188 最後に残った真実
日本に戻ってきた!
翌日の夕刻、ヘリで富士に戻ってきたさくらは……
ヘリの窓から、雄大な富士山の姿が見えてきたよ!
頂きに雪を抱いた凛とした眺めは、こうして外国から戻ってくるたびに、日本らしさを感じさせてくれるね。ポチが常々言っている通り、霊峰と呼ぶに相応しい高貴な佇まいだよ。このさくらちゃんも、富士山は大好きなんだよ。
できればあの雪が全部綿アメでできていたら、さらに言うことなしなんだけどね。だって、お腹いっぱい綿アメ食べ放題なんだよ! さくらちゃんは、毎日富士山に登って食べまくるよ!
まあ、しょせんは雪なんだけどね…… 雪なんか食べても、水分の補給にしかならないから、眺めを楽しむだけで、私には全然実益をもたらしてくれないんだよ。
ああ、そうだ! 今、とってもいいことを思い付いたんだよ! 今度訓練を兼ねて、親衛隊を引き連れて登山をするのも、面白いんじゃないかな。
えっ! 冬山には、専用の装備が必要だろうって? そんなの関係いないよ! 山頂までの、タイムアタック登山だからね! 滑落しようが、雪崩に巻き込まれようが、試練を乗り越えて戻ってくるくらいの気概がないと、特殊能力者部隊なんてやっていけないに決まっているでしょう!
ふむふむ、低酸素や極寒の厳しい環境に身を置いて、得られるものもあるかもしれないよ! これはちょっと具体的に考えてみようかな。
最低限の条件として、駐屯地を出発して、5時間以内に戻ってこれなかったら、さらに訓練を追加してあげようかな。これでも随分甘い制限時間だと思うよ。さくらちゃん一人なら、山頂まで登って、1時間で戻ってこれるからね。その代わりに、史上最大規模の雪崩が高確率で発生するだろうね。私の全力ダッシュの反動で、積もっている雪なんかあっという間に崩れ去るからね。
フフフ、だからこそ、挑む価値があるんだよ!
真の強さは、自らの命を危険に晒してこそ、得られるものだからね! その点でいくと、親衛隊には命の危険に正面から立ち向かう場数が、まだまだ足りないよね。逆に、そういう試練を乗り越えれば、自分の命を守るためには、どのように行動するべきかということが、必然的に理解できるようになるんだよ。
これは、さくらちゃん自身が異世界で得た貴重な教訓だね。この点に関しては、親衛隊にもしっかりと理解させないといけないよね。あの子たちは、まだまだ向こう見ずな部分が多々あるからね。死と隣り合わせの経験は、戦場に立つ人間には絶対に必要だよ。
おや、そんなことを考えているうちに、ヘリは高度を下げて、ヘリポートに着陸したみたいだね。扉が開いて外に降りると、冷たい風が吹きつけてくるよ。やっぱり、香港とはずいぶん気候が違うね。富士の春は、もう少し先みたいだよ。明日香ちゃんなんか、着ぶくれの雪ダルマみたいな姿になっているしね。
むむ! ヘリポートには兄ちゃんや美鈴ちゃんの他に、ポチタマや親衛隊が勢揃いしているね。
おーい! 帰ってきたよぉぉ!
バサバサバサ!
「ウサギノ神様、戻ッテキタ! 今日ハクリームシチューガ食ベタイ!」
ポチタマを差し置いて、私の元に真っ先にやってきたのは、ポチの肩にとまっていたカラスだよ! 毎度のことながら、ご飯のおねだりをするんだよ。どこで食事のメニューを覚えてくるのか、不思議でならないよね。
不思議といえば、もう一つあるんだよ。このカラスは、私を『ウサギの神様』といつも呼んでいるんだよ。確かに、私のコードネームが〔首狩りウサギ〕だから、間違いではないんだけどね。その上、獣神だから、言われてみれば『ウサギの神様』で間違いはないんだけど、このカラスがどこで知ったのか、全くわからないんだよね。
本当に不思議なカラスだよ! まあ、クリームシチューなら、お安いものだから、ちゃんと食べさせてあげるよ。
「久しぶりだから、食堂で好きな物を食べていいよ!」
「ウサギノ神様、太ッ腹! 今日ハ大盤振ル舞イ!」
はあぁぁぁ…… 偶然の一致とはいえ、カラスの言葉が、私の心を抉ってくれるよ。
香港最後のあの悪夢の夜、50人の諭吉さんが私の財布から飛んで行った傷が、まだ癒えてないんだよ……
会計を終えた私に対して、他の四人がしきりに『さくらちゃん、太っ腹!』とか『今夜も大盤振る舞いですね!』とか、言ってくれちゃったんだよ……
本当に、人の気も知らないで……
でも、カラスには責任はないからね。あの散財は、いい経験だと割り切って、諦めるとするよ。
カラスにわずかに遅れて、ポチとタマがやってきたね。さっきまでは、尻尾を振ってピカピカの笑顔だったのに、二人ともなんだか憮然としているね。なんでこんなに機嫌が悪いんだろうね?
でも、忠実なペットがこうして出迎えてくれと、飼い主としても嬉しくなっちゃうね。
「これ! カラスよ! 我らを差し置いて、主殿にご挨拶を申しあげるとは、いささか調子に乗っておるぞ!」
「まことなのじゃ! 主殿に最初にお目通り願うのは、妾共の務めなのじゃ!」
ポチタマは、カラスに先を越されたのがよっぽど悔しいかったみたいだね。口々に苦情を申し立てているけど、カラスのほうは一向に素知らぬフリで、私の肩にとまっているよ。一番に挨拶ができなくて拗ねたせいで、変な顔をしていたんだね。可愛いペットだよ。
「主殿、手違いがございまして、ご挨拶が遅れました。こうして御前に参上して、この上なき喜びにございまする」
「主殿のお帰りを、今か今かと待っておったのじゃ! やはり、主殿がいてこその、我らなのじゃ!」
うんうん、こうしてポチタマの声を聞くと、日本に戻ってきた実感が湧いてくるね。ところで、二人とも自由に駐屯地内を歩いているみたいだけど、どうしたのかな? 地下通路の一番奥にある祠には、戻っていなかったのかな?
「ポチとタマは、私がいない間は、どこで寝泊まりしていたのかな?」
「主殿! よくぞお聞きくださいましたぞ! 実は、あれなる美鈴殿が、妖力の強き個所を探されて、その場に新たなる祠を設えました!」
「兄殿の下で、唐国の小童どもを、鍛えておったのじゃ! 祠が近くになったゆえに、便利なのじゃ!」
ほうほう、ポチタマは、兄ちゃんと美鈴ちゃんに、ずいぶん世話を焼いてもらったみたいだね。これは、飼い主として、一言お礼をしないとね。
「兄ちゃん、美鈴ちゃん! ただいま。ポチとタマの面倒を見てくれて、サンキュー!」
「さくら、おかえり! 天狐と玉藻の前には、適当に好きな物を食べさせていただけだから、気にしなくていいぞ」
「宿泊棟の裏手に、ちょうどいい場所が見つかったから、新しい祠を造ってあげたのよ。あとで一緒に見に行ってあげてね」
兄ちゃんと美鈴ちゃんが監督してくれていたら、私がいなくても安心だね! おまけに、祠まで造ってもらって、とってもありがたいよ! 毎日、地下通路まで呼びに行く手間が省けるからね。朝の日課が、大幅に楽チンになるよ!
「「「「「ボス! お帰りをお待ちしていました!」」」」」
今度は親衛隊が、ビシッと並んで挨拶してくるよ。おや?! 私が留守の間に、魔力が上昇しているね。ちょっと見ないうちに、倍くらいになっているよ。すでに、5万を優に超えているんじゃないのかな? 魔力アカデミーにいた頃は、100前後しかなかったのに、今や当時の500倍になっているよ!
「全員魔力が上がっているけど、どうしたのかな?」
「お褒めいただいて恐縮であります! 寸暇を惜しんで、ボスのお兄さんの魔力を吸い込んでおりました!」
愛美が気合のこもった返事をしているけど、本当に大丈夫なのかなぁ? 特に褒めたつもりはないんだけど、全員が誇らしそうな表情だから、突っ込まないでおいてあげるよ!
それよりも、体に無理がかからないか、なんだか心配になってくるよ。でもねぇ…… 私が止めても、この子たちは魔力を取り込むのを止めないからねぇ。ほどほどにしてもらいたいんだけど……
ほらほら、吸い込まれる側の兄ちゃんも、すっかり諦め顔をしているよ。
おや、誰か足りないと思ったら、新入りはどうしたのかな?
「新入りがいないみたいだけど、また引き籠りになったのかな?」
「ボス! 本日新入りは、レイフェン殿と一緒に、捕虜の訓練にあたっております!」
ああ、そうだったんだね。だから、今はこの場に姿を見せていないんだ。ポチタマと交代で捕虜の訓練を担当していたんだね。私がいない間も、駐屯地は平常営業だったようで、何よりだよ!
「間もなく捕虜たちの訓練が終了しますので、夕食時には姿を見せるものと、愚考いたします!」
「そうだったんだね。それじゃあ、一足先に食堂に行こうかな。親衛隊は、泥だらけだから、着替えてから集合するんだよ」
「「「「「イエッサー!」」」」」
「さくらちゃん、夕食にはまだ時間があるから、お茶でも飲みながら、香港のお話を聞かせてね」
「美鈴ちゃん、オーケーだよ! できれば、小腹の足しになるおやつが欲しいよ!」
こうして、出迎えの面々とともに、さくらちゃんは食堂に向かうのでした。
食堂では……
何か小腹に溜まりそうなおやつを求めてカウンターに並んでいると、後ろから明日香ちゃんが話し掛けてくるよ。
「さくらちゃんは、何にしますか? 外が寒かったので、私はお汁粉にしようかと思っているんですよ♪」
「お汁粉かぁ…… なかなかいいねぇ。よし、私も明日香ちゃんの意見に賛成するよ! オバちゃん! お汁粉をラーメンどんぶりに5杯ちょうだい! お餅10個も追加で!」
年末に大量についたお餅が、アイテムボックスにまだ入っているんだけど、時々まとまった数を食堂のオバちゃんに手渡してあるんだよ。しばらくの間は、お餅の追加し放題だからね。
「さくらちゃんが、一人でそんなにたくさん食べると、私の分がなくなるじゃないですか!」
「明日香ちゃん! それは聞き捨てならないな! 私は、みんなの分がちゃんと残るように、これでも遠慮して注文しているんだよ!」
「お汁粉をラーメンどんぶりで頼む人の言い草じゃないです! ちょっとは、反省してください!」
「私のどこに反省する要素があるのか、教えてもらいたいよ!」
「そんなこともわからないなんて、だから、さくらちゃんはバカなんです!」
「なにをぉぉぉぉ! さくらちゃんのどこがバカなのか、具体的に指摘してもらいたいね!」
「バカなものは、バカなんです!」
またまた、明日香ちゃんが喧嘩を売ってきたよ! こんなにも賢いさくらちゃんに対して、本当に失礼だよね! その時、食堂のオバちゃんが……
「はい、特大お汁粉5杯、お待ちどうさま! そっちの子は、普通サイズだよ!」
「これは、美味しそうだよ! 香港では中華ばっかりだったから、日本の味が恋しかったよ!」
「さくらちゃん! 早く席に戻って、食べましょう!」
「こぼさないように急ぐんだよぉぉぉ!」
二人で席に着くと、心いくまでお汁粉を味わうんだよ! さっき、何の話をしていたかなんて、全然関係ないよね。さくらちゃんをこんなにも夢中にさせるお汁粉の味わいは、もはや芸術品だよね!
私も明日香ちゃんも、猫舌だからね。フーフーしながら、熱々のお汁粉をいただくよ! 私たちの後ろにいたポチは、稲荷寿司をもらっているね。タマは、イチゴパフェだよ。
おや、カラスが私の肩で、しきりに何か言っているね。お汁粉の魔力に魅入られて、全然耳に入っていなかったよ。なになに……
「クリームシチューガ食ベタイ!」
「ああ、そうだったね。でも、6時にならないと夕ご飯が始まらないから、もうちょっと待つんだよ!」
クリームシチューを楽しみにしていたカラスは、お預けを食らって、がっくりと下を向いているよ。いつも、自分で決めたものしか口にしない頑固な面があるから、待ってもらうしかないよね。
「オシルコデモイイ!」
「変わり身が早すぎるんだよぉぉぉぉ!」
しょうがないから、稲荷寿司を食べ終わったポチをカウンターに向かわせて、明日香ちゃんと同じ品を持ってきてもらうよ。お椀をテーブルに置くと、大喜びで口ばしを突っ込んでいるね。
「オシルコ、美味シイ! アトデクリームシチューモ食ベル!」
本当に、侮れないカラスだよね! 両方を味わうという知恵を身に着けているよ。食べ過ぎて、お腹を壊さないように、注意するんだよ!
おやつを食べ終えると、香港メンバーに兄ちゃんたちを交えての、報告会が始まるよ。詳しい説明が面倒だから、全部フィオちゃんに丸投げだよ。
「……という顛末だったのよ」
「さくらが遊んでたとはいえ、接戦を演じたアフロディアという男は、かなりの使い手だったんだな」
「それよりも、恐るべきは明日香ちゃんじゃないかしら? いきなり本命と遭遇するなんて、もしかしたら、隠された能力かもしれないわね」
「美鈴さん、今回の件では、私も頑張りました!」
美鈴ちゃんから持ち上げられて、明日香ちゃんの天狗の鼻が、天井知らずに伸びていってるよ! あんまり煽てると、調子に乗りやすい性格だから、ほどほどにしてもらいたいよね。
「マリアにとっては、初の実戦だったわけだな」
「聡史さん、とっても怖かったですぅ! でも、フィオさんから教えてもらったシールドが、実戦で効果を証明したですぅ!」
そうだったよね。マリアちゃんは、途中から別行動で苦労を掛けたけど、期待に応えてくれたよ。結果的に、埠頭にアフロディアを誘き出したのは、新魏会とマリアちゃんのおかげだからね。
フィオちゃんやカレンちゃんは、元々のポテンシャルが高いから、あのくらいの活躍は当然だけど、今回はどちらかというと縁の下の力持ちに徹してくれたよね。そういう仕事を引き受けてくれる人がいると、最前線で私が暴れても、周辺への被害を気にしなくていいんだよね。おかげで、とっても助かったよ!
とまあ、こんな感じで報告会をしていると、新入りが食堂に入ってくるね。
「教官殿! 任務達成お疲れさまでした!」
「留守中の話は聞いたよ! 捕虜たちを鍛えていたんだね」
「恐縮であります!」
「適当に席に着いていいからね。お腹が空いていたら、何か注文してくるんだよ!」
「お言葉に甘えさせていただきます!」
新入りは、サンドイッチと飲み物を手にして、端っこの席に座っているよ。こういう謙虚な姿勢が、修行中の身には大切だよね。
「ところで、さくら。アフロディアのような帰還者は、もう香港にはいないんだろうな」
「ブフォォォォ! アフロディアだってぇぇぇぇ!」
おや、兄ちゃんの質問に私が答える前に、端っこの席から大きな声が上がったよ。見ると、新入りがコーヒー牛乳を吹き出して、口の周りがばっちくなっているよ。
「教官殿! 質問してよろしいでしょうか?」
「その前に、口の周りを拭くんだよ! 子供じゃないんだからね!」
一体何をそんなに慌てているのか、全然わからないよ。テーブルの上が、凄いことになっているじゃないかね! 美鈴ちゃんが、魔法できれいにしてくれて、ようやく何とか、元の落ち着きを取り戻したよ。
「新入りは、何を聞きたいのかな?」
「教官殿、この場でなぜアフロディアの名前が出てきたのか、その理由を教えてもらえるでしょうか?」
ふむふむ、別に秘密じゃないから、教えるのは問題ないよ。というか、この場の報告会で、みんなにはフィオちゃんが話したからね。新入りは、遅れてきたから、まだ何にも聞いていないんだよね。
それじゃあ、フィオちゃん! 説明プリーズ!
「……というわけで、マフィアのボスがアフロディアだったのよ」
「そうでしたか…… ありがとうございました」
新入りは、何か考え込んでいる様子だね。駆け出しは、無理に頭なんか使う必要はないんだよ! 何よりも大切なのは、筋肉だからね!
「教官殿、アフロディアは、自分が召喚された異世界の女神の名です」
ふーん、そうなんだ…… ああ、そういえば思い出したよ! 新入りがまだ生意気だった頃、兄ちゃんと私にボコボコにされた事件があったよね。確かあの時、兄ちゃんに斬り掛かろうとして『女神の祝福』がどうたらと言っていたような気がするよ。
なおも、新入りは話を続けるよ。
「教官殿! そのマフィアのボスは、リュウという名前で、兄弟ではなかったですか?」
「よく知っているね。確かに、新入りが指摘する通りだよ!」
なんで新入りは、ボスの名前を知っているのかな? さっさと知っていることを全部白状するんだよ!
「リュウ兄弟とは、異世界に一緒に召喚されて、パーティーを組んでいました」
「「「「「「「なんだってぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」」」」」」
これは驚いたよ! 新入りとマフィアのボスが知り合いだったとは…… 新入りの話は、まだまだ続くよ。
「弟は、俺と同じくらいの強さでしたが、リュウ兄は、桁違いの力を持っていました。元々カンフーの達人だったそうで、異世界で魔王や邪神を倒したのは、ほとんどがリュウ兄のおかげでした」
「そうだったんだね。知らないこととはいえ、新入りには悪いことをしたね」
「いえ、教官殿、どうか気にしないでください。確かにパーティーは組んでいましたが、心の底では互いに利用しあう関係でしたから」
「そうだったんだ。あまり仲は良くなかったのかな?」
「3人とも、当時は俺様キャラでしたから…… 自分の恥ずかしい歴史です」
偶然とは恐ろしいものだね。まさか新入りと劉が同じ世界に召喚されていたなんてね。
私たちは、フィオちゃんも含めて4人で仲良く異世界の生活を送っていたから、理解しにくい面はあるにしても、パーティー内での人間関係は、難しいことが多いと聞いているよ。冒険者ギルドで他の冒険者パーティーが、しょっちゅう殴り合いの喧嘩をしていたからね。
新入りは、ポチや執事のオジサンと互角以上の力を持っているよね。私が出会った中では、世界各国の帰還者と比較しても、相当上位に位置しているよ。その新入りが『桁違いだ』と言うんだから、アフロディアが私に最後まで食い下がったのも、なんだか肯ける話だよね。
きっと世界には、まだまだ知らない強い帰還者がいるんだろうね。手合わせするのが、楽しみになってきたよ!
こうして、意外なアフロディアの顛末を知ることとなった、さくらちゃんでした。
意外なところで、アフロディアと滝川訓練生が繋がっていた事実が判明しました。これで、香港マフィア編は完結です。次回は、世界各国の状況などをお伝えする予定です。投稿は、週の中頃を予定しております。どうぞ、お楽しみに!
たくさんのブックマークをお寄せいただいて、ありがとうございました。皆さんからこうして応援いただけるのが、とっても嬉しいです! 心からの感謝としか申し上げられません。これからもよろしくお願いします。
話は変わって、武漢肺炎の話題一色のところに、中国がやってくれました!
東シナ海で哨戒中の海上自衛隊護衛艦に対して、中国の工作船が衝突して、船体に穴をあけるという事件が発生しました。
ニュースでは、漁船と伝えられておりますが、船主の装甲を強化した工作船とみて、間違いはありません。
世界中がウイルス騒ぎで大変なさなかに、日本を相手にこういう事件を平気で引き起こすのが、中国共産党政府です。絶対に信用できない政府ではないでしょうか。むしろ中国政府の公式発表を逆に読み取ると、真実が浮かび上がってきます。
今回の行動の背景には、肺炎騒ぎの影響で多数発生している、中国国内の失業者の不満をそらすのが目的ではないかと、容易に想像がつきます。
もちろん、この行為は大衆向けのアピールだけにはとどまりません。共産党内に根強い、習近平降ろしに釘を刺す意味も当然あると考えられます。
こんな中国のやりたい放題を、見過ごしていいのでしょうか?
今こそ、心を強く保って、正々堂々と中国政府に抗議の声を上げていく必要があると感じております。皆さんのご意見はいかがでしょうか?
お聞かせ願えると幸いです。




