表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結】内気な聖女アンジェリカは目立ちたくない  作者: 安ころもっち
エルザード帝国・イースト地区編
18/74

/// 18.教えて、ラビお姉ちゃん

嬉しくもブクマを多くいただいたので更新。皆様ありがとうございます。


ア「おねーちゃーーん」


ラ「なあに?アンジェちゃん」


ア「今日は色々聞きたいことをまとめてきたの」


ラ「ふふふ。ここではいっぱいしゃべるのね」


ア「んとね、ここだけはキャラ変するんだって。それにいつもお姉ちゃんとだけいる時は結構話してるんだよ。あまり描写はないけどね」


ラ「そうなのね。ふふふ。じゃあ今日はアンジェちゃんにいっぱい質問されちゃうのかしら?」


ア「うん!まずね、ダンジョンで魔石がスライムしか落ちないようです。どうしてですか?」


ラ「そうね。まだ魔石ってそれしか出てきてないわね。魔石は本来、魔道生物と呼ばれる魔法で生み出された魔物の核になっているものなの。だからまだスライムぐらいしか登場していないけど、今後はガーゴイルであったり、竜種であったり、亜人系の魔物なんかには大きな魔石があったりするほよね。あと変なスライムとか・・・」


ア「へー。じゃあこれからに期待と。じゃあね、ボス戦は入る前に待機とか必要ですか?」


ラ「あーほかに戦っているパーティーがいたらってやつね」


ア「うん。私も某階層で結局10分以上余分にあたふたと、どまっていたことがあるから・・・」


ラ「あの部屋ね、実は亜空間みたいになっているの。だからいつでも好きなタイミングで突入できるの。あるパーティが戦っている間に入った別のパーティは、また別のボス部屋に入って戦うって謎空間なのよ。だからあそこでゴロゴロ惰眠生活を送っていても他の人の邪魔にはならないのよ」


ア「へー」


ラ「でも気をつけて・・・あそこで何日も暮らしているとやがて・・・」


ア「やがて・・・(ごくり」


ラ「知らない方が良いこともあるのよアンジェちゃん」


ア「そうだね。きっとそう」


ラ「ちなみに一度攻略成功したボス部屋は、数年は入っても何も出ないわ。そのサイクルは不明だけどね」


ア「なるほどー」


ラ「ボスを周回無双も無理なので気を付けて」


ア「何を気を付けたらいいかわからないけどわかったー。あとついでにボス部屋の出口の待機所、詰まったりしないの?」


ラ「あーそこも同じみたい。出口に誰かが立ってると、誰も出てこなくなっちゃうのよ。多分だけど見た目が同じの別の待機所に出るんだと思うの。ポータルの出入りも同様ね」


ア「へー」


ラ「あと、あの見せかけ扉のところに半分だけ体を出してとどまろうとすると・・・」


ア「と、とどまろうとすると・・・(ごくり」


ラ「何かに押し出されて出てしまうわ」


ア「そうなんだー」


ラ「逆にその出口に近づこうとしても不思議な圧力によって近づけないのよ」


ア「へー。じゃあ次はー、この国の単位はエルザちゃんになってるけど関係あるの?」


ラ「あーそれね。謎だわ。エルザちゃんはハーフエルフだからもう何百年も生きているの。きっと建国にもかかわっている気がする。でも詳しくは分からないのよ。昔の話をきいても忘れたわって言うし」


ア「なんか関係してそう」


ラ「そうね。きっとどこかの変態駄目神さんに見初められて通貨単位にまでなっちゃった可能性もあるわね」


ア「ありえるー」


ラ「そろそろ時間みたい。他にも何かある?」


ア「あのね、ダンジョンって何階層まであるの?」


ラ「あー。イーストダンジョンは下層の下には40階層まではの深層、50階層までの魔窟があるの」


ア「そうなんだーじゃあ50階層を攻略したら終わりだね」


ラ「そうね。でも魔窟は呼び方のテンプレが変わっただけじゃなくて、各階に特徴があって別々の魔物がいて広いエリアになってるから気をつけないとダメよ」


ア「はーい♪」


ラ「上級冒険者の中にはそこに根城を作って住んじゃう人もいるし。その内アンジェちゃんも会えるかもね」


ア「合いたくないんですけどー」


ラ「ふふふ。じゃあ今日はこんな感じでいいかしら」


ア「うん!ありがとーおねえちゃん!」


ラ「どういたしまして。じゃあ後は二人で楽しみましょう。あっちいこうか。ふふふ楽しくなりそうね」


後は若い二人に任せて退散(さよなら)退散(さよなら)退散(さよなら)


お読みいただきありがとうございます。安ころもっちです。

現在毎日更新でがんばります!

期待してる! 早く続きを! 読んでやってもいいよ!


そんな方はブクマや下の☆を押していただけるうれしいです!

もちろんコメントやレビューなどもいただけると飛び上がって喜びます。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ