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とある狂人の語り  作者: 長谷川真吾
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中学 人生の挫折

 中学二年の時に、両親が離婚したのは心の大きな傷となった。

 家族の一人が離れて暮らす。ただそれだけなのに僕は家族そのものを失ったかのようなショックを受けた。僕の帰るべき家はもうないのだと。

 金銭的な打撃で高校生になれないのも大きかった。

 僕は雑誌編集者を目指していたから、最低でも高校は出ておきたかったのだ。

 中学を卒業するころ、詩を書いてそれを卒業式で発表する栄誉を得ながら、卒業文集では学校の批判をして全没を喰らうようなアンバランスな子供だった。

 卒業後は一年、うつで引きこもり、一年後に新聞配達のアルバイトを始めた。

 今にして思えば、この時免許をとって新聞配達をなりわいとしておけばよかったのだ。

 つくづくそう思う。

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