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160 犠牲多き抵抗

英軍の援護に向かう聡史たちは……

 中華大陸連合、広東省司令部では……



「あれだけの数のニューモデル部隊が、壊滅したというのか!」


「はい、まったく連絡が取れません。離れた場所で監視していた運搬要員の話ですと、巨大な落雷が発生した後に、一切の通信が不能になった模様です」


「このままでは、広州の陥落は止む無しか」


 当初、広東省の司令部は、ニュ-モデル部隊を500人動員しようとした。だが、中央政府から待ったが掛かり、その数を200人へと減らされていた。もっとも、仮に500人いようが、魔公爵レイフェンの雷魔法で、一撃の下に葬り去られていたと考えられる。その点で言えば、まだ300人を温存できただけでも、中華大陸連合にとってはせめてもの救いだったのかもしれない。


 だが、そこに吉報が入る。



「司令官! 主席直轄の帰還者が、1時間後に当基地に到着すると、連絡がありました」


「なんだと! それは本当か! これで劣勢を挽回できるかもしれない」


 予想外の援軍の到着に、司令部は沸き立つ。地方軍の司令部レベルでは、帰還者の実態に関して詳しい情報が開示されていなかったので、その力を用いれば簡単に米英軍に勝利を得られると、誰もが安易に考えていた。


 すぐに帰還者を交えた新たな作戦が検討されていく。最初は直接佛山市を攻撃している米軍に差し向けようという声が大勢を占めていた。だが、参謀長が腹案を示す。



「英軍が占拠している東完市を奪還して、然る後に西に転じて佛山の背後を突けば、米軍は退路を絶たれる」


「なるほど、その案ならば、うまくいけば米軍は総崩れになる」


「帰還者を擁した部隊が佛山を分断するまでは、市内に篭る守備隊には死守を命じましょう」


 こうして、司令部では広州を巡る攻防の次の一手が決定されるのだった。








 一方、聡史たちは……


 ヘリで飛び立つ美鈴とマギーを見送ってから、俺たちはまだ香港司令部にいる。イギリス側から『攻撃の兆候はないから、応援は翌日でいい』という連絡を受けて、俺たちは特にすることもなく待機していた。夜中になって、俺のスマホに美鈴から連絡が入る。



「聡史君、こちらは無事に敵の侵入を防いだわ。やはり例の、遺伝子改造を受けている子供たちだったわね」


「そうか、ご苦労だったな。被害はなかったのか?」


「こちらは問題ないようね。ただし、少々気が滅入っているわ。相手が子供だったという点に、どうしても罪悪感を覚えてしまうわね」


「その点は割り切って考えるしかないだろうな。俺も同じ立場になるかもしれないから、参考にする」


「ええ、そうして。2,3日こちらで様子を見てから、香港に戻るから」


「わかった、気をつけてくれ」


「ありがとう。聡史君の声を聞けてよかったわ。ずいぶん気持ちが晴れてきたから」


「そうか、それじゃあ、おやすみ」


「ええ、おやすみなさい」


 あの大魔王様でも、やはり落ち込むことがあるんだよな。むしろ、相手が子供だったというのは、大魔王様の最大の弱点をピンポイントに突いているのかもしれない。実は美鈴は大の子供好きなのだ。駐屯地では、いまだに懐いてくれないナディアの怯える眼差しに、大きなショックを受けて落ち込んでいるくらいだからな。さて、明日はたぶん出動だから、しっかり寝ておこうか。


 


 翌日になって、朝一番で俺たちは装甲車に乗り込んで東完市を目指している。ところが、香港島を抜けるまで大渋滞につかまって、予定よりも大幅に到着が遅れそうな気配だった。



「司令、俺たちもヘリで向かったほうがよかったですね」


「楢崎訓練生、英軍の懐事情は、日本と大して変わらないんだ。いや、むしろ厳しいかもしれない。あまり無理を言うな」


「そうだったんですか。どこも予算の遣り繰りで苦労しているんですね」


 かつては7つの海を制した大英帝国も、その栄光は過去のものとなっているようだ。それでも、正規空母を擁する艦隊を、こうしてアジアまで遠征させてくるんだから、この戦いに相当な意気込みで臨んでいるんだろうな。


 0800に出発したんだけど、昼前にようやく入境ゲートに到着する。順調なら1時間少々ですむ道のりが、倍以上掛かってしまったな。ゲートの先の道路はガラガラで、走っているのはユニオンジャックをはためかせるイギリス軍の車両だけだ。一般市民はどこかに避難しているのか、それとも家に篭っているのかは不明だが、まったく姿を見ない。


 ここから東完基地までは、約1時間で到着するはずだ。基地に着いたら昼ご飯の時間になってしまうな、などと考えていたその時、装甲車に緊急を告げる無線が飛び込んでくる。



「こちら東完基地! 大規模な敵の襲撃を受けている! 至急応援を請う!」


「正確な敵の規模はわかるか?」


「不明! とんでもない大軍だ! 馬、馬鹿な! あれは…… アンデッドなのか!」


「東完基地! 応答しろ! 30分で到着するから、何とか持ち堪えるんだ!」


 同乗しているイギリス軍の通信手が、声を枯らして無線で呼び掛けるも、基地からは何の応答もない。それにしても、通信内容に気になるフレーズがあったな。確か『アンデッド』と言っていたぞ。



「楢崎訓練生、東完基地の襲撃は、帰還者が絡んでいるようだな」


「もしかして、妹が泉州で遭遇した帰還者でしょうか?」


「間違いないだろう」


「とんでもない数のアンデッドに囲まれて、妹でも排除に梃子摺ったと聞いています」


 そうだった。妹の報告では、泉州のミサイル基地が自爆する前に、アンデッドの大軍が襲い掛かってきたという話だった。さらに詳しい情報によると、アンデッドを操る存在も確認されている。そいつが中華大陸連合の帰還者らしいな。それにしても、ネクロマンサーとはなんとも悪趣味な相手だ。



「司令、美鈴がいれば魔法の一撃で倒せますが、これは少々手を焼きそうですね」


「楢崎訓練生、周りをよく見るんだ。アンデッド対策にうってつけの人物がいるだろう。カレン、頼んだぞ!」


「司令、現世を彷徨う死者を、天に帰すのは私の役目です」


 そうだったぁぁぁ! カレンがいるじゃないかぁぁぁ! すっかり忘れていた俺が迂闊だった! 少々ポンコツではあるものの、カレンの中にいる天使の力は本物だ。うん、カレンに任せておけば、怖いもの無しだな。


 こうして装甲車はアクセルベタ踏みで、車体を軋ませながら東完基地へと急ぐのだった。






 東完基地のイギリス軍は……



「門を守れ! なんとしても侵入させるな! 増援は正門に急げ!」


「隊長! アンデッドがフェンスを乗り越えてきます!」


「寄せ付けるんじゃないぞ! なんとしても基地に入らせるな!」


 わずか5分前に、正門でボロボロの衣服をまとい、ヨタヨタした足取りで基地に入り込もうとした、最初のアンデッドが確認された。それからあっという間に数を増して、現在は基地のフェンスにびっしりとアンデットが取り付いている。正門から入り込もうとして、銃弾を浴びて体を吹き飛ばされても、意思がないアンデッドは、なおも次々に正門を突破しようとする。



「フェンスを引き倒そうとしているぞ!」


「不味い! フェンスが破られたぁぁ!」


「援軍を要請! アンデッドに取り囲まれている!」


 基地を取り囲むアンデットは、数万ではきかない数だ。ゆるゆるとした動きではあるが、腕力は相当に強いようで、数体掛かりでフェンスを押し倒して、内部に入り込んでくる。小銃を手にする英軍部隊は、半ばパニックになりながらアンデッドに向けて銃弾を乱射していく。その結果、あっという間に手持ちのマガジンが底をつくのだった。


 基地内はリアルバイオハザ○ド状態に陥って、混乱の極みにある。辛うじてまとまった抵抗を続けているのは、現状司令部付近のみとなっている。だがそれもいつまで続くかと、誰もが不安を抱えている。その時、基地から少し離れた場所に、1台の装甲車が停車して、中から乗員が下りてくる……



「間に合ったとは言えない状況だな。カレン、頼むぞ!」


「はい、お母さ…… ではなくて、司令! 我が神よ、よろしいでしょうか?」


 カレンはついつい司令を『お母さん』と呼んでしまうんだな。顔を赤らめながら、天使の力を放出していいか俺に許可を求めてくる。もちろん、俺は黙ってうなずく。カレンからすると、司令の許可よりも、神と崇める俺から許可が出るかどうかが、絶対に譲れないポイントらしい。


 カレンの瞳が銀色に変わると、両手を広げて一歩前に踏み出る。一瞬の光に包まれると、白いドレスに翼を広げた天使が、その場に顕現する。



「神の創りしことわりに叛き、現世をさ迷う哀れな存在よ! その身に齎された呪いから解き放たれて、然る後に天へと帰るがよい! 我ミカエルはこの場に召喚する。死者を天に召す極紅の光よ!」


 カレンの霊力がその体から放出されると、空が真っ暗になって、一面に光でかたどられた巨大な樹形図ツリーダイヤグラムが出現する。樹形図というのは、神様や天使、人間の階層を表したもので、仏教でいうと曼荼羅に相当する…… というのは美鈴からあとになって聞いた。


 ちょっと待とうか! ミカエルが出現させた樹形図の頂点には、デカデカと『聡史様』と日本語で描かれているぞ! しかも、ご丁寧に直筆の似顔絵付だ! 本体であるカレンがアニメ好きだけあって、妙に似ている点が癪に障ってくる。このポンコツ天使! わざわざそこまで、細かいディテールに拘ることないだろうが!


「我が神よ! その大いなるお力を、どうかこのしもべにお授けください!」


「いいぞ、いくらでも使ってくれ」


 カレンは、右手を俺の心臓付近にそっと当てる。俺の体から、魔力が急激にカレンに向かって流れ込んでいくな。これは相当な量を一気に持っていかれそうだぞ。俺は普段自らに課している魔力のリミッターを外す。この状態でいると、俺の体に入りきれない魔力が背後に人型を作るんだけど、そんな余剰の魔力など存在しないかのように、ガンガンカレンが吸い込んでいく。天使のスペックというのは、相当に高いんだと改めて教えられるな。 



「極紅の光よ! この場に顕現せよ!」


 カレンが上空に向かって両手を広げると、空一面を覆う樹形図が圧倒的な輝きを放って、その光が地面に向かって降りてくる。基地全体をスッポリと覆うだけでなく、周辺の広範囲を真っ赤な光が包み込んでいるな。もちろん俺たちも光の範囲内にいて、体が真っ赤に染め上げられているけど、どうやらこの光は不安や苦痛、恐れ、憎しみなどを取り去る効果があるようだ。


 それよりも驚くべきなのは、基地の中で蠢いていたアンデッドが、魂と体を光に導かれるようにして、大空の樹形図に吸い込まれていくことだった。アンデッドたちは、操られた無表情ではなくて、死を受け入れつつも、新たな転生に対する希望を見出したかのように、揃って笑顔を浮かべている。ただし、アンデッドのボロボロになった姿で浮かべる笑顔は、かなり不気味だ。いや、正視したくないくらいに気味が悪い。グロい! グロ注意だ!



 こうして、5分も経たないうちに、カレンの力によって東完基地を襲っていたアンデッドは、天に帰っていった。必死に防戦に務めていたイギリス軍の将兵は、その圧倒的な光景に見入っている。中には祈りを捧げるかのように両手を組んで、目の前で引き起こされた奇跡に涙を流している兵士の姿もある。



「圧倒的過ぎるだろう」


 一緒にこの場に来ている勇者が、ポツリとつぶやいている。カレンが創り出した光景に魅了されていた俺自身も、この言葉で再起動する。まずは魔力のリミッターを掛け直さないと、周囲に大量の魔力をバラ撒いてしまうからな。


 一仕事終えたカレンも、いつの間にか元に姿に戻っている。一度でいいから、着替える瞬間をこの目にしてみたいものだ。光のカーテンに包まれて見せてくれないけど、やっぱりアニメのサービスシーンのように、スッポンポンになるのかな?



「カレン、見事な仕事ぶりだな。司令官としてだけではなくて、お前の母としても嬉しいぞ」


「初めてお母さんに、天使の力を褒めてもらえました」


 おや、カレンが涙ぐんでいるな。俺に出会うまでその能力が発揮されなくて、ずいぶん苦労したみたいだから、こうして面と向かって褒められて、嬉しさが一塩なんだろう。この際だから、司令にいっぱい褒めてもらうといいな。



「さあ、基地の様子を見に行くぞ。アンデッドがこれ以上動きを見せないか、確認する必要があるからな」


 どうやら親子の感動の場面は、終了のお知らせのようだ。切り替え早すぎでしょう! 多くの人命がその肩に圧し掛かっている司令の立場なら、それも仕方がないんだろうけど。





 ということで、俺たちは再び装甲車に乗って、東完基地の正門を潜っていく。英軍の兵士たちが、地面に落ちている何かを拾っているな。あれは、アンデッドの襲撃で命を落とした仲間のネームタグを集めているんだろう。死体も残さずに、空に吸い込まれてしまったから、戦死した証として家族に送り返されるんだろうな。ご冥福をお祈りいたします。



「基地の内部は、一応の平静を保っているようだな。戦死者はかなりの数に及ぶだろうが、戦争である以上は諦めてもらうしかないだろう。それよりも、あの建物の屋上に登るぞ!」


 装甲車を降りるなり、司令は中華大陸連合から英軍が接収して、この基地の司令部となっている一番高い建物を指差す。屋上から周囲の様子を観察しようという意図なんだろう。


 5階建ての建物の屋上に上がると、周辺の様子が手に取るようにわかるな。この基地は東完市市街地の東側にあって、西の方向には何棟もの高いビル群が目に入る。そして、市街地の方向からこちらに押し寄せてくる黒い影も、当然見えるんだよ。嫌な予感しかしないなぁ……



「やはり市街地からアンデッドがこちらに向かってくるようだ。さて、どうするかだな」


 双眼鏡を覗いている司令には、ひたひたと迫ってくる黒い影がアンデッドの新たな群れだと確認できたようだ。カレンの天界の術は、基地の周辺3キロを完全に浄化していたから、群れがこちらに到達するまでは、まだ時間の余裕がある。



「楢崎訓練生、魔力バズーカでアンデッド並びに、東完市を攻撃せよ!」


「司、司令! アンデッドはまだしも、市内へ攻撃するんですか?」


 さすがにどうかと思うんだけど…… 市内には一般市民が大勢住んでいるだろうし。



「その懸念はもっともだが、アンデッドがやってくる方向を考えるんだ。これだけ大量のアンデッドが発生している市街地が、無事だと思うか?」


「思えません」


 そうだよな…… 武器を準備しているこの基地だって、アンデッドの襲撃で相当な犠牲者が出ているんだ。丸腰の一般市民では、ほぼ無抵抗にアンデッドの犠牲になっていくしかないか…… 待てよ! そもそも何十万という数のアンデッドの供給源はどこだ? 仮に住民をアンデッドにして、こちら側に送り込んでいるとしたら、街そのものがアンデッドの巣窟になっているんじゃないか?



「司令は、東完市に生き残っている住民はもういないと考えているんですね」


「そのとおりだ。もしかして一部住民がシェルター等に避難しているかもしれないが、このまま放置しておけば、アンデッドの被害がさらに広域に拡大する。パンデミックはこの街だけで食い止めるしかない」


 非情の決断だけど、俺は司令の考えを肯定する。市内には助かる命があるかもしれないが、彼らを救助している間に、新たな犠牲者が生まれる可能性のほうが高いのだ。根源地を壊滅に追い込むしか、解決策は残されていなかった。



「魔力バズーカ、発射準備に入ります!」


「照準は、楢崎訓練生に任せる」


 俺はアイテムボックスから魔力バズーカを取り出す。ニッケルチタン合金製のつや消しの砲身が、俺の肩で破壊の波動を撃ち出す瞬間を静かに待っている。



「基地の総員に告ぐ! 対ショック、対閃光に備えよ!」


 司令が無線で英軍将兵に呼び掛けている。カレンや勇者もヘルメットのバイザーを降ろしている。


 俺はヘルメットの望遠機能を用いて、こちらに向かってくるアンデッドの群れの中心部に照準を合わせる。意思の宿らない目でひたすら目標に向かって歩いてくる死者の群れ。待っていろよ、少々手荒い方法だが、今終わらせてやる。



「目標、アンデッドの群れの中央部! 魔力バズーカ発射、カウントダウン5! 4,3,2,1、発射!」


 ズバーン!

 

 引き金を引くと、無反動で魔力弾が飛び出していく。音速をはるかに超える速度で、アンデッドに救いを齎す破壊の衝動が宙を駆ける。彼我の距離など、殆ど感じさせない刹那の時間が過ぎて……



 ズズズズズズズーーーン!


 約4キロ先に、目も眩む閃光とともに巨大なキノコ雲が沸き起こる。それはまるでドラゴンのように、あっという間に空高く駆け上がっていく。衝撃波が周囲に広がり、それは等しくこの基地も襲ってくる。俺たちは勇者が展開したシールドに覆われているが、イギリス軍の将兵は、物陰に身を隠したり、地面に伏せて襲い掛かる衝撃を耐えたようだ。


 

「アンデッドの群れ、消滅を確認! 続いて、東完市の市街地に向けて砲撃を行う。カウントダウン5! 4,3,2,1、発射!」


 俺は市内で一番の高層ビルに照準を合わせていた。魔力弾がビルの中程の階層に着弾する。 



 ズズズズズズズーーーン!


 先程同様の大爆発が引き起こる。だが、市街地はこの一撃だけでは破壊し尽くせない。俺は躊躇わずに、次の引き金を引く。



 こうして合計8発の魔力弾を、東完市に叩き込んだ。この攻撃によって、人口数十万を抱える一つの市が、永遠に地図上から消え失せるだった。



破壊神が本領を発揮! 一つの市が丸々消滅という結果を招きました。次回はアンデット騒ぎを引き起こした帰還者との決着…… 投稿は祝日の月曜日を予定しています。どうぞ、お楽しみに!



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