表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/52

#14 Monologue II

 何度でも言おう。重ね重ね言おう。しつこいかも知れないが言わせてもらおう。


 僕は頭の出来がよろしくない。だからこんな結末になった。こんな終焉を迎えた。

 僕がもっと全てを器用にこなすことが出来ていれば、僕がもっと全てを理解することが出来ていたなら、もう少しだけマシなものになっていたかもしれない。


 誰かの祈りが誰かの願いの邪魔をして、結局みんなが本懐を遂げられなかった。


 でも、その中で勝手なことだけど、僕には割と納得の出来る終焉だったと思う。

 例えそれが僕の自己満足だとしても。そこに確かな救いがなくても。

 僕が選んだその道は、確実に僕以外の誰かを傷つけたのだとしても。

 自分勝手でも、そう悪いものでもないと僕は思えた。満たされたんだ。

 

 何故かって?

 

 僕が愚かで馬鹿だったから。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ