#38 決戦の日
皆さん、こんにちは!アオです!
それでは「あの人は高嶺の花」をどうぞ!
途中ちょっとした告白イベントもあったがあっという間に
文化祭二日前になった......そして俺の告白までも残りわずか......
安芸「だいぶ校内も文化祭の雰囲気が漂ってきたな」
俺「だな。高校初めての文化祭楽しみ!」
校内の飾りつけは明日の文化祭前最終準備で基本行われるが
準備が大変なものに関しては前々日である今日からスタートだ。
安芸「お前はハッピーに文化祭を迎えることができるのだろうか......」
他の人から聞いたらすごく意味深な発言をする安芸。
俺「だから.......やめてって誰かに感づかれたらまずいだろう
それに結果は目に見えているのだから.......」
安芸「いや、お前が振られる確率は99%だ」
俺「それ俺を慰めているつもりか?」
安芸「そのつもりだ。たった1%の確率があるのならその1%に必死に
つかまった方がいいだろう」
安芸にしてはいいことを言ったつもりだろうが99%なんて
部の悪すぎるかけだ。まあ、そんなかけに俺はでるんだけどな......
そしてその日も順調に進んでいく。休み時間はずっと文化祭の話題だけだ。
放課後.......うちのクラスの出し物である【桃太郎~特別ver~】のリハーサルが
行われ始めた。あまり劇の方には目を向けていなかったがかなり完成度が
高い作品だな。原作の良いところを残しこのクラスだけでしか出すことができない
ものをたくさん取り入れてオリジナル要素を入れる。
この台本考えた人、将来「物語」を作る仕事向いていそうだな.....
そんなことを思いながら劇に目を向ける。
先生もその劇を真剣に見ていてうなずきながら聞いていた。
安芸と立美さんはほかのことで忙しいようだ。
尺である8分を目いっぱい使い高いクオリティが出来上がっていた。
劇が終わると自然と拍手が巻き起こる。
演劇者の額には汗が見える。それだけ動けば汗もかくだろうな......
大変そうだけどとてもやりがいが見えるような感じがした。
そしてそれぞれのグループの代表者が劇の感想を述べていく。
どのグループの代表者も"よかった"と大変満足そうに言っていた。
最後の話として先生の話があったが先生も本番もこのクオリティを
全校生徒に見せられると思うと誇らしいと言っていた。
それだけ俺たちのクラスの出し物のクオリティは高いものになっていた。
先生「お疲れさまでした。それでは今日はここまでです。
明日はひたすらに文化祭の準備をするので覚悟しておいてくださいね」
クラスのみんなが先生のその言葉に元気よく"はいっ"と答える。
みんなやる気満々のようだ。よしっ、がんばるか!
翌日.......登校の電車の中、沙友里さんと話をしていた。
俺「そういうことで今日、告白することにしたんです......」
沙友里「そっか~!!まじか~!!告白成功するといいね!」
俺「......でも明らかに振られることはわかっていますから」
沙友里「初めから弱気じゃダメだって!それに振られることがわかっていても
告白するわけでしょ!私なら絶対に無理だよ!」
人って他の人の恋バナを聞くのは大好物なのだろうか......
沙友里「......もし振られたら私でもいいんじゃない」
俺「......えっ、それってどういうことですか!?!?」
沙友里「フフフッ、冗談だよ。冗談。でも慰めてあげるから!」
沙友里さんの言葉にドキドキしながら見送る。
そしてその日がスタートした。今日は完全に授業がなく文化祭の準備だけだ。
校内だけではなくグラウンドや校舎自体も飾りつけをしないといけない。
そんなこんなであっという間に時は過ぎていき、とうとう最終準備。
最終準備は他クラス合同のグループで行われる。
安芸の文化祭実行委員権限で俺と青谷さんを同じグループにしてもらった。
これだけで頭を上げることができない。
そして先生から指示されたことを青谷さんと一緒にこなす。
しかし俺の心の中はずっと青谷さんしか考えることができなかった。
この後、俺は青谷さんに告白するんだ.........そう思うと手が震える。
この震えはおそらく"振られるのが怖い"だからだろう。
誰だっていざ告白直前になったらこうなるのだろう........
そう思っているとあっという間に下校時刻が刻一刻と迫ってきた。
やばい........何か言わないと......
そう考えること数分、先生から解散が命じられた。
青谷さんが友達の方へ行こうとした直前.......
俺「あっ.......あっ........青谷さん!」
青谷「?どうしたの?」
俺「その........好きです!俺と付き合ってくれませんか!」
青谷「えっ........」
数秒俺たちが固まっていると"なんだ、なんだ"と野次馬が集まってくる。
それを気にしたのか青谷さんが少し考えて
青谷「その........気持ちはうれしい。返事は来週でいいかな?」
俺「はいっ!」
俺の気持ちが届くように全力で返事をした。
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それでは次回お会いしましょう!アオでした~!




