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偉大なる一等級召喚士

第六話:偉大なる一等級召喚士

竜人の少女ケツァルコアトルとクルトという少年が竜族から迫害を受けたらしく、同じように迫害を受けていた竜たちを連れ、このワルド王国に助けを求めてきた。

「竜の国を作る前に気になったことがあるんだが。」

「何」

「まず、普通の竜より強いのに何で迫害なんだ?」

「私たちは竜王に育てられた。竜王は強い。私とクルトじゃ歯が立たなかった。」

「そうか、ほかの竜もそうなのか?」

「私たち以外の子たちは普通の竜に。」

弱い竜は普通の竜から迫害を受けて、それより圧倒的に強い竜人二人は竜王が迫害してたってことか。なんかすごい差別してきそう、、関わりたくないな。

「あ、もう一つ聞いていいか?」

「ん?」

「名前長いからアトルって略して読んでいい?あだ名みたいにさ。」

「構わない。」

「ありがとう。リーク、この竜たちについては俺が請け負う。申し訳ないが、家を建てる魔法の使い方を教えてくれないか?」

「もうその話はしたじゃないか、すでに職人を手配してある。」

思ってたよりもできる男だった。最初にあったのはたったの三日前なのにこんなに信用できるようになるとは。

「助かる。アトル、クルト、お前たちは、、、んーそうだなあ、じゃあ俺の家で待機ね。案内はするから。」

「分かった」

自己紹介以外でクルトは全く喋らなかった。自己紹介は自分でするのが竜族の決まりなのか?

「じゃあ俺たちはこれからこの子達連れていったん帰るから、その職人はこの城の門前で待機させといてくれ。」

「承知した。」

「じゃあ窓から行くから。アトルとクルトはしっかりついてくるように。」

名前で呼べるようになるとすごい話しやすい。

俺とルウナは王室の窓から飛び降りて魔力球で飛行した。それに続くようにクルトとアトルも飛んできた。

「ルウナ、速度を落として飛ぼう。アトルたちがついてこれない。」

「ついてこなくていい、、、。」

風のせいでうまく聞き取れない。

「今なんか言った?」

「言ってない。」

後ろから、アトルとクルトが追い付いてきた。

「人間が何でそんなに早く飛べる?」

「んーそうだなあ、強いて言うなら、、俺だから?」

後ろから声をかけてきたアルトにそう返事をする。

「何でお前たちは私とカルマの家にそう易々と入れるつもりでいる?」

「こら、ルウナ。そう威嚇しないであげろ。」

「何でカルマはさっき会ったこいつらを信用できるの?」

怒ってるのか?口調が少し荒い。

「アトルとクルトから悪い気はしない。自分より弱いやつたちでも同じ境遇にいた数千の竜たちを連れてわざわざこの国に助けを求めてきたんだ。こいつらは人の痛みをよくわかってる。だから襲ってくる心配はない、俺は初めて会ったときにルウナを信用して今こうして生きてる。あいつらを信用して助けてやれば今後何かが変わるかもしれない。」

「確証はないでしょ?そうやって信用して裏切られる。そうやって堕ちてきたからよくそれは分かってる。」

「ルウナ」

「何」

魔力球を止める。後ろをついてきてたクルトとアトルも止まって遠目でこっちを見ていた。

「ルウナが本当に心配していることは何なんだ?」

「!、、、」

「俺たちは死なないし、万が一裏切られても俺ならアトルとクルトをどうにでもできる。それはよくわかってるだろ?」

「、、、」

ルウナが強く拳を握ってうつむいた。

「怖いの。」

「何が」

「カルマを取られないか!!」

「え?」

思わずびっくりしてしまった。俺がとられる?誰に?もしかしてアトルとクルトに?確かにあの二人も美少年で美少女だけど俺とルウナほどではない。(俺は自称だけど)

「俺はルウナしか見てないし、ルウナ以外を好きになるつもりはない。」

「、、、ほんと?」

「本当だ。結構恥ずかしいんだぞ。こういうこと言うの。」

俺がこういうのを素直に言うタイプでないのはルウナも分かってる。だからこそ信じてくれる。

「そうだった。ごめん、疑って。」

「信じてくれたならそれでいい。」

「急に変な空気に巻き込んで悪かった。こっちだ。」

魔力球に再度魔力を込め、少し早めに飛ぶ。

せっかく職人を手配してくれたんだ。待たせちゃ悪い。

「よし、ついた。ここだ。」

「人間の家は小さいな。」

「余計なお世話じゃ。」

クルトとアトルを家に入れる。

城に置いておいてもよかったんだが、こいつらの魔力は桁が違う。うっかり城でも壊されたら困るからな。

「リビングでも訓練場でも好きに使ってくれ。ルウナ、うっかり壊されちゃ困るから保護魔法の刻印を入れといてくれ。」

「分かった。」

ルウナが玄関に刻印をした。

「魔力は込めておくから、職人さんを待たせないように先ルウナは言っておいてくれ。」

「やだ。」

さっきそういう話したばっかだった。我ながらデリカシーが足りないな。

「分かった。一緒に行こう。」

刻印に設置型の魔力球を吸収させる。

早速リビングのソファーに腰かけてるアトルとクルト。

「お前らの魔力耐えられるのこの家だけだから絶対外出たりするなよ?」

予め言っておかなきゃもしかしたらこの辺の家が消えるかもしれない。

「了解だ。」

アトルが振り返って子供らしく目を輝かせている。

こういうゆったりした空間で過ごしたことがないんだろう。帰ってくる頃にはリラックスしてるといいが。

「いい子で待ってろよ?」

「分かっている。」

話し方に楽しさが混じっている。

玄関の扉を開け、待ってくれている職人のところへ向かう。城の門前に着いた。いかにもな格好をしている屈強な男が三人ぐらい待っていた。それを確認して駆け足でその場に向かった。

「すみません、遅れてしまって、」

「お、あんちゃんが国王様の言ってた家の建て方を教えてほしいって言ってた子か?」

「結構細身だが大丈夫かい?結構体力使うよ?特に隣の女の子連れの子だったら家作りはあんま向いてないと思うぞ?」

「、、、」

最後のやつなんか喋れよ!こっち向くだけじゃよくわかんねーよ!

「ご心配恐れ入ります。ですが、僕たちは皆様の思っているほど貧弱ではないかと。」

「はっはっは!大層な自信だな!期待してるぞ?」

「ええ、もちろん。」

「国王様が練習用に外に仮の土地を設けてくれたんだ。案内する。ついてきてくれ。」

「了解です。」

国自体がかなり広いせいで外に出るまでかなり時間がかかってしまった。どうせなら魔力球で移動したいところだが、人数が多すぎてコントロールが難しい。

「ふう、やっと着いたな。今回使うのはここだ。」

国の門を抜け、あたりは森に囲われていてできるところは見当たらない。

「ふんッ」

無言だった男が持っていた斧を振りかざし、横に空を切った。すると振りかざした斧から風の斬撃が飛び出た。

ゴオオッと音を立て、周囲の木々をなぎ倒していく。

「特別にこの辺の木を伐採して練習場を作っていいって許可が下りたんだ。」

まるで当たり前かのように平然と話を進めていく。

「今の魔力の反応がなかった。」

ルウナも気が付いているようで、疑問に感じているらしい。

「あの、今の斬撃には魔力がこもっていなかったと思うんですが、どうやって風の斬撃を?」

「ああ!こいつは魔力を持たないある集落の生まれでな、魔力とはまた別のものを使って魔術っぽいものを模倣してるんだ。」

「魔力とはまた別の?」

「こいつ曰く【気】っていうらしいんだけどな、いまいち俺たちもそれについてはよくわかってねえんだ。第一こいつあんま喋んないからな!」

いちいち声がでかいな。今まであったやつの声が小さかっただけかもしれないが。

「気、ですか。なかなか興味深いですね。良ければ教えて」

「駄目だ。魔力を持つものに操ることは出来ん。」

「そうですか、わかりました。でも声が聞けて良かったです!」

喋りかけても初めて会ったときの挨拶でもしゃべらなかったのに!すごい怖いじゃん!

「カルマ、なんだか楽しそう。」

そういわれてみれば確かにそうだな、今は怖がってるけど、この人たちとはなぜか喋りやすい。距離感を感じさせないというか、何というか?

「確かにな、この王国に来て以来まともに口調を崩せなかったからな。こういう距離感を感じさせない人たちはしゃべりやすいのかもしれない。」

「私はしゃべりやすい?」

「当たり前ですよ~」

「よかった。」

ガタイのいいおじさんAが声をかけてきた。

「切り株の撤去が終わったぞ。そろそろ始めるか。」

「はい!よろしくお願いします。」

おじBおじAが前に出て詠唱を始めた。

ほんとに詠唱っていやるのか、なんか、、、痛いな、、、。

詠唱を行っているおじABの真下に魔法陣っぽいものが現れる。

「ー我が問いに応じ、今ここに姿を現せ!顕現せよ!初級土精霊召喚(ノーム)!」

魔法に名前が!そんなの考えたことなかったな。ちょっとかっけえ、、、、

おじABの詠唱が終わると同時に

おじABが詠唱が終えると同時に魔法陣が光だし、そこにちょこんと数人の老人の様な容貌をした小人が現れた。

「これは?」

「こいつはな、俺らと契約してる精霊だ。初級精霊だから名前を付けられねえが、上級精霊ともなれば、名前を付けたら強さが倍増するってんだ。」

「ちなみになんだが、兄ちゃんらは精霊とかと契約してたりするか?」

「いえ、していませんが、、」

「んーそうか、俺らの家作りってのはこの精霊たちが必ず必要なんだがな、、、、そうだ!ギルドに今一等級召喚士が遠征から帰ってきてるってきいた。もしこの後時間が空いてるなら一回あってみないか?ギルドマスターとは繋がりがあるから、もしかしたらだが精霊の森に連れて行ってくれるかもしれないぞ?」

「ほんとですか!?」

いまいち国の想像ができないから困ってたんだが、、精霊ってのには興味がある!是非契約してみたい!

「よろしくお願いします!」

「おうよ!」

一旦王国に戻っておじABと怖いおじさんがギルドの場所を案内してくれた。

ーギルドにてー

王城に隠れて見えなかったが、このギルドという場所もかなりの広さをしている。外から見ただけでも、結界魔法が張られた訓練場、広い中庭、白い岩石を主に使っている美しく、豪奢なギルド本拠地。

そそるねえ。

門を開け、ギルドの扉をノックする。

「グルドさん!いるかい!?」

おじAが扉の前で大きな声を上げている。扉が開くと、召使いさんが出迎えてくれた。

「フラルド様、カルタロス様、ガルド様、ようこそおいでくださいました。本日はどのようなご用件で?ん?あちらのお二方はお連れの方でしょうか。」

このおじAはフラルドって言って、このおじBはカルタロスっていうのか。で、最後にこの怖おじがガルドっていうんだな。

「ああ、そうだ俺の弟子ってところだな。とりあえずグルドさんに会わせてくれないか?」

「承知いたしました。ついてきてください。」

召使いさんが赤いカーペットの上を迷いなく進んでいく。しばらく歩くと一際大きな扉の前に来た。

「フラルド様一行とそのお弟子様がお見えになっております。」

「入れ」

扉の向こうから低い男性の声が響いた。召使いさんが扉を開けてくれる。中に入ると、2mはあるであろう巨体に、威厳のある凛とした顔に鋭い眼光。赤い髪が逆立っていて、こちらを見定めるかの如く見つめてくる。

「グルドさん!久しぶりですねえ!」

「ああ、それがお前たちの弟子ってやつか?」

「あ、よろしくおね___」

「それ以上喋ったら殺す。」

「え、グルドさん?どうしたんすか?」

「もう一度聞く。フラルド、こいつがお前たちの弟子なのか?」

「そうですけど、、どうかしましたか?」

あの誰にでもフランクな口調を崩さなかったフラルドが、気圧されてる!?

「、、、それならいい。急に脅して悪かった。喋っていいぞ。」

「お前にカルマは殺せない。」

ルウナ、、、初対面の相手にお前ってのは、、、。

「何だと、、、?」

ほらー怒ちゃったじゃーん。やばい展開になるんじゃないの?

「お前は人間の中では確かにトップレベルで強い。でも、カルマの足元にも及んでない。」

ルウナさん!?その煽り方だと俺が責任取る形になってしまうのでは!?

「そうかそうか、そこまで煽られたら俺も黙っちゃいられねえな。」

へ?やるの?マジでやるの?

「そうだな、じゃあ俺とゲームをしよう。見たところ魔術の打ち合いでは勝てそうにないからな。」

マジか、魔力は無限って知ってから全力で隠してたのに。

「じゃあ、いったい何を?」

「うちのギルドのゲームでよくやるんだがな、簡単な鬼ごっこだ。俺が鬼で、お前が一分俺から逃げ切るだけでいい。」

「魔術は使っていいんですか?」

「構わん。だが、地形を変える魔術だったり、場外に逃げるだったりした場合お前の即刻負けだ。」

「待ってくれよ!グルドさん!あんたと鬼ごっこだなんて、死んじまうよ!」

「何、嫌なら断ればいいだけだ。」

「やりますよ。」

ここまで来て断るわけにもいかない。フラルドのその心配が杞憂だったって教えてやらないとな。

「そうか。では、訓練場にいこう。」

ー訓練場にてー

準備運動をして位置につく。

「カルマ。頑張って。」

「グルドさんの速度は光速レベルだ!油断してたら死ぬぞ!」

死ぬのか、、ちょっと怖いな。

「どうした、今更怖気づいたのか?」

「鬼ごっこをやると言ってから随分と上機嫌ですね。」

「そうみえるか?」

「勝てる確信があるように見えますが。」

「そうかそうか、ん?ああそういえばまだペナルティを決めてなかったな。」

「ペナルティですか。」

「そうだ。お前が勝てばお前の言うことをなんでも一つ聞いてやる。」

「俺が負ければ?」

「命をもらう。」

マジで逝ってるじゃん。ちょっとしたことでキレすぎじゃない?

「そうですか、わかりました。死んでも文句言わないでくださいね?」

「それでは、これよりギルドマスターグルド様による模擬戦を開始いたします!」

召使いさんがそう言いながら手を上げて、勢いよく下した。それを合図にグルドが動き出し、次の瞬間には俺の目と鼻の先にいた。

「うお!」

咄嗟に風魔法を放ち、距離を取った。

「詠唱なしの魔術か。今ので仕留めるつもりだったんだけどな。」

「あまり驚かないんですね。」

「まあな、戦場ではその驚きが命取りだからな。」

「だが、、」

グルドが超高速で接近してきた。

「同じ技を何回も食らうような馬鹿じゃないので。」

「ほんとにそうか?」

気づいた時にはグルドの足が顔の真横にあった。ドゴオオンと音を立て、頭から吹き飛ばされる。

風魔法で衝撃を吸収していたとはいえ、まともに食らってたら頭なくなってたかもな。

ちなみに今までグルドは魔力を使っていない。

「おいおい、まだちょっと小突いただけじゃねえか。それで終わりとかないよなあ?」

ちょっと腹が立つな。やられっぱなしも癪に障る。

「なあ。」

言葉に魔力を込めて飛ばす。空気が重くなり、グルドが少々動揺している。

「魔力自体に何も込めてないのにここまでできるたあ想像以上だ。」

グルドが足を踏み出し、俺の後ろに回り込んだ。

「ガ、、、、、な、、、、」

光速で飛んできた拳をそれより速い速度で切り落とす。

「まだ喋ってる途中だろ?」

「ぐ、、、な、、、」

驚きのあまりまともに声を出せていない。

「ちなみになんだが、別にお前を殺しちゃいけないなんてルールに入ってなかったよな?」

「へ?え、、、、、?」

グルドの四肢を土魔法で固めて砕く。

「ギャアあああああああああああああ!!!!!」

「喚くな、お前が売ってきたただの【ゲーム】だろ?」

砕いた四肢を風魔法で切断する。ダルマ状態になったグルドはもはや声すら出てなかった。

「そうだったな、止血をしてやらないと。」

土魔法で切断面を固める。

「どうだ?これが力量の差だ。負けを認めるなら助けてやる。だが、認めないんなら、、、」

首に風魔法の刃をあてる。

「認める!認めるから助けてくれ!!」

胴体だけの状態で必死に懇願してきた。

「だって」

そう召使いさんに目配せをする。顔面蒼白になっている召使いさんがいそいそと勝敗の結果を発表する。

「しょ、、勝者、、カルマ、、、。」

発表し終えるとルウナが駆け寄ってきた。

「カルマなら負けないって信じてた。」

「当たり前だろ~。」

「早く、、、!早く助けてくれ!!」

「ああそうだった。ルウナ、これ治せるか?」

「余裕。」

ルウナが無属性魔法を使って一瞬でグルドを完全復活させた。

「なあ、」

「ひ!」

巨大な体をびくびくと振るわせて恐怖している。

「ちゃんと勝ったんだし、もちろんお願い事聞いてくれるよね?」

「聞く!聞きます!聞かせてください!」

こいつ、、、格上だと分かった瞬間下手に出まくってくるな。

「じゃあ、お願いなんだが、いまこのギルドに一等級召喚士が遠征から帰ってきたって聞いてるんだが、そいつに会わせてくれ。」

「はい!ただいま!!」

いそいそと訓練場を後にしていった。

は!そういえば、、

おじ三人組を見てみると、おじABだけじゃなく、怖おじでさえおびえている。

「す、すみません。ちょっとやりすぎちゃって。」

「あ、、あんちゃん、、あんたたちほんとに人間か?」

「どちらかというと、人間じゃないです。でも、無害な人を襲うような狂ったやつじゃないので安心してください。」

「そ、そうか。そうであることを祈っとくぜ。」

血を水魔法で洗い流した後、訓練場を後にして、あらかじめグルドにくっつけておいた魔力を辿って道の角を曲がると、艶やかな水色髪の少女とぶつかってしまった。その反動で少女が倒れ、咄嗟に声をかけた。

「大丈夫ですか?」

「、、てて、、貴様!どこを見て歩いている!?この私が一等召喚士と知っての愚行か!?」

あ、グルド見つける前に目当ての人見つかっちゃったー。

「すみません。そうとは知らず。」

手を差し出すとそれを思いっきりつかんで顔をすごい近くに寄せてきた。

「む?むむむむむ?」

「えっと、どうかされました、、、?」

思わず引いてしまった。.

「お主、すさまじい魔力を持っているな?」

「え、い、いやあそうでもないと思いますけどお?」

「ねえ、お前は誰の許可を得て私のカルマに話しかけてるの?」

「む!これはすまない。まさかこれほどの魔力を持つものを、従えているとは思わなかった。」

「ルウナ、初対面でお前はやめなさい。」

「カルマが悪いんだもん。」

「、、、、あ!それはそうと、君は一等級召喚士って言っていましたよね?」

「む、そうである!我こそ偉大なる一等級召喚士、マナド・カリシャである!!」

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