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恋する乙女は花の精  作者: 花園
第1章
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第2話 再会

「ただいまぁ…って、なになになに!?」

「いいから!早く身支度するわよ!」

「身支度ってなに!?」

 花摘み後、無事帰宅すれば待ち構えたようにベネジッタに背中をおされ、2階の私室へと促される。身支度という言葉にどこかへ出掛けるのかと思いつつ尋ねれば侍女からは早口で答えられた。

「公爵家よ。今夜は激戦された娘たちを集めた夜会が開かれるのよ」

「夜会?公爵?え、なに、ちょっとベネジッタ…」

「ちょっと動かないで!」

「はいっ!!」

 これ以上口答えすると彼女の口から火が吹くことを経験上理解していたため、大人しく彼女の言うとおりに黙っているしかなかったティナであった。ドレッサーの前に座らせられ、慣れた手つきで少女の髪を結い上げる。次に奥のクローゼットからは普段着ないようなドレスが出された。淡いピンクで統一された白いそのドレスにティナは少し息をのむ。

「…ねぇ、ベネジッタ」

「なぁーに?」

 腰の締まりにどこか懐かしさを感じて、手早く着せていく侍女にティナは吐こうとした言葉を飲み込んだ。

「ううん…、なんでもない」

「そう?……よし、できた、と!はい、それじゃあ外に馬車を用意してあるからもう出るわよ。ウィルが付き添いでいるから」

「そうなの?」

「はい、行った行った」

 またしても背中をおされ扉の外に出れば、いつの間にかある馬車とその業者、どこにも属さない黒い軍服姿のウィルがいた。どこかで読んだ絵本のような展開だ。

「あぁ、姫。お待ちしてましたよ」

「…その呼び方は懐かしいなぁ。今まで通りでお願いね、ウィー」

 ティナの曇った表情を読み取ってか騎士は深々と頭を下げてから、兄のような表情になる。

「…それじゃ、行くぞティナ」

「うん」

 がたごとと揺れ動く馬車の中、ティナは小さい窓に取り付けられているカーテンの隙間から外の様子を見る。なんてことないある日常風景のひとつにすぎないそれにティナは溜息をつく。それに気づいてか目の前に座っている騎士は尋ねる。

「どうしたティナ?どこか体調でも悪いか」

「ううん、そうじゃないの…。そうじゃなくて……」

 どうにも濁ってでてこない言葉にむしゃくしゃしながらも少女は笑ってみせる。

「ただ、なんの理由も聞かされずにおめかしして夜会だなんて。私なにかした?」

「なにか、というより、“ただ”の夜会に誘われただけだ。お前は気にせず羽をのばせばいい」

「いつものばしてるよ?」

 少し違うな、というウィルに首をかしげていると「そろそろですよ」と外から業者に声をかけられた。



「う…わぁ…っ」

 しばらくして、招待を受けた伯爵邸についた途端ティナと同じようにいくつもの馬車、そして令嬢であろう沢山の少女が煌びやかな格好をしてた。そんな光景を見ていると馬車から降りるよう促され、ウィルに手を添えられて降りる。

「大きい邸…」

「まぁ、代々王族に忠誠を誓っている家系でもあるからな、ここは」

 そんなことに初耳ながらも、ティナはどこか陰った顔のウィルに手を引かれて邸の中へと入っていった。







*

「…遅れましたこと、申し訳ありませんでした。父上」

 目の前の父親に片膝をつき頭を下げては言葉を待つ。見なくても分かる視線の威圧に押しつぶされそうになるのを耐える。

「ああ、お前もご苦労だったな…。だがなガルディア、いくら公務といってもお前は私の大事な跡取りだ。仕事に現を抜かして他の兄弟に遅れをとらぬよう精進するのだな。……言っている意味が分かるか?」

「はい、分かっております」

 夜会。今夜に開かれるこの会場でひとりの青年は“元”の立場へと戻らされる。それは彼が望むが望まぬがでもだ。



*

「“妃候補”?」

「えぇ、そうよ。今夜ここから決めるらしいわ」

 会場内、館内で打ち解けた少女・リオーナは言った。それにまたしても初耳なティナは含んだ水を軽くむせそうになった。そんなティナの背中を優しくさするリオーナは微笑む。

「ティナは何も知らずにここに来たのね?」

「う、うん…。身内が話を聞かせてくれないまま…」

 というよりも、真面目だがどこかせっかちなベネジッタだからこその行動だったのだろうか。本人に直接言ったら怒られそうなので胸の中でしまっておく。

「へぇ…。ところでティナの髪って地毛?とても綺麗な赤毛よね。結っているのが勿体無いわ」

「あぁ、これね。これもあまり人前だと変に注目浴びるから出すな、て言われてるんだー。本当は染めたほうがよかったらしいけど時間がないー!って。もう五月蝿いったらないわ…」

「それだけあなたの事を心配しているんじゃないの。…あ、だからさっきから変に視線を感じるのね」

「へっ?」

 ちょんちょんと肩を指でつつかれ周りを見渡すと、確かにティナへの視線が集中するかのように会場内はざわざわしていた。そして立食していたテーブル位置は少し左よりだが中央場所には変わりなかった。そんな会場にティナは冷や汗を感じる。

「…ティナ?」

 ティナの様子に気づいてかリオーナは尋ねるが、そんな彼女につい早口になってしまう。

「ご…、ごめんなさいリオーナ。少し体調が優れないから外に…夜風にあたってくるわ…」

「え?だったら従者の方に…どこにいるの?」

「平気、平気だから。あなたはパーティを楽しんで?それじゃ…っ」

 心配そうに見つめるリオーナの様子を目に収めつつ、足早で去って会場内を後にした。


『見ろ…、赤毛だ』

 いや。

『まぁ不思議』

 やめて。

『でもなんだか邪悪な色だ』

 聞きたくない。

『魔を従えそうな色だな』

 口々に言う野次馬の言葉が鮮明に思い出される。今現在ではない、幼い頃の記憶のはずなのに誰がどういう表情で、なんと言ったのか、まるで覚えている。

『忌々しい色だ』

 髪色ひとつでそこまでいうのか。不思議なものだから言うのか。よく分からない。しかしそんな言葉に当時幼かったティナは耐えられたものじゃなかった。思い出したくない記憶ほど鮮明に焦げついてくのだ。

「…みんな好き放題言って……自分が言われたらどうなのか考えてもみなさいよ…」

 邸を飛び出しては、噴水がある外庭へと出てきた。水が流れる噴水、見上げれば瞬く星たち。自然はこんなにも美しくティナの乱れた心を静めてくれる。

「あぁ…、いい音。楽器より全然心地いい」

 噴水の傍にしゃがみこんでは少し冷たい水の中へと手を浸かる。ぱしゃぱしゃと遊んでいれば大きな葉の上に花が浮かんでることにティナは気づく。暗くて少し分かりづらかったが、それは昼間摘み取った花と同じものだった。

「この花…あの場所の?」

 どうしてこんなとこにあるのだろうか。貴族もあんな隠れ場のような場所に来るのだろうか。いや、使用人?

 はて?と軽く首をかしげていると小さい足音が聞えてきて声をかけられた。

「どうかされましたか」

「ひゃっ」

 なんともデジャブを感じるような会話にどぎまぎしつつ後ろを振り向くと、そこにはひとりの青年が立っていた。夜でも目を惹かれる茶髪に白で統一した身なり。もしかしなくてもこの邸の者で間違いなかった。

「あ、えと別に怪しいモノでは…っ!!」

「『招待されたご令嬢』で、間違いないですよね」

 にこりと笑った青年はティナに尋ねる。それにこくこくと頷いてはますます彼は笑顔になった。

「こんな所におひとりで…御付の方は?誰か知り合いはいますか?ここでは…」

「だ…、大丈夫です!少し夜風にあたりたかっただけです!」

 慌てて早口で言うティナに目の前の青年は納得した様に頷いた。

「そうでしたか。それでは案内しましょうか?」

 次にティナの手を添えるように持ち上げては、ティナの体勢を立たせる。突然のことに驚いては、目の前の青年へと寄りかかってしまい益々ティナは慌てる。青年の赤褐色の瞳が間近にあることを理解してティナは体を離す。

「ご、ごめんなさいっ」

「いいや?怪我は…流石にないか」

「は、はい!大丈夫です。あの、私失礼します。すいませんお手数かけてっ」

「あぁ」

 別れようとすると繋がれた青年の手がきゅっとティナの手を掴んだまま放さない。

「あ、あの…?」

「君は、花の香りがよく似合う」

 お世辞だろうか、本当の事を言われているのか。少し間をおいてしまってティナは慌てて表情を取り繕う。

「ありがとう…ございます?あの、では私はこれで…」

 次にすんなりと手は放れ、ティナは青年をひとり置いて馴染みのある騎士の元へと向かったのだった。


「…他の令嬢とは違って野心がないような子だな」

青年の言葉など誰にも聞かれない独り言に近かった。


*

 早く戻ろう。

 出来る限りの速さで城内をかけ、使いである騎士の元へ急ぐ。ティナに向かう視線は今も健在だ。赤い頭を振り、野次馬の視線を無視して思考を変える。次にはドレスの裾をヒールで軽く踏んでしまう。しまったと思う次には崩れ落ちる展開しかない。その時だった。倒れずに、しかも頼もしい何かがティナの体を支えていた。違和感から、ぎゅっとつぶった瞼を静かに開くと目の前には男性であろう胸板が目の前にあった。装飾品が少なくはあるが、それだけで目的は達成されているような輝きに黒いコートを着ていた。先程会った青年とはまた違う雰囲気を漂わせる。ティナはお礼を言うべく視線を上にあげようとすると、言葉が降ってくる。

「大丈夫ですか」

「あっ、はい。大丈夫……」

 礼を言う言葉は口のなかで消えた。ティナはその存在に目を見開いた。それは昼間花畑で出会った青年だったのだ。相手もティナに気づいたのか目を見開く。

「あ、えっと…その。また、会いましたね」

「ああ。君はこの夜会に招待されていたんだな」

「はい……そんな感じ、です」

 どうにもカタトコになってしまう言葉を飲み込みつつ目の前の青年に目線を合わす。が、次には話をふられる。

「君は一人か?誰か付き添いはいないのか?」

「あ、えと…従者が、いるんですけど、はぐれてしまって……」

 なんとも心苦しい嘘に目の前の青年は理解して頷いた。

「なら、手伝おうか。ここは広すぎるだろう」

「あっ、えと、大丈夫です!あの、ここから出たいから早く見つけて……」

「”早く”…?」

 なにか突っ掛かったのだろう青年は辺りを見渡しては理解した。

「あぁ……、皆あなたの存在に目を惹かれているのではないか。だから変に視線を感じるんじゃないか」

「ち…、違います!」

 大きく否定した言葉に自分も彼も驚いた。

 まずい、益々注目を浴びてしまう。早く…、早くここから…。

「姫」

 声をかけられはっ、と我にかえる。声がするほうに向けばそこには自分に仕える騎士がいる。

「ウィー……」

「すいません、お側を離れてしまって……。そちらの御方は?」

「あ、転びそうになったのを助けてくれたの」

「そうでしたか。ありがとうございます」

「いいや、怪我がなくてなによりだ」

 ウィルが青年に頭を下げれば彼は気にせず言う。そんな自分の頭の上で淡々と言葉を交わす男二人にどこかどぎまぎしつつ、会話の終わりが見えてかティナは顔をあげる。

「それでは失礼します。…あの、」

「?」

「お名前聞いても、宜しいですか?」

 ティナの言葉に少し間を置いて、次に口を開く。

「…“ガヴェル”、と言います。公務上、またどこかで会ったときは以後お見知りおきを」

「ガヴェル様……。私は、ティナと言います。またどこかで会えば、その時はまた植物の話お聞かせくださいね」

 出来る限りの笑顔をふりまけば、彼はそれに気にせず小さく微笑んだ。



 公務で着る締め付けさとはまた別のそれに袖をとおしながらため息が出てしまった。いくら仕事に身をいれても、自分の身の上は変わらない。貴族であることに変わりはないのだ。

 家系が王族に忠誠を誓っていた時代は自分のなかでは終わりを告げている。現大公が自分の父親ということで、今までとなにひとつ変わらない生活しかないのだ。自分が忠誠を誓った王はもういない。

「ガルディア様」

 鈴のような声がひとつ。部屋の外では一人の少女がそこにいた。深緑の髪を綺麗に結い上げサファイアのような宝石の瞳は自分を視界にいれると嬉しそうに輝く。

「どうした、ナインツェ嬢」

 呼べば彼女は嬉しそうに微笑む。

「いいえ、ただお傍にいたくて…。だって、本当に嬉しいんですもの。ガルディア様とこうしていられるのが」

 恥ずかしそうに口に手を添えて小さく笑う彼女にどこか呆れてしまう。

「貴女は…、嫌じゃないのか?」

 自分がぶつけた質問にきょとんとして大きな瞳をぱちくりと瞬かせる。

「どうしてです?」

「親が勝手に決めた相手だぞ。当人達の意思も好意もなにもかもを無視した結果がこれだ」

「それでも、私は貴方様といられるのがたまらなく愛しいのです。ガルディア様は、違いますか…?」

「生憎、私は“冷酷無比”で有名なただの警備者でしかない。人を愛することなど今の自分にはとても限界がある。…身分関係など、面倒なものだ」

「そう…ですか。すみません、ガルディア様」

「いや、私こそすまなかった」

 我に返り目の前の少女の様子を伺うと、次には優しく微笑み返された。


*

「ご苦労だったなガルディア。疲れているだろうが、お前は令嬢方に挨拶をしてこい。夜会を開いた意味がないからな」

「分かりました、父上」

 城内の最上部、全体が見下ろせるバルコニーの奥。両開きのカーテンからは鋭い眼光が光る。自分はどれだけこの威圧に耐えなければならないのだろう。そう想いを胸の中にしまい、今日もまた父親からの命令に頭をさげるしかなかった。

「まぁガルディア様。お久しゅう御座います」

「ああ、お久しぶりです」

「公務でお忙しいとお聞きになったのだけれど、会えてよかったわ」

「私も、皆さんのような御方とお会いできて光栄です」

「まぁ、お上手だことっ」

 まるで模範解答のようなことを言いながら疲労感が生まれる。

―この場所は、居心地が悪い。

 自分の屋敷であるのにこの居心地の悪さの原因は父親の存在。まるで監視しているように見つめるその瞳が幼少頃から苦手だった。しかも今夜は夜会だ。客もいて、身内もいるのだ。恥などかいている暇がない。自分の周りに貼りつく令嬢たちは一向に離れようとしないのか、自分と会話を迫ってくる。

―疲れる。

 正直な感想がこれだ。これだから貴族上の関係は面倒だ。手っ取り早い嘘でもついてこの場から離れようか。

「すいません皆様、これから身内と内談の予定が入っておりますのでこの辺で失礼します。今夜はお楽しみください」

 そう言うと、決まって令嬢たちは頬を染めてうっとりとした顔になる。嘘をついて人を騙しているのが心苦しくはあるが、自分は今のこの空間が嫌いなのだ。早く立ち去りたい。そう思って足を進めた時だった。

 目の前からどこか急いでいる令嬢を見かけてはふと思い出す。少女の赤い頭髪、昼間出会った少女のこと。もし同一人物だったらどう声をかけようか、なんて柄にもないことを考えていれば目の前の少女は真っ白なドレスの裾を踏みつけて転びそうになる寸前だった。

「…っ!!」

 運よく少女を支えることに成功した次に、密着した少女の体からふわりと花の甘い香りがした。次に自分の状態に気づいたであろう少女に声をかければ、言葉を言いかけた少女の顔に思わず息をのんだ。

 昼間、あの花畑で出会った少女ということに自分はどこか嬉しく思ってしまった。なぜだかは分からない。相手の少女も自分の顔に気づいたのか礼を言い、ぎこちない様に喋る。

彼女はこの空間に馴染めないように言ったが、それは彼女が知らず知らずの内に出しているオーラのせいだ。だから周りの人物たちはこちらに視線を向ける。まぁ、自分がここに居合わせているのもあるが。

 そして貴族の娘なら必ず使いの者が傍にいると思ったが、それらしき人物が見当たらなかった。尋ねればいつの間にかはぐれてしまったのことだった。広い邸、それも他人のテリトリー内だ。混乱しないほうがおかしいとも思った。探すのを協力しようかと尋ねれば少女からは予想以上の大きい声がでた。それに反応した周りの人間は益々こちらに視線を向ける。それに気づいた少女は息をのみ今にも震えそうな勢いだった。

「姫」

 そんなところにひとつの声が登場する。少女の使いであろう男に胸をなでおろしつつ、礼を言い頭を下げる男に愛想をふりまいた。

立ち去ろうとする少女は次に自分の名を尋ねた。ここが公爵邸なのを分かっていて聞いてくるという事は、この少女はこの国の社会にあまり触れていないタイプなのだろうか。だったらこの邸の次期当主の顔も名前も、知るわけがない。そう思っていたら自然と真名ではない名前を名乗っていた。少女は嬉しそうに名を繰り返す。次に自分の名も、というように自己紹介すれば少女は従者と共に去っていった。なんてことないひとりの少女に自分は心はどこか揺れ動く。

「ガルディア様」

 馴染んだ声が耳に届く。しかしこれじゃない。そんな思考は途切れる。ナインツェが自分の手を引いてこちらに視線を向けさせようと必死であった。

「あぁ、貴女か。どうした」

「大公がお呼びです。そろそろ発表する、と」

「分かった…」

 今夜ここで決定打になる。自分はお堅い貴族身分であり、軽い気持ちなど持ち合わせてはいけない、ただの当主になるしかないのだと。見せびらかしのように開かれたこの夜会が、自分達の婚約発表の場を設けるためだけの事だということに。

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