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#27 体育祭~前編~

皆さん、こんにちは!アオです!

それでは「あの人は高嶺の花」をどうぞ!

宮本「ただいまより第75回体育祭を始めます。はじめの言葉

   体育祭実行委員三年生代表、佐藤さんお願いします」

佐藤「はい!いよいよ待ちに待った体育祭当日です。

   怪我がないように楽しんでいきましょう!」

宮本「それでは体育祭スタートです!」


そう放送する宮本さんは"はきはき"と聞き取りやすさがあった。

俺「宮本さん放送うまいね」

宮本「そっ.......そうかな?中学の時に一度だけやったからさ」

さすがだなと感心しながら、心の中では青谷さんの無事を気にしていた。

最低な男だと思われるかもしれないが.......


そして開会式は校長先生の話、体育祭の先生の話があり、開会式は終了した。

そして俺と宮本さんは速やかに自分のところへ戻る。

一番最初の競技は一年生の台風の目だ。


三年生「初めに一年生の台風の目です。対象の選手は準備をしてください」

そう言われ先生が「絶対に優勝を狙うぞ~!」というのが聞こえた。

やっぱり体育祭は先生も楽しみにしていたのだろう。


三年生「それでは一年生の皆さん、お願いします」

練習の時のように並んで各自の場所へ向かう。

知っての通り、台風の目は棒を三人一組で持ちカラーコーンを

中心に回って最初のスタート位置に戻ってくるというのを

クラス全員分繰り返すというものだ。


先生「よーい........スタート!」

先生の合図によって一斉に走りだす。他のクラスが若干、フライングを

していたかしていなかったかの問題が発生したがそれ以外は順調に進む。

現在、俺たちのクラスの順位は4位。8クラス中なのでまずまずといったところ。


俺たちのチームも普通にことをこなし中盤へ入る。中盤時点では5位。

俺たちのクラスの作戦上、後半で一気に巻き返すという感じになっているため

現在のこの順位は計算のうちのようなものだ。

ちなみに後半にした理由はただ"逆転するとかっこいい"からという

何ともしょうもない理由だった。


ついに後半に棒がわたる。さて一体どうなるのだろうか.......

少しだけハラハラしながら見守ると後半組が一気に二クラスをぬかし

3位へ浮上。このままぬかし続けてくれればよいのだが.......

そう思っているとさらにぬかし2位へ。とうとうアンカーへと移った。


周りからは"頑張れ~!"や"ぬかされるな~"という声が聞こえた。

先生も"いけ!頑張れ"と生徒と同じような感じで騒いでいた。

そして全クラスがゴール。果たして俺たちのクラスの順位は......

結果3位だった。一度2位へ上がったものの最後の最後で逆転を

許してしまい結果3位ということだ。


終わるとみんなが口々に"よかったよ"や"お疲れ様"などと言っていた。

俺は宮本さんと合流をして再び放送席へと向かう。

宮本「北山さん、お疲れ様!」

俺「おう、宮本さんもお疲れ様」

二人でねぎらいの言葉をかけながら向かうとちょうど三年生の人とすれ違う。

三年生「二人とも、お疲れ。それとこれからの放送頑張ってね!」

なんて優しい先輩なんだろうか。そう思いながら席に着く。


宮本「次は二年生の二人三脚です。対象の選手は準備をしてください」

これも知っての通り、二人一組で片方の足を固定させて息を合わせて

コースを走るというものだ。まさに団結力が試される。

宮本「それでは二年生の皆さん、お願いします」


その後は、特にけがや事故などもなく競技が進んでいった。

俺「天候にも恵まれてよかったよね」

俺は暇だったのでついそんなことを言う。

宮本「そうですね。天候のせいで中学時代、体育祭本番当日に

   できたことなかったから何気に初めてなんだよね」


俺「全部、予備日での開催だったってこと!?」

宮本「そうだよ。だからこうやって当日にできてうれしいよ!」

そうなんだ。もしかして宮本さん、雨女?

そんなことを考えていると二年生の競技が終了した。


俺「午前最後の競技は、三年生の騎馬戦です。対象の選手は準備をしてください」

これも説明は不要だと思うが、一グループ五・六人で一人大将を決めて

大将がつけている帽子を取られないようにするというものだ。

そこそこ危険なものだが、この高校では昔からやっている伝統のようだ。


俺「それでは三年生の皆さん、お願いします」

俺がそう放送すると三年生の方から勇ましい声がする。

白組大将「俺は、白組大将!赤組を絶対に倒すっ!」

赤組大将「わらは、赤組大将!その首もらわせてもらおうか!」

今から、関ヶ原の戦いでも始まるのかというような雰囲気だ。


先生「よーい......スタート!」

白組大将「おらっー!いっけ~!」

赤組大将「狙うは白組大将の首のみだっ!」

かなりバチバチの戦いが繰り広げられる。本当に戦国の世みたいだ。

その戦う姿に先生までも虜にされる。


昔から受け継がれている理由がなんとなくわかった気がした。

そして結果は赤組が優勝。

宮本「ありがとうございました。それでは、お昼休憩にしたいと思います。

   先生の指示に従って休憩をしてください。」

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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