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7 1978/9/11 中学1年で初めて【狩り】が成功した話し。

+++1978/9/11 はじめの一歩+++


<ワイ ワイ> <ガヤ ガヤ> <ハイ!4時間目を始めますよ!>


これは・・俺が13回目の誕生日を迎えた日の話だ。


食べ盛りの俺は・・給食前で力が出ずに・・<ショボン>として授業を受けていた。


特に勉強が出来たわけでは無い俺だったので、教えているのが【教育実習】の女子大生でなかったら寝ていたかもしれない・・


<シーン・・>俺は・・「ハイハイ。午後1時が来ましたね・・」と思いながら・・


「え?給食食っていないのに!静止した世界になった・・芹澤か?」とビックリしていると・・


<ガラッ>と教室の扉が開いた・・<ヒャッホ!ヒャッホッホ―!>


と叫びながら、見知らぬ60歳位の男が【全裸】で教室に入って来たのだった。


しかも【猟銃】を手に持っていたので、俺は<シーン・・>として下を向いていた。


男は、教育実習の若き女子大生を見ると・・「ホッホッホー!誕生日のプレゼント。神様ありがとう!私は【時間の神クロノスの使徒○○だ!】私のズッキーニを喰らいなさい!」と言いながら・・【ウインナー】サイズのペ○スを振り回しながら・・彼女を床に寝かせたのだった。


<ハアハア・・ウグッ!> 男が【イク】まで俺は知らぬ顔をして下を向いていた。


すると今度は、俺の【大好きな】同級生の方に歩きだしたのだった。


「ホッホッホー!けしからんオッパイですね!お仕置きしなければ・・」


と言うと、今度は彼女の口を指で広げ・・「クロノスの使徒のズッキーニを喰らいなさ~い」と言いながら・・ウインナーを・・


「ちょっと待って!」俺は我慢出来ずに<ガタン>と、椅子から立ち上がると・・


「ヒイ!」と変な声を上げて男はウインナーを両手で隠したのだった。


俺は「しめた!」と思い、猟銃を掴んで引き金を引いた・・<カチッ>


「ヒイ!・・え?」「あれ・・」男と俺はてっきり<ズドン!>と猟銃から散弾が発射されるとばかり想像していたので、拍子抜けしてしまう。


「逃げろ!」俺は猟銃を抱えて教室を出るが・・「待ちなさい!神の使徒を怒らせましたね!」と言いながら男は俺を追ってきたのだった。


1年生の教室は1階にあったので、俺は生徒出入り口から猟銃を持ったまま外に飛び出すと・・「おばかさんですね!」と、男が【先回り】して俺を待ち構えていたのだ。


しかも【マチェット】を片手に持ちながら。


俺は「先輩!話せばわかりますよ!」と言いながらも猟銃を両手に構えて盾がわりに警戒した。


「まさか猟銃が発砲しないなんて・・私もお馬鹿さんでした。刃物だったらあなたも死んで【消えて】しまいますから安心なさい!」と言うので・・


「先輩!消えるって?どう言うことなんでしょうねえ・・」と聞くと・・


「最後だから教えてあげましょう。静止した世界で殺された者は、私や貴方の様な【使徒】であれ、能力の無い者であれ・・あら!不思議・・消滅してしまうのですよ。」と言いながら・・


<キエエ!>とマチェットを上段に振るいながら俺に向かって来たのだった。


俺は【時空の行者】という能力を身に付けたとは言え、殺人とは無縁の中学生なので、若干ビビッてしまい足が震えていた事を、今でも忘れたことは無い。



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