詩 時計の秒針と心臓の鼓動
掲載日:2026/07/08
時計の秒針と心臓の鼓動は類似している。
秒針が1秒、2秒と動くのに対して、心臓の鼓動は1回、2回と進んでいく。
よほとのことがないと、狂うことのないの2つの音色。
まるで神が人間に時刻を与えたかのように、秒針も同じく時を刻んでいく。
2つとも時間が経過しても、きちんと進んでいく。
ドキドキ、ドキドキ。チクタク、チクタク。
まるで指揮者が音色を引き出すように、2つの音は大事なものを奏でていく。
メトロームに近いのかもしれない。
時と身体の音色は、自分だけでなく、他人も持っている。
もちろん正常の人もいれば、理由があって狂っている人もいる。
そこら辺の人を集めたら、オーケストラになってしまう。
「今日も生きている」
心臓の鼓動を聞き、落ち着くのだった。




