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#25 急ぎのポスター制作

皆さん、こんにちは!アオです!

それでは「あの人は高嶺の花」をどうぞ!

宮本「ごめんね、放課後にここまで付き合わせちゃって........」

俺「いや、俺こそごめん。宮本さんにここまで負担かけていたなんて.......」

宮本「それはお互い様でしょ!北山さんは副委員長だし........」


そこから会話は続かずもくもくと作業に取り掛かる。

宮本さんが作ったポスターに色を塗っていく。

あっという間に時間は過ぎていき夕日が俺たちを照らしていた。


俺「ふぅ~.........これで色塗りは終了だね」

宮本「遅くまでありがとう、片付けしたら帰ろうか」

片付けをした俺たちは、無言で廊下を歩く。

足音だけが誰もいない廊下に音を響かせる。


宮本「私もバス使ってみようかな」

そう言って宮本さんはいつもの通学路ではない方に来る。

俺「えっ.........いつもの方向じゃなくて大丈夫?」

俺が心配してそう声をかけると宮本さんは


宮本「大丈夫だって!ばれなければセーフ!」

そう言いながら軽快なステップでバスに乗車する。

もちろんバスの中に俺たち以外の生徒はいなかった。


俺「そういえば、宮本さんはどうして体育祭実行委員に立候補したの?」

ふと湧いた素朴な疑問を宮本さんにぶつけてみる。

すると彼女はいきなり慌てふためいて

宮本「そっ........そこまで深い意図はないよ.........

   友達にやってみたらって言われていただけだから........」

俺「そうなんだ」

若干、腑に落ちない回答だったがそれ以上何も言わなかった。


宮本「でも北山さんは立美さんたちからの推薦だったよね。

   すごいよ。それだけ友達から信用されているってことだし」

ここだけを切り取ればとても良い話に聞こえるが、実際は

ただあいつらが俺の恋愛協力をしていたなんて言えるはずがない。

俺「そんなことないよ.........その友達的なノリでやっただけだから........」


そう話をしているとバスは学校の最寄り駅にたどり着く。

俺「宮本さんは大丈夫なの?」

宮本「帰るときのこと?それならこの駅も定期券の範囲内だから大丈夫!」

そして俺はいつもの線路へ向かう。


すると何かに気が付いた宮本さんが話しかける。

宮本「あれっ、北山さんもこっち方向?」

俺「そうだけど、宮本さん?」

宮本「うん、学校から家まで少し距離があるから」

俺「そうなんだ、俺と同じだね」


そんなことを言いながら来た電車に乗る。現在時刻は17時19分。

昼間の暑さは消え少しばかりムシムシしている。

電車に揺られながら俺はいつもの小説を読み始める。

宮本さんはSNSを見ているようだった。


そしてある駅で電車が停車する。

宮本「私はこの駅なので!絶対に体育祭成功させましょうね!」

宮本さんはそう言って電車を降りて行った。


そして翌日、とくにこれといって目立った出来事もなく終わっていった。


先生「それじゃあ各自で、体育祭の練習をするように!」

先生にそう言われて各々体育祭の練習が始まった。

前回は三クラス合同練習だったが今回は、このクラスだけだ。

十数分後、学年対抗リレーに向けた練習を行うという形になった。


その中でも意外だったのが、安芸と立美さんのカップルだ。

どちらともかなりの足を速さを保持しておりクラスを勝利の道へと

引っ張っていくような感じだった。


ちなみに俺はというと、特別遅いということもないが

平均よりも少し遅いといったところだ。

俺「安芸、めちゃくちゃ早いな」

安芸「だろ。彼女もかわいくて勉強ができて足も速いなんて最高だよな」


安芸に話しかけたことを若干後悔していた。

まさか、このタイミングでのろけ話をされるとは思ってもいなかった。

少し気分を落とされてしまいながら俺は練習を再開した。


そしてその日の放課後、俺と青谷さんは先生に集められていた。

先生「前に伝えた通りの日課が確定した。それに伴って

   司会の原稿が決まった。少し目を通してみてくれ」

先生に差し出された原稿を俺たちは寄って見る。

一通り目を通して俺たちは先生の方を見る。


先生「体育祭実行委員は基本的に体育祭の運営に携わる。

   そこで委員長と副委員長の二人に司会を任せたいのだがどうだ?」

青谷さんは俺を見合わせてうなずく。

青谷「はい!任せてください!絶対にこの体育祭を成功させます!」

先生「よしっ!頼んだぞ!じゃあこれは委員長の方に渡しておこう」


そして俺たちは下校という形になった。

青谷「先生から渡された原稿だけどどこを分担するか決めよう」

青谷さんはそう言って先生から渡された原稿を広げる。

所々、三年生の人が担当するところがある。


しかしそれ以外はすべて俺たち司会の仕事になっている。

そして話し合いをすること数分.........

青谷「じゃあ私がこことこことここ、それとこの一部分で残りは

   北山くんにお願いしていい?」

俺「了解っ!」

バスは駅に到着し、俺と青谷さんはここで別れる。


宮本さんもそうだったけど、絶対にこの体育祭を成功させてやるという

強い気持ちが俺にも芽生えた気がした。

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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