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#1 高嶺の花

皆さん、こんにちは!アオです!

さて今回から新たな恋愛小説を書き始めることになりました!

主人公が高値の花に恋をするというどこにでもありそうな

ありふれた設定です!それでは「あの人は高嶺の花」をどうぞ!

桜が舞う4月。俺は高校一年生としてこの高校に入学した。

何の変哲もない高校生活を過ごすのだろうと思ったが初日から違った。


学校へ行く著中、忘れ物に気が付いてダッシュで家へ戻る。

もちろんその間に女子とぶつかるなんてことはなかった。

正直、俺はそんなことを期待してしまっていた。


そりゃあ憧れの高校生活だ。期待しない方が無理な話だ。

なんとか忘れ物を取って学校へ登校する。


そして入学式。知っている顔ぶれは誰一人としていない。

俺は県内でも遠い高校を選択して登校しているからだ。


教頭先生「新入生代表、1年2組青谷朝日(あおたにあさひ)さん」

朝日「はい!」


教頭先生に呼ばれたその人は席を立ちあがり壇上を昇っていく。

そして俺たち新入生及び先生たち・在校生を見回して一礼。

新入生代表の言葉を読み始めるがその内容は俺には一切入って

来なかった。俺は彼女に見とれていた。


その瞬間に俺はわかった。ああ、恋に落ちたんだと。

これまでに"恋"という経験は一度だけだ。それも小学校低学年の頃。

そんなまだ恋愛に未熟だった時とは違う。


この高校では成績重視の学校だ。なのでこの新入生代表もおそらく

入試の結果を参考にしながら選抜しているのだろう。

ちなみに俺の学力は少しギリギリでこの学校に合格した程度だ。


しかし彼女は違うおそらく成績優秀な人だ。

それに周りを見回すと俺と同様に彼女の魅力に引き付けられている男子が

複数人いた。この後のライバルとなるのだろう。


そう考えているうちに新入生代表のあいさつが終わってしまった。

その後の式はトントン拍子で進んでいった。

そういえば、彼女は2組で俺は1組だ。なんで神様はこういういじわるを

するのだろうか。落胆しながら式が終わり教室へ戻る。


教室に戻っても彼女のことを考えており上の空だ。

でもなんとなくだが、俺には高嶺の花のように見えた。おそらく成績優秀

式の周りの様子を見る限り容姿も整っている。

全く俺と釣り合うステータスではない。そう思うとさらに落胆した。


教室では授業がなく高校の説明で下校という形になった。

俺は人込みをかき分けながら駅へ向かうバスに乗り込む。

朝もそうだったがこのバスを利用している生徒は少なくのびのびと

座ることができる。なんて快適なのだろうか。


俺がバスに乗り込んでから少しすると青谷さんがバスに乗ってきた。

そのとたん、俺は心の中でガッツポーズをする。

おそらく彼女も電車通学なのだろう。そのためにこのバスを利用する。

学校から駅まではこのバスで10分。この10分だけでも俺にはうれしい。


そんなことを考えていると........

青谷「お隣いいですか?」

俺「えっ.......ああ、どっ.......どうぞ」

青谷さんが隣に座ってきた。さっきまでの神様に対する怒りはなく尊敬だ。


彼女と話したいけど何を話せばよいのかわからない。

それに話しかけていいのすらわからない。なんだか俺が踏み入れては

いけない人のような人間だ。


バスが高校を出発してから数分、お互い何も話さなかった。

青谷「私、1年2組の青谷朝日。君は?」

俺「えっ.......?」

彼女にそう話しかけられて俺の思考は停止する。


青谷「ごっ.......ごめんね、迷惑だったよね」

俺「いやっ........そっ.......そんなことないよ........俺は1年1組の北山大地(きたやまだいち)

青谷「1組か~」

思ってもいなかった出来事に俺はまた心の中でガッツポーズをする。


しかし楽しい時間とは早く過ぎるものでバスは駅へ着いてしまった。

ああ、この時間が永遠だと良かったのに........

青谷「バイバイ!」

彼女はそう言いながら俺に手を振ってバスを降りた。本当に天使だ........


彼女と電車が同じであってほしかったが、さすがにそんなことはなく

俺は改札を通りホームのベンチに腰を下ろす。

案外高校生活って楽しそうなものだな、なんてことを考えながら電車を待つ。


周りを見ても高校生の姿は少ない。おそらくここら辺の高校で俺の方角の

人は少ないのだろう。彼女がこっちの方角だったらどれほどうれしかったことか。


電車がホームに来て、俺はその電車に乗り込む。ガラガラの車内。

俺は座り、スマホで小説を読み始める。電車で俺の家までは40分程度かかる。

だからこそ、暇つぶしの小説だ。数分して次の駅に電車が止まる。


俺と同じ高校生くらいの人が数人電車に乗り込む。

ホームに少し目を向けて再び俺は視線を小説に戻す。

もくもくと小説を読み進めているとやけに隣から視線を感じる。


最初は赤ちゃんが俺を見ているのかと思ったが視界に映った制服で悟った。

俺「えっと........なっ.......何か用ですか?」

仕方なく俺は視線を感じる隣を見て言う。

?「すっ.......すみません、邪魔をしてしまって。何の小説を読んでいる

  のかなって思って........」

俺「それでずっと視線を送っていたんですね」

?「迷惑ですよね.......すみません」

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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