表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/60

4話 魔人

「ガルルルル!」


「グギャアァアァァ!」


そんな、鳴き声で目が覚めた


「ん~?なんだ?」


木の下で昨日見た狼の魔獣と、

あ、れは?魔人か?


魔獣が6匹に対して、魔人は一体だけだ


「あれは、魔人には分が悪いな」


この狼達も俺が昨日戦った奴らより

数倍強いと魔眼を通す事でわかる

既に魔人を取り囲んでいるな


魔人の方は、革の胸当てに革のグローブ

革のブーツで元は冒険者なのかな?

武器は長剣と腰に投げナイフが3本ある


そんな事を言っていたら

魔人が動いた、それと同時に

魔獣達が一斉に魔人へと噛み付く


「…お?」


2匹は長剣で斬られ、2匹は脳天に投げナイフが刺さっている

残り2匹はかろうじて魔人の右足左足に

噛み付いている

魔人は動じることなく長剣で右足に

噛み付いている1匹を突き刺した


最後の1匹は死を感じたのか…

すぐさま噛み付いていたのを離し

逃亡するが、投げナイフが後ろ脚に

突き刺さり動けなくなったところを

殺された、


「ひゅ~、魔人てのは1人でもかなりの強さだな…ん?」


魔人はその場で膝をついている


「そういえば、足に噛み付かれてたな…今ならいけるか?」


その場で時空魔法の空気の矢…エアアローとでも呼ぶかな


エアアローを魔人の脳天目掛けて発射


「グガァ?ギャァアァ!!!」


魔人がこっちを向いた

エアアローは奴の左眼に突き刺さった

ようで左眼がえぐれてる


「やっべ!!」


俺に気付いた魔人は俺のいる

木の上に登ってこようと木に手を掛けてきた


「来んな!」


今度は斬撃だ…エアスラッシュ


魔人の両腕をエアスラッシュで

切り落とし登ってこれないようにする


「ふぅ…ひとまずこれ…で?」


目の前に魔人がいた

ジャンプでここまで上がってきていた


「はぁ!?どんなジャンプ力だよ!」


「グギャアァアァァ!」


魔人の蹴りが俺の顔面に当たった


「うぉぉ!いってぇ!ん?痛くない?」


あぁ痛覚耐性があったんだった

痛覚耐性のおかげでビンタぐらいの

痛みになってる


そのまま地面に叩きつけられるが

痛みはない


「両足も切り落とそう」


エアスラッシュを両手から放ち

魔人の両足を切り落とす


「まだ生きてるのかよ、まるでゾンビだな」


エアアローで頭を撃ち抜いたら

動かなくなった


「ちょっと、危なかったな…お前の装備ありがたく、いただいとくぜ」


そう言って魔人から装備を外し

自分につけてみる


「おぉ!これはなかなか…ん?おわ!」


横から矢が飛んできた


「まだ、いるのかよ…」


矢の飛んできた方にMPの半分を使って

エアアローを撃ち続けた


しばらくして矢の方に行ってみると

身体が穴だらけの魔人がいた


「気色悪いな…お前の装備も貰っとくぞ」


弓を手に取って見た、やはりそうだ


「さっきの奴もそうだが、魔人の装備が魔導具化している」


装備を回収して、拠点に戻るか


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ