普通の?少女と人外少女 隠していたつもりらしいけどバレバレだったわよ
興味を持って頂きありがとうございます。
地の文を書くのが面倒くさくなったのでほぼセリフです。
私はルルいま親友のルナに校舎裏へ呼び出されたところなの。
「ルナ、来たわよどうしたの何か用?」
「来てくれてありがとう!…あのねルルちゃんに伝えたいことがあってね……」
「何?」
「あのルルちゃん!!……その………実は……実は私…!」
「人間じゃないの!!」
へ〜そうなんだ〜(棒)。
「うん知ってる…」
「…えっ!?なんで?!」
「なんでって。だってアンタ身体能力が明らかに可笑しいもの」寧ろ隠す気あったのかとビックリしてるわよ。
「そんな一体どこが可笑しいの!?」
「アンタこの前の身体測定百メートル何秒?」
「3秒34だけど……」
「それ普通人間にその速度は出せないから」
「そんな?!人間は逆立ちしながら音速で動けるって聞いたのに!?」
「どこ情報よそれ……人間をそんなとんでも生物にしないでくれる?」
というか最早生物ですらないわよねそれ。
「アンタ、握力測定でも握力計壊してたわよね?」
「人間にも壊せるでしょ?」
「壊すだけならいるでしょうね。けど流石に握力だけで物を融解させるほどの力はないわよ」
「そんな?!人間は赤ちゃんでも鉄塊を握りつぶせるって聞いたのに!?」
「だからどこ情報よそれ」
「お母さんから聞いた!!」
「アンタ騙されてるわよもしくはお母さんも誤解してるわ人間は音速で動けないし鉄塊も握りつぶせないのよ」
「えぇ〜!!人間ってそんな貧弱な生き物だったの!?」
「たしかに他生物と比べると比較的貧弱だろうけどアンタが可笑しいだけよ」
「…ちょっとまって?じゃあ上手く人間に擬態してたと思ったのに全然バレバレだったってこと?!」
「ええ」
「そんな…!これじゃあ悪い研究者さんたちに捕まって グヘヘお嬢ちゃんいい体してるね〜おじさんたちが隅から隅まで調べ尽くしてあげるからね〜 されちゃうよ〜!!」
「すっごい言い方はあれだけど大体あってる」
「うぇーん!!実験動物はいや〜!!」
「…ルナ幸運を祈るわ…生きてまた会いましょう…無事かは分からないけど……」
「ぴぃ〜!!やだ〜!!みずでなびで〜〜!!!」
(しまったからかいすぎたわ)「大丈夫よ、考えても見なさい。相手がそのつもりなら既に捕まってるわよアホっぽいし。だから泣かないで」
「グス……だ、だしかに………ってアホ余計だよ!!」
「だってアンタ、お菓子あげるからこっちにおいでってされたらノコノコと付いて行きそうなんだもの」
「バカにしないで!!そんなもので釣られな「はい、お菓子」わーい!!」
「………」案の定釣れたと呆れた目
「もぐもぐうまうま……………ハッ!?……」
「………」ジト目
「………」目そらし
「………」ジ〜ト目
「…………つ……つりゃれるのはあにゃただきぇなんだきゃらね!!」
「………」
「………」
「……ぷっ(笑)…だだ噛みじゃない」
「あう〜…!わすれて〜〜!!」
「やだ」
「そんな〜〜!!」
「そうね…忘れてほしかったらあたしを捕まえてみなさい」
ルルは駆け出した。
「まってよ〜!!」
「それもや〜だ!」
「うぅ〜…!ルルちゃんのいじわる〜〜〜!!」
おしまい。
この小説を見てくれてありがとうございます。楽しかったら良かった思います。