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救出作戦

初めはゾンビが登場しませんが中盤ごろに出ますかね?

雨が激しく振る中、二人の男女が町を歩いていた。

「十二時の方向に哨兵。接近中。」

男は撃ち殺そうとサプレッサー付きのSCAR-Hを構える。

「待て、数が多い。隠れろ。」

女が即座に男を制した。

そして、二人のそれぞれ、両側の廃車の近く等に隠れる。


何人かが話しながら通りすぎていくが静かに待つと通過していったので進む。

日本語ではなかったので大陸の国・・・恐らく、中国人だろう。

ここ数年で随分、雪崩れ込んできたものだ。


「待て、あの建物に居るはずだ。」

女が物陰に隠れながら言う。見ている先は工事現場の中にある。仮設の事務所にいるようだ。

「ああ、ターゲットは無事だろうか?」

「大丈夫だ。生かしておかないと奴は利用価値がない。」


「そうだな・・・・。」

「そとの奴を静かに片付けるぞ。」

「待て、あっちの建設中の鉄骨部分に人を確認。一人だけのようだ。」

男が確認しながら言う。


「チッ、ならアタシが上の奴を片付けていく。」

女がナイフを構えて走っていく。




男はサプレッサー付きのUSP拳銃に持ち替え、ナイフも構える。

そして、待機する。



女が物陰に隠れながら少しずつ、建設中の建物に近づいた。

上手く下までやってくると鉄骨を上って行く。



暫くすると女が鉄骨に居る奴の下の位置についた。

男が動き始める。

まず、一番近くに居た奴を背後から口を塞ぎ、首を斬る。

それを物陰に引きずり込む。顔を見るとやはりアジア系の感じだ。


「グッナイ」

そして、三人、仲良く焚き火をしている人たちが居た。

男はUSPを構える。

そして、撃つと同時に二人が倒れた。

女が先ほどの鉄骨からL96A1で狙い撃つ。


男は次の最後の標的へ向かう。

事務所の入り口の前だけあって、四人と最多であった。

そこで耳の中の通信機に女から連絡が来る。

「奴ら、連絡がないのに気がついた。そっちへ向ってるぞ」


「こっちからでも確認してますよ」

すでに物陰に隠れていたのでそこで待機する。


「向こうへ行った奴を生かすかはまかせるよ。」

女が言う。

男はそのまま、残った二人の方に銃口を向けた。


「アタシは右やるわね。」

「了解、3でだ。」



「1,2,3」

入り口前の二人は倒れた。



「よし、アンタは二階の窓。アタシは一階から・・・」

「了解。」



通信を終えると男は建物の壁の凹凸やパイプを利用して屋根へと上がる。

男は女が一階の突入地点に着いたのを確認すると屋根から窓を蹴破って、侵入した。

正面で椅子に座って居た男が驚き、真後ろに倒れた。


通信が途切れているのがここには伝わらなかったのかユルユルであった。

音楽が流れていたが良く分からない言語を発していた。


そして、廊下へ出ると銃弾での手厚い歓迎を受けたので即座に部屋に戻って避けた。

「フラーッシュ!!!」

女に聞こえるように叫ぶ。そして、フラッシュバンを廊下に投げ込む。


凄い音と光が出る。男は廊下に出て、SCAR-Hを撃つ。

一人だけ此方に向って撃ってきたがすぐに始末する。


「二階の廊下クリア」

「一階は制圧した。ターゲットは二階だ!」

「了解、突入する。」


男は扉に爆薬をセットする。

その爆発と共に突入する。

前方からナイフを持った男が突っ込んでくる。それを撃ち、ターゲットに銃を向けた男に銃口を向け、撃つと別な奴に男は撃たれた。

慌てて、手前にあったソファーへと身を隠すとドアから女が登場する。

女の出現を予期しなかった敵は見事にMP5Kで蜂の巣にされた。


男は椅子に縛り付けられているターゲットのところへと行く。

そして、目隠しを取り、縄を解くとターゲットの男は自分の手で口のガムテープを取る。

「ふぅー、ありがとう、助かったよ」

ターゲットの男・・・・ニックが英語で言った。彼はアメリカ人で由香里と同じPMCに所属している。


「まったく、手間を掛けさせやがって。」

女こと、由香里が窓から外を警戒しながらも英語で言う。

「いやいや、いつもお世話になってますか。」

男・・・・総一郎が敵から奪ったミニUZIを手渡す。


「いや、情報だと港に居るのはあんた等だと聞いたのだがね。」

「へ?情報が嘘だったてことですか?」

総一郎がニックに問う。


「いつもと違うルートから仕入れたんだよ」

「なるほど・・・・運が悪かったですね」

「しかし、うちと契約をしてる所だけどなぁ」

「へ?それって、裏切り者が居るってことですか?」

「シッ!!!」

由香里が黙らせる。


「悪いけど・・・お客さんの登場よ」

総一郎は窓から外を見るとヘリが飛んできていてそこから何人もの武装した人が降下していた。

「おいおい、俺らを始末してなかったことにしようってか?」

「逃げるぞ、死体に爆弾を仕掛けよう。」

ニックが由香里から受け取ってすぐに設置すると下から足音がする。突入してきたようだ。

三人は窓から降下する。


降下中に窓から此方を敵に見下ろされた。

すると由香里がスイッチを押す。




激しい音の後に窓からさっきの敵が飛んで行く。そのまま、頭部から落下して動かなくなった。

そのまま、地面に降り、三人は逃げた。

「背後から追ってきてるぞ!」

ニックがUZIを走りながら撃って言う。


「耐えろ、先に軽装甲機動車がある!」

「素敵な装備だな!」




総一郎はスモークを投げた。これで此方が見えないはずだ。

「走れ!走れ!」

三人は全力で走った。足元や体の脇を銃弾が通り過ぎるが走る。

すぐに街中の公園で軽装甲機動車は見つかった。


由香里が運転席に着き、ニックが銃架に備え付けられたMINIMIを持った。

発進すると敵が出てこなくなった。

「妙だな。あきらめたか?」

「違う!RPGだぁぁぁ!」

ニックが叫んだ。

すると目の前の道が爆発する。由香里はハンドルを回し、爆発から免れる。

その後、車は細やかにジグザグと曲がりながら進む。そのたびに総一郎は転げ落ちそうになった。


「由香里!狙いずらいぞ!」

ニックがMINIMIを撃ちながら言う。


「うるさいわね、避けるためよ!」

「車が追ってきた!」

総一郎が窓から外を見ると軽トラックに機関銃を設置したのが3台、猛スピードで追ってきた。


総一郎は後部座席のドアを開け、捕まりながら片手でMP5Kを撃った。

一台は総一郎の銃弾で運転手が潰され建物へ突っこんで行って炎上した。


「総一郎、鍛えた肩で手榴弾を投げ込んでやりな!」

由香里が総一郎に言った。

「了解!!!」

そう言って、フラグのピンを抜いて、車に向かって投げた。

それがトラックの後ろの荷台に入ったようだ。

数秒後にトラックが爆発して跳ねた。それが味方の車と衝突して二台同時に潰せた。


「やったぜ!見た?今の見た!?」


「油断するなよ!若造」

ニックが言った。

「了解!」



しかし、敵は諦めたのか出てくることはなかった。

銃器や兵器への間違えた解釈があります。

ご指摘の方を御願いします。

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