キャラメイク3
「あの、フローラさん。」
僕は、耐えきれずフローラさんに怒鳴り付けた。
「どうかしましたか!ソラ君!」
「どうしたもこうしたもありませんよ!なんで、僕は男なのに姫とか女神っておかしくないですか!」
「あの、ソラ君それには事情がありまして!」
フローラさんの話はこうだ。
まず、この激レアステージは、運営のお遊びで作られたらしい。もともとこのステージは、他の激レアステージより特別な設定でこのステージに選ばれるにはいくつかの厳しい条件があった。運営はその条件をクリアできる人は、いないと思いそのまま実行してしまった。だが、そのときに僕がこのゲームを始めた。選ばれる条件は教えられないらしいが、僕は、数々の条件をクリアしてしまった。運営は作った当初これをクリアできるのは、女の子だけだと思いまさか、僕がクリアできるとは、思っていなかったそうだ。だからもともと女の子仕様だったため今の状態が起きたということだ。
だからさっきフローラさんは僕のことを女の子だと勘違いしたようだ。
「ソラ君!このままやってくれないかな!?」
「えっと、どういうことですか?」
「このゲーム一回やってやめてもう一回やり直すことができないから!」
「もう、しょうがないですから。このまま続けますよ!SSOスッゴイ楽しみにしてたんですから!」
そう、僕は、このゲームがすごく楽しみだったんだ。いまここでやめるわけない。
でも一つだけ確認したい!
「ゲームでの僕の性別ってどうなるんですか?」