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化け者交流会談記  作者: 石勿 想
第二章
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第四十三話 口崎恵と幽霊船

 


『・・・ん? どうしたの霊能?』


「いや、なんかさっきから海藻がやたら足に引っかかるんだぜ。この辺生い茂り過ぎだろ」


『そう? 僕は気にならなかったけど・・・』


『私も気にならないどすぇ~』


「いや俺も多少引っかかるだけだから別にいいんだけどさ」


 そう言ってふよふよと泳ぐ霊能。蘇我も本人が気にしてないならと思い気にしない事にする。さっちんはちょっと気になったのか浮き輪の上から海へ顔をつけ、海中を覗き込んだ。

 と、同時にザパァッと顔を上げて叫んだ。


『手! ててて手! 手っ! 手どすぇ!!』



 第四十三話 口崎恵と幽霊船



「どうしたさっちん、手がしわしわになってるのに今気づいたのか?」


『海だからね~、大丈夫だよさっちん。お風呂でしわしわになるのと同じだからさ』


 慌てふためくさっちんとは対照的に、のんびりと答える二人。

 それを見てさらに慌てたさっちんが霊能の足元を指さして言う。


『手! 海の中に手どすぇ! 霊能はんの足が捕まれてるんどすぇ!』


「何? 誰か溺れてんのか!?」


『ちょっと僕も見てみる!』


 そう言って蘇我も海中を覗く。

 すると覗くやいなや顔を上げ叫んだ。


『霊能! 無数の手が君を襲ってる! はやく逃げ・・・』


「これかっ!!」


 顔を上げた蘇我の目に映ったのは、まるで痴漢を捕まえた時のように掴んだ手を高く掲げる霊能の姿だった。

 掴まれた手は人で言う肩から指までのみが独立したかのような姿をしており、霊能に手首を掴まれながらも生きのいい魚のようにビチビチと暴れている。正直気持ち悪い。


「・・・」


『・・・』


『・・・手、だね』


「・・・手、だな」


『・・・気持ち悪いどすぇ・・・』


「蘇我、あげるぜコレ」


『いらないよ! 捨てればいいじゃん!』


「ほら、いつも世話になってるからな。感謝の気持ちだぜ」


『捨ててくれるのが一番ありがたいよ!』


 ま、それしかないよな。と蘇我に同意しながら海へとキャッチ&リリースする霊能。

 海に戻された腕はうなぎのような動きでどこかへと泳いでいった。


「で、なんなんだコレ? 魚なの? 魚の一種なの?」


『霊能はん、それはウデーギョと呼ばれるウミヘビの仲間どすぇ。嘘どすぇ』


「今一瞬そうなんだーって言いかけたぜさっちん、無意味に人を騙すのは止めような」


『人を騙す小悪魔系さっちん・・・ありだね』


「ねーよ」


 ウデーギョ(仮)を一匹引き離したが、霊能の足元にはまだまだ大量のウデーギョ(仮)が群がっている。気持ち悪いが、かといって傷つけるのも可哀相なので引き離す意味もこめて一旦霊能達は海から上がり休憩をとることにしたのだった。



 ◇



『ここ、どこよ』


 目を覚ましたくっちーが周りを見てつぶやく。

 右を見ても左を見ても海。

 前後左右見渡す限り水平線が広がっている。海以外で見えるものは自分が乗っている手漕ぎボートと目の前ですやすや寝ているツキミ、あと空くらいなもんである。


『え、まっ、え?』


 見間違いの可能性も考えもう一度周りを見る。海だ。


『ふ、ふう・・・深呼吸、一旦落ち着いて。落ち着いてクールになるのよ。大丈夫、二回も見間違えたけどよく見ればちゃんと浜が見えるはず・・・』


 海だ。

 三百六十度見渡す限り全て海だ。現実は非情である。


『・・・状況を整理しましょう。まず私たちは佐悟さんの紹介で海に来て・・・』


 そして浜に行き、そこで霊能と会話。

 霊能と蘇我、そしてさっちんは三人で海へ入って行ったので必然的に霊能達とくっちー&ツキミは行動が別れた。

 その後ツキミがボートに乗りたいと言ったので海の家で二人乗りの手漕ぎボートを借り海へ遊びに行く。ボートの乗り心地が想像以上に良く二人で海を満喫して・・・そこから記憶が無い。


『記憶は無いけど・・・状況証拠はばっちりね』


 周りは海、乗っているのはボート、さっき起きた自分、目の前で寝ているツキミ。間違いなく遭難である。


『と、とにかくツキミちゃんを起こさないと』


 ゆさゆさと肩を揺らし目を覚まさせる。

 ちなみにツキミはよだれまで垂らしての爆睡だ。


『ツキミちゃん、起きて。大変よ』


「たみ子が・・・族長の・・・もぎ取っ・・・むにゃ」


『起きなさい、今すぐ起きなさいツキミちゃん。その夢の続きは見ない方がいいわ』


「んー、はれ? くっちーさんおはようございます?」


『おはよう、まだ眠そうね。でも大丈夫よ、周りを見渡せば眠気は吹き飛ぶわ』


 寝ぼけ眼をこすりながら海を見るツキミ。

 じっくり海を見たあと、視線を動かし海を見る。

 次に海を見て、さらに海を見、そして海に視線を移し、海を覗き、空を仰ぎ、ギギギと言う効果音が聞こえてきそうな動きでくっちーを見る。


「・・・あの、なんか」


『なぁに?』


「遭難してそうなんっですけど」


『そうなんです』


 二秒ほど見つめ合った後に二人は空を見上げ、視線をお互いに向けた。


「どどどどうするんっですかー!?」


『私だって知らないわよぉぉぉ!』


「浜の方向はどっちっですか!? 向こうっですか!? 向こうに漕げばいいんっですか!?」


『いや当てずっぽうに動いても体力を消費するだけよ、まずは落ち着きましょう。ほらふっふっひー、ふっふっひー』


「くっちーさんも落ち着くべきっです。それラマーズ方っですし微妙に間違ってますし」


『ふっひっふー? あ、ひっひっふーね』


「違うんっです。いやあってますけど! あってるけど間違ってるんっですよぉぉぉ!」


 いつものテンションでツッコミを入れるツキミ。

 相変わらず元気が取り柄な娘である。


『はぁ、じゃあ真面目にこれからの事を考えましょうか・・・』


「そうっですね・・・当てずっぽうで漕ぐのはさっき却下でしたし・・・」


『そうだツキミちゃん、救難信号みたいなの出せない? ほら、火の玉みたいな』


「水着だからお札持ってきてないっです・・・」


『・・・お札が無いと駄目?』


「全力でやってライターみたいな火が指先に灯る程度っです・・・」


 所詮は見習い陰陽師である。

 いや実はツキミは実力的には十分陰陽師としてできる部類にいるのだが、いかんせん兄がアレである。お札無しでビルの解体ができるゴンザレスと比べたらツキミなどいつまでたっても見習いなのだ。


『こうなったら作戦Bよ』


「その内容とは!?」


『テレパシーで霊能君に助けを求めるわ!』


「よしじゃあ次の作戦に移るっですよ」


『ちょっと待ってよツキミちゃん!? 分からないじゃない? 私の心が霊能君に伝わる可能性も0じゃ無いじゃない!?』


「はっはっは、現時点でずっと気持ちを伝えられてないのにどの口が言うっですか。じゃ作戦Cっです」


『結構キツい事言うのね・・・はぁ、作戦Cって?』


「たみ子にテレパシーを送るっです」


『同レベルじゃないのぉぉぉぉぉぉ!!』


「なっ! 違いますよあたしはたみ子になら確実にテレパシーを届ける自信があるんっです」


『それ脳内のたみ子によね? 自分で自分にテレパシー送るならそりゃ確実に届くわよね? アニメのキャラな分同レベルどころか私の方が上よねぇ!?』


 まさにどっちもどっちである。


「あぁー・・・作戦D、何かを燃やして煙を上げるってのはどうっです?」


『アリだけどほとんど燃やすものないわ・・・作戦E、今からお札を作る』


「材料が無いっです・・・作戦F、くっちーさんの秘められし力が解放する」


『残念ながらこの状況じゃ私は無力過ぎるわ・・・作戦G、幽体離脱で助けを呼びに行く』


「できないですし助けを呼ぶ方向も分からないっです・・・作戦H、空を飛ぶ」


『方法も方向もさっぱりね・・・作戦I、腹筋を鍛える』


「アレは他の人には無理っです・・・作戦J、海を・・・」


 新しい作戦を思いついては却下、思いついては却下を繰り返す二人。

 次第に投げやりになり思考能力も低下してきた。軽い気持ちで海に来たがまさかこんなことになるとは夢にも思わなかった二人である。

 こうして作戦を提案し続け、ついに今作戦却下数が三桁に近づいてきた。


「作戦CQ、SOSの歌を作詞作曲する」


『聴かせる相手がいないわ。作戦CR、いのちをだいじに』


「精神論じゃ状況は変わらないっです・・・作戦CS、誰か助けて祭りを開催する」


『二人じゃ祭りというには寂しいわ・・・作戦CT、流れに身を任せる』


「正直現時点でその作戦は実行されてるんっですけどね・・・作戦CU、あそこに見える船に助けを求める」


『そんな船無いわ・・・作戦CV、いっそ・・・って船!? 見えるの!? どこ!?』


「あれっですよあれ。まぁどうせ幻覚っですけどね・・・」


『あった! あれね!!』


「同じ幻覚を見るなんて本当に切羽詰まってきてますねぇ」


『ボケてないで漕ぐわよツキミちゃん!』


「え、あ、本物っですか!? まじっですか! ヤバいっですくっちーさん! 急がなきゃ、追いつかなきゃこれが最初で最後のチャンスっですよぉぉぉ!」



 ◇



「船長、三時の方向から小舟がこちらへ向かって来てます」


『船員は?』


「二名です。どうやら遭難者のようです」


『そうか・・・可哀想だな、まさかこの船が海賊船だとも知らずに』


 ニヤリと笑う船長と呼ばれた男。

 その横で船員とみられる男が船長に続いて言った。


「まぁ海賊って言ってもただ航海の許可申請してないだけなんですけどね」


『いやまぁ・・・そうなんだけどさ、別に言わなくてもいいじゃない? せっかく今船長ちょっとかっこよかったのに』


「かっこ・・・よかった・・・? あぁ、船長の出身地方の方言か何かですか? 共通語とは別の意味があるタイプの」


『しっかり共通語としての意味だよスイ君。船長ちょっと傷ついたよ』


「大丈夫ですよ。船長は心の強い人ですから」


『ま、まぁね! 船長はもうワールドクラスの精神力の持ち主だからね! ちょっとやそっとじゃへこたれないのさ』


「なんたって“海賊と言えば腕がフック”だなんてよく分からない理屈で腕をフックにした人ですもんね」


 そう、船長の右腕には人としての五指は無く、そこには鋭く光るフックがついていた。


『いいじゃないかフック。海賊王を目指すからにはこのくらいしないと駄目なのさ』


「両腕ともフックにしないとなれないなんて海賊王ってのは難儀ですね」


 船長の左腕にも、鋭く光るフックがついていた。

 両腕ともフックである


『た、多少の代償は仕方ないんだよ』


「そもそも海賊王って何なんですか、ハンガーの仲間ですか?」


『ハンガーじゃないよ! このフックはハンガーとはなんの関係もないよ! 海賊王ってのはね・・・この海で最も自由なやつの事さ!』


「で、遭難者を保護して向こうの部屋に待たせてますがどうしますか」


『あぁ海賊王には興味無いんだね、船長寂しいよ。と、言うか船長が指示を出す前にもう保護しちゃったんだね・・・ん? スイ君、どこ行くの?』


「トイレですけど? あぁ船長は向こうの部屋に先に行ってて下さい」


『船長さ、たまに君が海賊王なんじゃないかと思う時があるよ・・・』



 ◇



「っぷはー! なんとか助かったっですねぇ」


『ぜぇ、ぜぇ、自分でもよく船に追いつけたと思うわ・・・』


 船発見後、合図を出すすべを持たない彼女らはひたすらにオールを漕ぎ船を追いかけた。

 もう一度やってくれと言われてももう二度と出せないような速さで海を突き進んだ彼女らは、力尽きる寸前の所でついに船にたどり着くことができたのだ。

 そうして彼女たちは下っ端らしき船員に引き上げてもらい、この部屋で待つように言われて今に至る。


『いや本当に一時はどうなることかと思ったわねぇ』


「あとはなんとか宿まで戻れるといいんっですけどねー」


『この船の行き先次第ね、最悪ヒッチハイクとかで帰る事になるかもしれないわよ』


「その時は・・・その時っです。正直今回はもう仕方ないっですよ・・・」


 はぁ、と軽くため息をつくツキミ。

 遭難中に船を発見できたのはかなりの幸運なのだが、上を望めばきりがない。

 今はなんとか早い内に帰れるのを祈るばかりである。

 そんな話をしていると部屋のドアがガチャッと開いた。

 そこから出てきたのは、本来右腕があるべき場所に海賊を象徴するものであるフックがついており、顔には眼帯、そして左腕にもフックという一目で海賊だと分かる風貌の男だった。


『両手にフック!? 凄い不便そう・・・』


「くっちーさん、こ、これは・・・」


『ああうん、なんか空気がもう多分佐悟さんとかの同類な・・・』


「海賊っです! あたしたち海賊に捕まってしまったんっですよ!」


『へ? 海賊?』


「そうっですよ! 見てくださいあのフックを! 海賊と言えばフック! そのフックを惜しげもなく二つもつけた挙げ句に海賊三点セットの一つである黒眼帯まで装着してるんっですよ!? これが海賊じゃなくてなんなんっですか!?」


『ほう、よく分かっているじゃないか君。そうとも! この私こそがこの海賊船の船長であるW・フック! 海賊王になる男だよ!』


「くっ・・・なんて海賊オーラ、これが本物ってやつなんっですね・・・!」


『いや結構胡散臭いわよ?』


『さぁこの船に乗り込んできた訳を聞かせてもらおうか』


「あ、迷子っです」


『ああそうなの? 大変だったね、ジュースでも飲むかい?』


「いえいえお構いなく」


『謙虚だなぁ、まぁ待ってなよ。今持ってくるから』


 そういって船長が部屋から出て行く。

 ちなみにドアノブは下にクイッと下げながら開くタイプだったが船長はフックで器用に開けていた。


『え?』


「どうしたんっですか?」


『ナニコレ私がおかしいの?』


 困惑したくっちーの呟きと同時に部屋に人が入ってきた。

 見た目は普通の船員だが少し偉そうに見える。


「・・・船長はいないんですか? 全く、先に行けと言ったのに。まぁいいです。用件を聞きましょうか」


 少しどころかかなり偉そうだった。


『船長さんなら先ほど飲み物を取りに行かれまして・・・』


「そうですか、まぁ割とどうでもいいんですけどね。遭難していたんですか?」


「そうなんっです」


『ツキミちゃんそれ好きねぇ』


「そうなんっです!」


「じゃあ近くの港まで送りますよ」


『ありがとうございます』


「ああでもその格好をみると海水浴場に送った方が良さそうですね。と、言うかあのボートを貸し出してる海の家に心当たりがあるんでそこまで行きますよ」


「マジっですか!? 感謝感激雨あられっですよ!」


『助かります・・・』


 船員が言った“その格好”とはつまり、水着姿の事である。

 遭難した自分達が完全に悪いのだが、危うく水着姿で迎えを待つ可哀想な人たちになる所だった。

 当然水着なので財布が無い。電話代は船長さんか警察にでも借りなくてはいけないオマケ付きだ。

 と、そこでコンコンどドアが叩かれ、開かれた。

 出てきたのは船長であるW・フック。右腕にペットボトルのジュース、左腕に紙コップを器用に挟んで持っている。


『お待たせー、あれ? スイ君来てたの? 君もジュース飲むかい?』


「貰いますけど船長は飲んじゃいけませんよ」


『ええ!? そんな・・・せっかく飲めるチャンスだと思ったのに・・・』


「だって船長歯磨き嫌いじゃないですか、口から腐敗臭がするんですよ」


『しないよ! 嫌いだけど毎日頑張ってるよ!』


「『・・・』」


『ホラ! スイ君が変な事言うから女性陣が引いちゃったじゃない!』


「・・・」


『ちょなんでスイ君も引いてるの!? 君のせいだよ!?』


「やめてくださいよ、船長の腐敗臭を僕のせいにしないでいただけますかね」


『そこじゃないし腐敗臭もしないよ!』


「ほんはほほよりはまへまへあほほのふらひははるんっへふは?」


『そっちの娘もお願いだから鼻をつまむのを止めて! 年頃の女の子に鼻をつままれるおじさんの気持ちも考えて!』


「良かったじゃないですか、船長にとってはご褒美でしょう?」


『君の船長に対するイメージを聞くのが恐ろしいよ!』


 愉快な人たちである。

 ボートで昼寝→遭難という人に言えないような恥ずかしいコンボを決めてしまった時はどうなることかと思ったがなんとか無事帰る事ができそうだ。

 賑やかに話している三人を横目に、口崎恵は少し暗くなり始めた空を見上げる。

 一緒に海へ来たみんなは今頃どうしているのだろうか、おそらく心配をかけてしまっているだろう。心配させてしまうのが心苦しいながらも、どこか喜んでいる自分がいる。


『今はもう、一人じゃないものね』


 彼女は口裂け女である。

 受け止めきれないコンプレックスとずっと一人で戦ってきた。その過程で、怒りに身を任せ人を害した事もある。

 ずっと一人、一人きり。

 でも、あの日偶然彼と出会い、友人も増え、社交的になり、笑顔も増えた。

 コンプレックスも多少は収まり、それなりに折り合いがつけれている。

 もう彼女は一人じゃない。

 心配をする相手がいる、心配をしてくれる人がいる。

 その事が何よりも幸せで、それに気づいた彼女は輝きだした一番星を見つけて微笑んだ。


「ああそう言えば船長、ここから海水浴場へ行くと大王イカの縄張りを突っ切ることになりますよ」


『大丈夫だよ、出会わないさ』


「自信満々っですね」


『だって船長まだ一度も出会った事がないからね! 運がいいんだ』


『・・・フラグビンビンじゃないの、はぁ・・・せっかく綺麗に終われそうだったのに・・・』



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