S-1『星を継ぐものたち』 アークナイツのメンバー
現在本編はカクヨムに連載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16818792438203514740
ガイア物語はスピンオフ作品を含めて非常に登場人物が多い作品になります。
ですので、本編の前にキャラクターのイメージイラストとあわせてキャラクター紹介を追加しました。
自分のイメージを大切にしたい、という方はこの部分は読み飛ばして、第1話から始めていただければ、と思います。
【本文】
序盤の中心となるキャラクターを中心に紹介します。
◆磐田 ダイチ<主人公>
現代日本から異世界ガイアに召喚された普通の高校生です。
パーティの「核」であり、物語の語り手となる視点でもあります。
彼の能力「写倣増幅」は、仲間の特定の能力を一時的に倍加させるという特殊なもので、物語の進行と共にその可能性を広げていきます。
ゲームやアニメ、漫画が好きで、ややオタクな雰囲気を持つ彼は、異世界での戸惑いを感じつつも、持ち前の適応力と古武術の素養を活かして仲間と共に成長していきます 。故郷への帰還を目的としつつも、次第にガイアを守る使命感に目覚めていく存在です。
◆神代 弥生
ヒロイン。過去の日本から召喚された巫女であり、小柄ながらも強力な霊的な力を持つ少女です。
式神を自在に操り、霊的な感受性によって見えない脅威を察知し、瘴気や呪いを浄化する能力に長けています。
また、大地のエネルギー「地脈」を感知・操作することで、戦場を支援することも可能です。常に傍らにいる犬型やカラス型の使い魔と共に、霊的な脅威から仲間を守り、パーティの情報収集においても重要な役割を果たします。
◆エオン・ジュラ
もう一人のヒロイン。炎の魔法を使いこなすエルフの妹で、パーティのメイン火力を担う存在です。
姉のシルルとは対照的に、情熱的で高火力な炎魔法と高い戦闘意欲が特徴です。
自身の強さを試すことや、強大な戦士との戦いを求める彼女の原動力には、母親の死が深く関わっています 。鍛錬や力試しを好み、辛い食べ物にも目がないという活動的な一面を持っています 。
◆セレフィア・アルテア
アルテア王国の皇女であるセレフィアは、気品と優雅さを兼ね備えた美しい女性です。青と紫のオッドアイが印象的で、王家の系譜に連なる存在として、光または聖なるエネルギーを操る能力を持っています。
物語の序盤では、パーティの主要な目標として登場し、その旅の鍵を握る存在となります。
芸術鑑賞や読書を趣味とし、格式ばった作法を重んじる一面もありますが、甘いお菓子を好む意外な一面も持ち合わせています。
王国の危機に際し、自身の力や使命と向き合う彼女の姿は、物語に深みを与えます。
◆エリナ・ヴィンセント
アルテア王国の騎士団に所属するエリナは、皇女セレフィアに絶対的な忠誠を誓う騎士です。
騎士らしい鍛えられた体型と、真面目で凛々しい印象を持ち、その姿はアニメの聖騎士を彷彿とさせます。身体の一部がサイボーグ化されており、聖なる剣技と治癒・強化魔法を操る能力を持っています。
セレフィアの護衛として、常に彼女の傍らに立ち、文字通り「盾であり剣」として任務を遂行します。鍛錬や武具の手入れを欠かさず、騎士道物語を愛する生真面目な性格ですが、効率的な行動を好む実用的な一面も持ち合わせています。
◆コア・トリアス
竜族の族長の息子であり、パーティの物理戦闘の要を担う戦士です 。
竜族の祖の一員で、見た目は20代前半ですが実年齢は約500歳という長命種族です 。水流魔法と卓越した物理戦闘能力を操り、必要に応じて竜化することも可能です。
一族に伝わる「ガイアの守護」という古代の使命を胸に旅をしており、武具の手入れを趣味とする生真面目な一面も持ち合わせています。
◆エオン・シルル
風の魔法を操るエルフの姉で、エルフ族長の娘です。トリアスとは恋人関係です。
優美な見た目とは裏腹に、風を自在に操ることで攻撃、防御、機動力と多岐にわたるサポートを行います 。
また、自然との深いつながりから、疲労回復や精神安定といった癒しの力も持ち合わせています。
退屈な故郷の集落を抜け出し、自由な世界への好奇心から旅に出た彼女は、妹のジュラを常に気にかけています。スケッチや野花飾り作りを趣味とする、穏やかな性格の持ち主です 。
◆クォーツ=ロックウェル
没落した上級貴族の出身である赤魔導士で、パーティの「生命線」となる専門回復役です。
単体・範囲治癒、状態回復といった回復魔法に加え、物理・魔法防御強化や敵の弱体化など、幅広い補助魔法を操ります。
酒を好み、酔うと哲学的になる一面を持つ彼は、失った家族や没落した家名に関する苦悩を抱えながらも、仲間を癒し、支えるために戦い続けます
◆グラント・デボン
大柄で筋骨隆々とした体躯を持つ格闘家で、パーティのメインタンクとして最前線で活躍します。土属性の身体硬質化能力と超怪力で、敵の物理攻撃を物ともせず受け止める鉄壁の防御力を誇ります。
強者との戦いを求め、自身の限界に挑戦することを旅の目的としていますが、その背景には過酷な出自があります 。細かいことや複雑な話を苦手とする、シンプルで力強い性格の持ち主です。
◆レオン=ヤマモト=カンブリア
未来の人類が生み出したクローンサイボーグ兵士であり、パーティの未来技術を司る要の一人です 。脳波制御によって4体の戦闘ロボット「ジェネシス」ユニットを指揮し、高度な戦術・分析能力で戦闘を有利に進めます 。飛空艇アークのメイン操縦士でもあり、その冷静沈着な判断力でパーティを導きます 。効率と最適解を追求する論理的な思考を持ち、地球奪還という大きな使命を帯びています。
◆シータ (Theta)
レオンとは異なるシリーズのクローンサイボーグ兵士で、極めて高度な情報処理能力と単独での戦闘を得意とします。
ナノマシンによるサイボーグ化が施され、完璧な美しさと、世界の真実を見通すような鋭い金色の瞳が特徴です。ハッキングや電子戦に優れ、世界の謎やオーパーツに関する特殊な能力も持ち合わせています。冷静で論理的、感情を表に出さない性格で、自身の出自や存在意義を探求しながら、「過去文明の継承者」として神々の謎を追っています。
◆シャルマ=パ=レオ博士(副キャプテン)
宇宙に逃れた未来人類の末裔である科学技術支援要員で、パーティの知力・分析担当の一角を担います。現代生物学・遺伝学の専門家であり、異世界の生態や現象を科学的に分析する能力に長けています。
主人公の遺伝的特異性や人工生命体の研究にも深い関心を寄せ、常に携帯するタブレットで情報収集と解析を行います。異世界への転移現象の解明と元の世界への帰還を目指しており、知的な探求心に満ちた人物です。
◆シュミット=シュタインベルグ
未来人類の末裔であり、飛空艇アークの整備・改修を担当する技術者です。
高度な機械工学・電子工学の専門家で、アークのメンテナンスだけでなく、新たな装備の開発・製造も手掛けています。異世界の技術やオーパーツの解析にも意欲的で、パーティの技術面を支える縁の下の力持ちです。常に工具を携帯し、効率的な作業手順を好む彼は、新しい技術や機械に触れることに無上の喜びを感じます。
◆キャプテン・イライアス(キャプテン)
「空の探求者旅団アークナイト」の創設リーダーであり、歴戦の冒険者にして飛空艇船長です。
50代で頑健な体躯を持ち、高度な操縦技術に加え、広範な世界知識、交渉術、優れた危機察知能力とリーダーシップでパーティを統率します。
世界の均衡維持や若き希望への投資を旅の目的とし、酒や地図収集を趣味とします。
過去に多くの仲間を失った経験を持ち、「航海日誌に記録しておけ!」などが口癖です。
パーティは彼を中心に約12年以上前に設立されました。
◆アルカ
古代魔法の探求者であり、その真の姿はとにかく謎です。
遥か昔に未来からの知識伝授を受け、数百年から数千年もの時を生きる彼は、膨大な古代知識と未知の魔法を操ります。特に「真理の探求」という情報収集・解析魔法に優れ、世界の謎に関する重要なヒントをパーティに与える導き手としての役割を担います。
◆飛空艇アーク
飛空艇アークは、主人公パーティ「空の探求者旅団アークナイト」の主要な移動手段であり拠点となる高性能航空船です。
過去文明と未来技術、ガイア世界の魔法技術が融合したハイブリッド動力で稼働し 、レオンがメイン操縦士を務め、戦略AI「ストラタ」が制御します。
全長約80m、最大乗員数は約30~40名で 、操縦室、居住区、研究/整備室などを備えています。
搭載車両やドローンも持ち 、戦闘では「ガイア・キャノン」を主砲に、連装ビームランチャーや対空迎撃レールガン、電子戦システムなどを備えた多角的な防衛・攻撃能力を持ちます。
アークは単なる乗り物ではなく、パーティの「家」であり、情報収集・分析の拠点、そして最終決戦における重要な戦力となります。