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#33 二度目の失恋

皆さん、こんにちは!アオです!

それでは「あの人は高嶺の花」をどうぞ!

テスト期間一週間前.......話題はテストと文化祭の両方が混ざっていた。


安芸「そういえば、文化祭の出し物お前も出てみないか?」

そう誘う安芸はさっきの時間で文化祭実行委員になった。

そして案の定というべきか立美さんも安芸と同じだ。


俺「俺が?そういうの苦手だから遠慮しておくよ。

  普通のクラスの出し物の裏方をやっているから」

出し物では個人部門とクラス部門がありクラス部門は全員参加だが

個人部門の方だけ有志を募って出し物をする。


安芸「そうか.......残念だよ........青谷さんの出るって言っていたが........」

最後の言葉に俺は目を開く。すると待っていましたと言わんばかりに

安芸「やる気になったか?」

俺「っ.......いや、遠慮しておくよ。やっぱり俺そういうのじゃないから」

安芸「........つれないなぁ~」


立美「二人で話してどうしたの?」

なんだかまたいじられそうな人が一人追加........

安芸「文化祭での出し物、青谷さんが出るからお前も出ないかって

   台地に誘ったが出ないそうだ........はぁ~.......残念......」

安芸がそう言いながらため息を出すと立美さんもため息をつき


立美「北山くん、もしかして朝日ちゃんのこと好きじゃないの?」

俺「べっ.......別にそうじゃないけど、あまりこういうので前に出る

  タイプじゃないからさ........俺........」

安芸「それだからいつまで経っても"高嶺の花"なんじゃないか?」

痛いところをついてくるな.........


その後、何回も説得してこようとする安芸を何とか振り払う。

安芸「わかった。お前の意思は変わらないんだな........」

やっと安芸が説得してくれたようで何よりだ。


放課後。図書室で借りっぱなしにしていた本を返却し帰ろうと

して体育館、横を通る。すると男女が向かい合っていた。

しかもその女子の方は青谷さんだった。

そして明らかに男子の方は緊張している様子.........


その二つだけで俺はなんとなくわかってしまった。

男子「青谷さんのことが好きです!付き合ってください!」

俺の嫌な予感は的中し、男子が頭を下げる。

数秒間が開いて青谷さんが男子をまっすぐに見て言う。


青谷「気持ちはうれしい、ありがとう。でも私好きな人がいるので

   その気持ちに応えることはできない.......ごめんなさい.......」

青谷さんはそのまま頭を下げる。

男子は笑顔で"わかっていた。返事をありがとう"と言い残して

その場を去っていった。

去っていったときに見えた顔には涙を浮かべていた。

おそらくわかっていたのだろうが、体はわかっていなかった.........


さらに青谷さんがその場を去っていき俺は告白をした側でもないのに

告白をされた側でもないただの傍観者なのに一人で傷ついてた。

これまで青谷さんが好きな人がいる素振りすら見せなかった。

もちろん、彼氏がいたこともあったが彼女自身"本当に好き"だったか

はわからないと語っていた。


でもそんな彼女でも"恋をする"という気持ちになった。

一度、失恋してなんとか立ち直ったにも関わらず二度目の失恋が俺を襲う。

気が付けばその場に崩れて涙を浮かべていた。


こんなところ誰にも見せれないと思った俺は必死の思いで足を進める。

なんとかバスへたどり着く。もちろんバスの中には生徒がいなかった。

一番後方の席に座り外の景色を眺めていた。

やっぱり俺には"高嶺の花"すぎたのかな.........

彼女の好きな人を聞いていないのでわからないがその人は幸せ者だろう。


それが俺だったらいいのに........と思いながらため息を漏らす。

バスが学校の最寄り駅に到着する。降りていつもより少しだけ遅い時間に

電車に乗る。電車内は帰りのサラリーマンや学生で混んでいた。


座れなかったことに何の感情も持てなかった俺は相当この失恋が大きいことに

気が付く。なんで、俺は彼女のことを好きになってしまったのだろう.......

彼女がもっと"高嶺の花"ではない存在だったらよかったのに......

青谷さんは何も悪くないが俺は心の中でそんなことを思ってしまう人間だ。

俺ってこんなにも最低な人間なんだな......


翌日、いつものような表情で学校に向かった。確かに誰かに相談したい

気持ちもあったが、いつも相談している安芸に気を遣うのはまずいと

思ったので頑張っていつも通りに過ごそうとした。


安芸と普通に話をしていると立美さんが入ってくる。

安芸は俺の悩みなんかこれっぽちも気が付いていない様子だった。

良かった、ばれていないんだな......そう安堵をしていると.......

立美「北山くん元気ないけど大丈夫?」

俺「えっ?.........ああ、大丈夫だよ」

安芸「気のせいなんじゃないか?」


立美さんに怪しまれたので俺はいったん二人の席を外した。

すると立美さんが追いかけてきた。

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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