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#16 失恋

皆さん、こんにちは!アオです!

それでは「あの人は高嶺の花」をどうぞ!

その日の昼休み、ご飯を食べ終え俺たちは人通りが少ない

中庭のベンチに座って話始める。

安芸「で、どうしたんだ。お前らしくないぞ?」

そんな感じで声をかけてくれる安芸。


俺「俺.......失恋したかもしれない.......」

安芸「落ち着け、それは噂で聞いただけか?それとも実際に

   付き合っているようなところを見たのか?」

俺「その中のどれでもないけど青谷さんとその友達が"彼氏できたの?"

  みたいな話をしていて青谷さん曰く"うん"だって.......」


俺は力もなくベンチで落ち込む。

安芸「.........大丈夫だって、すぐに別れるって」

俺「そうなのかな?でも、やっぱり俺には高嶺の花だったんだよ.......」

こんな自分が嫌になってしまう。そう思っていると


安芸「まあ、なんていうか.......お前にも時期に良い人が見つかると思うよ」

彼は少し言いづらそうにしてそういう。

俺「お前は彼女がいて羨ましいよ........」

そんな俺の慰め会みたいな感じでその昼休みは過ぎていった。


そして別の日、借りていた本を返却しようと思い図書室に足を運ぶ。

すると青谷さんが一人で本を選んでいるのが見えた。

俺は胸が締め付けられるような感覚に陥りすぐに図書室をあとに

しようと考える。しかしそんな考えもむなしく青谷さんがこちらに気づく。


青谷「あっ!この前はカラオケ楽しかったよ!緋色ちゃんに聞いたけど

   また四人で遊びに行くんだっけ?」

俺「うっ.......うん、そうらしいよ」

青谷「そっか~楽しみ!」


そう話していると青谷さんの彼氏らしい人物が図書室へ来た。

?「朝日、先生に呼び出されていたぞ」

青谷「わかった!今行く!」

青谷さんの表情が明るくなるのがすぐにわかった。

完全に彼氏のことが好きなんだな.......


それにちらっと顔が見えただけだがかなりのイケメンだ。

それに対して俺なんか........俺は悲しい気持ちに浸りながら

図書室をあとにした。


その日の下校、俺は読んでいる小説を区切りにし失恋小説を

読み始める。何回か読んだ小説だが実際にこうやって失恋を

経験してみるとなんかだ沁みるものがあるな.......


沙友里「大地君、久しぶり~」

そう言って笑顔でこちらに近づいてくるのは沙友里さんだ。

俺「沙友里さん!久しぶりです!」

沙友里「ちょっと委員会のやることがあって朝早く登校しないと

    いけなくなっちゃって」

だから最近、会う頻度が少なくなっていたのか。


沙友里さんと会って安心したが俺の気分は沈んだまま。

すると沙友里さんが

沙友里「どうしたの?そんな悲しい顔して」

俺はそんな優しい言葉をかけてくれた沙友里さんを見ながら

これまであった出来事を話した。カラオケから失恋したことまで。


沙友里「そっか........厳しいかもしれないけどそれは台地君自身が

    決めた運命じゃないかな?」

そう語り始める沙友里さんに俺は"えっ?"と思う。

沙友里「だって台地君は告白をしたわけじゃないでしょ。

    もしそれで振られたらそれは仕方がないけど

    告白もしてないならそれは台地君が決めた運命なんだよ」


沙友里さんは遠くを見つめるような感じで話す。

俺自身が決めた運命なのか........確かにそうかもしれないな.......

相手はモテるってわかっているのに俺は何も行動できなかった。

いや、しようとしなかったんだ。だからこそこの結果は

俺自身が決めた運命なのか........

厳しいけど確かにその通りだなと感じる。


沙友里さんはいつもの駅で降り俺は一人電車の中で考える。

これから俺はどうすればよいのか........

でもその答えは俺で出せるはずがなかった。

人が悪いかもしれないが別れることを祈るだけだ.......


そんなことがあり翌日。

安芸「お前は今のままでいいのか?」

俺「でも仕方がないと思うよ........さすがにNTRをするわけにはいかないし」

安芸「確かにそうだが、青谷さん怪しくないか?」


そう疑う安芸に驚く俺。

俺「どうして?」

安芸「青谷さんを疑うわけじゃないが付き合う前に"しばらく恋愛はいい"

   って言っていたけどたった一か月程度で付き合い始めたんだぞ?」

俺「確かに一理あるかもしれないが普通に告白されて

  その人を好きになったパターンだろう。それしか考えれない」

安芸はしばらく黙って俺に言う。

安芸「お前がそれでいいならいいけど.......」


そう言って彼は彼女のところへ行ってしまった。

付き合ったならお前はあきらめろよと思われるかもしれないが

そんな簡単に忘れることができればこんなに悩んでないっての。

それに、もうすぐで夏休みだ。夏休みに今度は海へ四人で

行くことになっている。


できればその予定をキャンセルさせたいが安芸から

"青谷さんも四人が良いって言っていたぞ"と言われてしまって

引くに引けない状況が続いてしまっている.......

こんなことになるなら恋なんてしなきゃよかった.......

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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