした」


 ふむ。

 少し思い浮かべるのは――シュリーが一度身を寄せていた獣人族の村。あそこには獣人族と人族のハーフも多数存在していた。

 しかし――例えばシュリーの弟、レーンはハーフだが、あの村では普通に受け入れられていたかと思う。わざわざ産まれで差別している様子は無かった。


「そうですね。……そもそもハーフというだけで罵られるようなことは基本的にありませんでした。その母親に対しては、当たりが強いというか……有り体に言えば軽蔑されることもありましたが」


 母親を?


「それは何で?」


「獣人族は、まともに一対一で戦ったら――人族には負けないと思っています。だというのに、子どもを産まされるということは……人族に敗北したということですからね」


「敗北を非難すれど、その子どもは関係ないってことか」


 であれば、益々さっきの態度は不自然だ。

 まるで、存在そのものが罪かのような口調だった。


(言葉の意味がや価値観が変わることはあるけど……それには理由があるはずだ。なんでだろう)


 チラッとシュリーと冬子の方を見ると、俺たちが内緒話をしている間に他の獣人族を完璧に拘束してくれていたようで、猿轡もついて完璧な状態になっている。

 ……そろそろ頃合いか。


「分かった、リャン。これ以上の話は後にしよう。シュリーにも……うん、話そう」


 万が一、だ。

 戦闘中に色々と聞かされて動揺しないとも限らない。それよりも、フォローを入れられるタイミングで伝えておいた方がいいだろう。


「……大丈夫でしょうか」


 半端者、というのは……シュリーの気にしているワードの一つだ。出来れば聞かせたくない。

 だが、さっきの獣人族はシュリーの帽子の中を見ていないのに言い当てた。臭いか何かで判別したんだろう。

 ということは、今後獣人族と戦う時に言われないとも限らない。


「ダーリンの判断なら、従います」


 リャンは浮かない顔だ。言わない方が良いと思っているのかもしれない。


「やめておいた方が良いと思う?」


 一応、俺はなんで伝えた方がいいのか理由を言う。リャンはそれを聞いてから、難しい顔になった。


「その可能性は……否めませんね。私は無用に悲しませるだけかと思いましたが」


「シュリーはそんなに柔じゃないさ」


 真剣勝負のさなかに言われれば、どれだけ頑強な人でも取り乱すかもしれない。そのリスクをなくしたいだけだしね。


「……そうですね」


 ふうと息を吐くリャン。俺はそこで遮音結界を解除した。


「なんの話をしていたんだ?」


 冬子に問われるが、俺は首を振ってから活力煙を咥えた。

 火をつけて、煙を吸い込む。


「後で話すよ。それなりに時間をかけた方がいい話だ。上も気になるし」


 チラッと敵が逃げた穴を見る。風を通して見るが、途中で塞がっている。これもまた、キアラに見て貰うべきだろうか。

 シュリーは困惑した表情。……当たり前か。

 俺は彼女の手を握り、笑顔を見せた。


「すぐに話すよ。さぁ、上に戻ろう」


 俺は自由を奪う奴が嫌いだ。

 レッテル貼りが嫌いなわけじゃない。

 差別が嫌いなわけじゃない。

 でも――ムカつかない、わけでもない。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



「あ……京助、君。おかえ……り」


「た、ただいま」


 上はなかなか地獄絵図だった。先に逃げていた他の囚人をAmDmが集め――美沙がそれを片っ端から氷像にしていたらしい。

 おかげで、苦悶の表情を浮かべる悪趣味な氷のオブジェがずらっと並んでいる。


「ん……ん、う、ん…………あー、うん。えっとね、第二騎士団の人に頼まれて拘束しておいたんだ!」


 戦闘モードから日常モードに戻った美沙が、褒めて! と言わんばかりの笑顔になる。だが周囲の第二騎士団や、獣人族を捕縛したAGたちは完全にドン引きしており……。


「あ、ちゃんと殺してないよ?」


 さらにどや顔をする。よく聞いていると、氷像の一体一体から呻き声が聞こえてきている。これを作ってニコニコしていれば、他の人がドン引きするのも納得か。


(まぁ、いいか)


 俺は活力煙を咥えたまま、彼女の頭に手を置いた。


「ん、ナイス美沙」


「えへへへへへへへ……これで今夜は私が一番可愛がってもらえるね!」


「あー……」


 それはどうだろう。

 シュリーが仮に取り乱したら、彼女に付きっ切りになるだろうしな。

 俺がなんとなく曖昧な表情をしたからか、美沙は唇を尖らせて俺に頭突きしてきた。


「……どうしたの美沙」


「じゃあ私二番ね」


 俺がシュリーを見ていたのがバレたらしい。彼女に苦笑を返してから、俺は活力煙の煙をもう一度吸い込んだ。


「ふぅ~……。後はキアラの帰りを待つばかりか」


 彼女がいないと、脳内は読めない。

 AmDmから伝わってくる感覚だと……街の中はある程度パニックになってはいるものの、大きな被害が出ているわけではないようだ。

 ……いや、囚人が大量に脱走するって時点で大きな被害だけどさ。


「それにしても、なんでこんなことをしたんだろうな」


 冬子がそう言って首を傾げる。


「あの穴を見る限り、下から人をこっそり逃がすことも出来たはずだ。だというのに、こんな大騒ぎを起こして……」


「ヨホホ、まぁ恨み骨髄でしょうデスし……ガス抜きさせるつもりだったのではないデスか?」


 だが、それをやって捕まっていたら本末転倒な気がする。


「そう言われてみれば、妙ですね。囚人の中にどうしても連れていきたい誰かがいたとか、でしょうか」


「それでこの騒ぎは、陽動ってこと?」


 頷くリャン。そのセンがいいところをついている気がする。


「それなら、すぐに撤退した理由も分かるしね。でも……俺が戦ったジンが、あの収容所じゃ最強だったと思うんだよな」


 全員の顔を見て判断したわけじゃないが……感覚的に、ジンが最強だったと思う。だというのに、彼は時間稼ぎのための捨て石とされたわけだ。


「ヨホホ……別に救出する理由は強さだけじゃないデスよ、たぶん」


 それもそうだ。

 強さという意味では、ジンはなかなかの物だったと思うが……しかしそれでも、Sランクには遠く及ばない。そういう意味では、これほどの騒ぎを起こしてまで連れていきたい人物というわけではないだろう。

 であれば、余計に意味が――


「キョースケさん」


 ――背後から、リミトートに声をかけられた。

 俺が振り返ると、彼は困ったような表情で手元の紙を見せてきた。


「死刑囚収容所の方はまだ数えていないのですが……通常収容所の、囚人番号八十一番が見当たらないんです」


 そこには、囚人番号八十一番の風景記憶絵が挟まれていた。獣耳に、無精ひげ。やる気の無さそうな目に、何かに引っ掛かれたかのような傷跡。名前はトトルフィーン、トイフィというらしい。


「うーん、この顔は見てないね」


 AmDmで得た情報と照らし合わせるが、この顔に覚えはない。


「美沙は見てない?」


「あっちの氷像に無いなら無いよ」


 やる気のない百均の店員みたいなことを言う美沙。軽くそちらも見てみるが……いなさそうだ。


「……ん? 尻尾が無い?」


 渡された書類を一応読んでいると、そんなことが記述されていた。獣人族でありながら、尻尾が無いと。


「ええ。それ以外にも変わっている男でして、そもそも通常収容所にいたのも『ヤバい奴に追われているから、もうここにぶち込んでくれ』といきなり詰所に来たからなんです」


 リミトートの言葉に――俺は、久方ぶりの嫌な予感・・・・を覚える。

 異世界に召喚された、あの日の朝のように。


「……ヤバい奴に、追われている、尻尾の無い獣人族」


 何かが、繋がりそうだ。

 もう一つピースがハマれば、繋がる気がする。

 しかし、俺は考えるのが得意なタイプじゃない。こういうのは、マリルやリャンの担当だ。


「リミトート、ごめん。そいつは見てない」


「そうですか……。くっ、まんまと逃がしてしまったか」


 悔しそうに膝を叩くリミトート。しかしこいつは通常収容所――つまり、こちらの死刑囚収容所と違ってだいぶ前に陥落している収容所から逃げている。

 それだけの時間があれば、逃げてしまうのも仕方ないのではなかろうか。


「こっちこそ、ごめんね。実はこっちも首謀者を逃がしちゃって」


「なんと。……キョースケさんでも無理だったのであれば、誰がやっても無駄だったでしょう。それよりも、囚人たちの確保に感謝します」


 ビシッと敬礼するリミトート。俺は彼に軽く頭を下げてから、軽く息を吐く。


「今から、追いかけるつもりだけど……こっちの街は大丈夫そう?」


「はい。もう既に第一騎士団も到着していますし――遅れますが副団長のマナバさんが来られるそうなので」


 副団長か。

 団長のラノールがあれだけ強いんだ、副団長もそれなりの実力なのかもしれない。


「それなら安心だ。じゃあ、俺たちはキアラと合流したら追いかけるから」


「分かりました。……何から何まで、ありがとうございます」


 再度敬礼するリミトートに笑顔を返してから、俺は皆の方へ戻る。


「キアラに電話して戻って来てもらおうか」


「それが良いな」


 俺はいつも通りケータイを取り出して、彼女にかけようとしたところで、キアラが転移で戻って来た。


「終わったようぢゃな」


「お帰り、キアラ。……早速で悪いんだけど、記憶読んで貰っていい?」


 手を合わせて俺が言ってみると、キアラが苦々しい顔になる。


「お主は本当に神使いが粗いのぅ。まあ良い。今夜はちょっと高い酒でも買ってもらうかのぅ」


「ごめんね。どれくらい高いお酒が良い?」


「ヴェネットの五十年物ぢゃな」


 間髪入れずに答えるキアラ。

 ヴェネット、というのは……まぁ、ワインの一種。それの五十年ものって……この前、ファイブのマスターが言ってたな。確か、大金貨二十枚くらい。


「高くない!?」


「お主の年収から比べたら安すぎるぢゃろう」


 いや一般的な家庭の月収くらいあるんですが。


「――冗談ぢゃ。ああいうのは高いだけのコレクションアイテムぢゃしな。一晩飲み放題、お主の酌付きで手を打とう」


「そ、それくらいなら」


 いやでも店によったら、一晩飲んだら大金貨二十枚じゃ聞かないかも……。

 俺がそんなことを考えていると、キアラはさっそく冬子たちが捕縛した獣人族の一人を踏みつける。頭を触ればいいらしいけど、彼女は何故か必ず素足で踏むんだよね。

 そして十秒ほど経ったところで――キアラが一気にシリアスな表情になった。


「こ奴らの狙いは、トイフィという獣人族らしい」


 さっきの逃げおおせた獣人族だ。


「リューよ、そ奴はお主らがおった村を知っているようなのぢゃ」


 それを聞いた瞬間――俺の中で、何が起きているのかがバチッとハマった。


「……こいつらの狙いって、まさか!」


「うむ。リューのおった村――すなわち、人族の国に獣人族のはぐれ者たちが作り上げた、唯一の居場所を奪おうとしているわけぢゃ」


 キアラの言葉に、俺たちは言葉を失う。

 戦争はもう、始まっている。

マルキム「獣人族か……厄介な相手だぞ、キョースケ」

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