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プロローグ・全ての始まりはここから

どうも、漆原大河です。

処女作……ではないんですが、まあ投稿遅いですけど頑張ります。

こんな作品ですが、応援よろしくお願い致します。


追記:編集しました。(2018/12/17)

──2018年6月24日──


「ガアアアアッ!!」

「やめろっ! やめてくれええええ!!!!」


 さっきから、私の部下が怪物たちに次々と殺されていっている。

 怪物とは言っても多種多様の混成軍。

 銃弾を浴びせても全く効果がない。

 兵達の顔には恐怖と驚愕の表情が浮かんでいた。

 もちろん私にも。

 なぜなら、こいつらは……


「なんだこいつらはッ、一体なんなんだッ!? まるで……」

「「「グラアアアア!!!!」」」

「「「ぎゃああああああ!?」」」


 そう、まるで。


「モンスターじゃないかああああ!!!!」


 ゲームのモンスターのようだったからだ。



─────────────────────────────



「一体何なんだッ!!! ”奴等”はッ!?」


 男は叫んだ。

 それほどまでに前線から届いた信号や映像は信じられないものだった。

 一ヶ月前に息子と一緒に遊んだRPGゲームのモンスター、スライムやゴブリンによく似た敵に前線部隊が襲撃を受けている映像。

 こんな映像を見て現実だと認めることなど無理だ。


「司令官ッ! すぐにモニターをインターネットに接続してくださいッ!!」

「どうしたッ!? なにがあったか説明しろッ!!」


 私は報告に来た新兵にすぐさま指示を飛ばした。


「そんな暇はありませんッッ! いいから見てください!!!!」


 新兵が痺れを切らしたようにモニターの電源をつける。

 すると画面が勝手に変わり、若い男が映った。


『あーテステス。っと、地球の皆さん。こんにちは。僕は勇者、この地球から遠く離れた異世界で魔王を倒したものです』


 何を言っているんだこの男は、勇者?異世界?信じられるわけがない。

 だが、信じられない映像ならもう既に見てしまった。

 この男は恐らく、先程の映像のことを行っているのだろう。

 信じるしかないと私は思った。


『信じられないと思うかもしれないけれど、本当のことです。

先日、あなた方を襲ったスライムやゴブリンを指揮していたのも僕。

ああ、あれはほんの挨拶ですよ。本番はこれからです。

さて、本題に入りましょうか……。僕、勇者は只今をもちまして地球侵略を始めます』

「「なにッッッ!?」」

「ばかなッ!! そんなことができるわけ……」

『ですが僕は諸事情によりここを動くことができません。なので僕は、今回のように魔物を統率します。ああ、それと魔物以外に亜人、妖精などもこちら側へやってきています。間違えて殺害などしないようにしてくださいね』

「「「………………」」」


 私達は言葉を失った。魔物や勇者、異世界の存在でさえ信じられないのに亜人や妖精まで来ているというのか。

 すると突然、画面の中の勇者の耳元で謎の女が何かを囁いた。内容は聞き取れない。


『それでは、もう時間も残されていないようですので……ただいまを持ちまして、侵略を開始します』


 笑顔でそう言う勇者に対して、私たちには何もできなかった。

 これから始まる悪夢を想像することしか……。

どうでしたか?

一話投稿までにはまだ時間が空くと思いますが、よろしければ感想お願いします。

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