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戦士ですか?魔術師ですか?いえ潜水士です。  作者: ちゅわ
異世界へエントリー
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置き手紙と一番の謎

もう一度ステータスを確認してみよう。


御波 栄堂 

年齢 18歳(変動可能)

種族 狭間超越者

第一職業 潜水士

第二職業 漁師

スキル欄

 ・ダイバー

 ・収穫

 ・オートマッピング

 ・鑑定

 ・精神異常無効

 ・物理無効

 ・魔法無効

魔法欄

 ・狭間魔法

 ・空間魔法

 ・魂魄魔法

 ・創作魔法

 ・生活魔法

加護 創造神の加護


はいダウトー、こいつはアウトだわー


ちょっとこれは詳しく聞かないと絶対面倒くさい事になる。


「ちょっと、おっちゃんこれはどう…」


このデタラメなステータスについて聞こうと振り向いたが、どこにもおっちゃんの姿は無かった。


「あれ?おっちゃん何処にい…」


周りを見渡しおっちゃんを探していたら空から一つの封筒がゆっくりと舞い降りてきた。

その封筒を掴み取り確認すると表側に『御波 栄堂様へ』と書かれていたので中を確認すると俺宛の手紙が入っていた。


『御波 栄堂くん、いきなり居なくなってしまいごめんね。重要な仕事が入ってしまったので急遽、天界に戻ることになってしまいました。』


うーん仕事じゃ仕方ないか

あれでも一応、創造神だからなー


『今、君は自分のステータスを見て大変驚いていると思います。でもそれは当然の結果でね、君が地球で学んだことも起因の1つだけど、1番の要因は狭間を通り抜けた体質と経験が原因なんだよ。』


体質?どういう事だ?


『君の体質は特異中の特異でね、空間内の効果・能力を無効にし逆に支配する能力…いやそれすら越える異能力と呼ぶに相応しい力だよ。』


成る程、それで狭間を越える事ができたのか。

にしても異能力てどんだけだよ…


『あと勝手ながら君の私物をこっちの世界に転移させてもらったよ。その格好じゃ何かと不便だからね。異空間に置いてあるから空間魔法を使えば何時でも取り出せるよ。でも君の場合自由に異空間を出入り出来るからそこで暮らすことも出来るけどね。』


魔法の使い方は能力変換された時、自然と頭の中に入っていた。

流石に、ウェットスーツにマリンブーツ姿で街に入れば通報されるな。

下手すれば牢獄もあり得るな…


『プリカの使い方をここに書いているのでよく見といて下さいね。遅くなりましたがアナトーレスへようこそ。この先大変だと思いますが貴方の行く先に幸あらんことを…    

                創造神』


見た目チャラそうなおっちゃんなのに、真面目な手紙なので違和感が半端ない。

ホンマあのおっちゃん、見た目でめっちゃ損してるな。

しかし、おっちゃんの口答からも手紙にも書かれていなかった1つ解らない謎が残っている。

それは…


「何で俺の歳が若返ってんの!?」


ある意味、これが一番聞きたかった事だったかもしんない。

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