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バニーガールの独り言

私はバニーガール。

銀座のクラブで働いている。

といっても、ホステスさんではなく、お客様にドリンクを運んだり、テーブルを片付けたり、

まぁ、あの際どい格好をしたウェイトレスだ。

ウェイトレスだが、そこはクラブ。

お客にだって愛想を振り向かなきゃいけないし、ホステスさんが足りなければヘルプ要員としてかり出される。

愛想笑いをし、お客の話に大袈裟に関心したり驚いたりしてみせ、スーツが素敵だの、ネクタイの趣味がいいだの褒めちぎり、灰皿を交換し、水割りを作る。

ホステスの時給を貰いたいくらいだ。

銀座は時給ではないけど。

それでも、重いトレンチの上に水割りの入ったグラスを目一杯乗せて運んだり、ニコニコ笑顔で立っていたり(だいたい微笑む対象がないのに笑ってられない。アイドルって尊敬に値する)するよりは席についていたほうが私は楽だ。


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