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LR  作者: 闇戸
六章
78/112

地祇の王と連理の剣聖(中Ⅰ)

 神祇官二人は、当初、別角度からそれぞれ攻めていたが、捌きついでに方向をズラされ同士討ちのオンパレード。そこで攻め手を変えて鬼と侍による連携にしたところ、より酷くなった。

 連携とは流れを生むものである。

 単一による攻防をより複雑にし効果的にしたものだが、相手がその複雑についていける場合、果たしてソレは効果的なのだろうか。

 そもそも、嘉藤利則を迂回して霧崎勇、そして瀬田綾女へと向かえば良いだけだったはずなのだが、利則の間合いを素通りしようとした瞬間、すべてが狂った。

 攻撃させられていることに気づくまでさして時間は有さなかったが、気づいて尚、影虎も孫六もそこから抜けることが出来ず、今現在、連携へと至っている。

 鬼爪は爪の先端に小さく入れられた一撃によって軌道を外れる。

 太刀はその斬撃を、鬼爪を弾く動作のついでだとでもいうように、または入れる一撃の起爆剤代わりにされる。

 二人の攻撃を避けるのではなく弾いてずらす。または剣線の風圧でずらす。ずらして更なる攻撃の流れに強制乗車させて次撃を誘発させる。この繰り返し。ここに在るのは、攻防ではない。攻撃させるという形での防御のみである。

 孫六の記憶上、この連理の型と呼ばれる防御法を崩せたのは自分や影虎のかつての上司によるものと翠凰こと武本翠とその夫による連携くらいだったはずである。

 大陸からの撤退戦で殿を努めた嘉藤の率いる部隊が中華連合の精鋭を一点に釘付けにした。それを為したのがこの防御法とそれを活かしきった部下による陣だ。

 嘉藤利則を有名人たらしめるかの殿戦は、物を考えず突進するだけの怪異の群れは言うに及ばず、統率された宝具持ちの神仙さえも退けた等という眉唾物の逸話だが、大陸深部に斬り込み帰国不可能とされた連中が無事に生還しているのは事実であり、また、生還者の誰もが逸話を一切否定しないどころか当時を思い出して感嘆する始末。

 神祇院による研究の中には、人工的に三剣聖クラスの烈士を生み出そうとするものもあり、そのための情報源として生還者を解体してデータ化し情報を抜き出すということまでやったそうだが、逸話以上のことが何も分からなかったらしい。

(剣聖クローンを作るために直毘と善助を使ってまで翠凰の息子からDNA採ろうとしておいて、通りすがりの九曜頂に対象かっさらわれた挙げ句、そいつに協力者壊滅させられるなんて下手打つとか。あの部署ももう終わりだろう)

 もっとも、と心で一拍おく。

(ここで嘉藤をヤれないまでも、毛の一本でも持ち帰れば連中に恩は売れるか)

 ここで攻撃目標に九曜頂・霧崎の他に嘉藤利則が正式に加わった。

 とはいえ。

 一太刀も入らない現状ではどうにもならない。決死の覚悟でも持って間合いからの離脱をすれば、とも考えたその矢先、剣鬼の背後――自分達が向かおうとする先でパーンと柏手が鳴り響き、孫六がそちらへと意識を向けた瞬間。

 孫六は太刀を持つ腕を起点に体勢をずらされ剣鬼へと背を向けさせられ、その直後、自らの足下でダンッと強い踏み込み音を聞くと共に背中に強烈な衝撃を喰らい弾き飛ばされた。

 影虎は、それまで立ち位置が不動であった剣鬼が孫六の剣檄を捌くではなく、孫六の太刀を自ら太刀を握ったまま殴り上げて孫六を反転させたかと思えば、一歩地面を割らんばかりの強さで踏み込み、その背中を自らの背中で体当たりで弾いたのを見た。その弾きがどれほどの強さか、孫六は勢いよく2メートル近くを飛ばされ、それを更に剣鬼が追撃する。

 それは唐突過ぎて、思わず影虎も攻撃の相手を失い勢いを殺せずたたらを踏んだ。

 利則がおこなったのは鉄山靠と呼ばれる中国拳法の一つで、影虎も烈士隊員として大陸攻略戦に参加した際に身を以て知った脅威である。中華連合の武術隊には多くの部隊が壊滅させられたものだ。

 そんな感慨に耽る暇はない。

 鬼の視界から同僚と剣鬼の姿が消え、先の柏手が発生した箇所が視界の端にある。そこにはあの年若い九曜頂が――いない。

「どこ行きやがっ?!」

 ズドムと、"た"を発音する前に左の横っ腹を衝撃が襲う。鬼化していなければ、そこを起点に骨が粉砕、否、肉ごと骨が消し飛び余った肉体が粉砕されかねない衝撃だった。

 鬼化していたから、そして、それが鬼の本能だったのか思わず衝撃の行く先へと体心をずらしたおかげか、この衝撃で負った結果は左半身が痺れて動かなくなったのと、ザザッと足が砂埃を上げてその身が数メートル弾かれたに過ぎなかった。

 顔を顰めて砂埃の立ち元を見やれば、左拳を腰溜めに固めた構えを取る九曜頂・霧崎。


勇【ふう、やっと止まった】

事【興奮しすぎだぞ、兎。いきなり暴走など、お前、馬鹿か?】

因【しょ、しょうがないじゃないですか! イヤッッホォォォオオォオウ! な感じで参加しちゃったんですから!】

御【う~む。どこへやったか】

事【どうした兄者】

御【兎鍋のレシピがどこかに……】

因【こらー! その発想には、眷属郎党で一斉抗議させてもらいますよ?!】


 何があったか。

 一歩踏み出そうとしたところ、因幡の神気をメインに宿した足が暴走し、踏みだし→徒歩→走り出し→疾走の順を経ず、一歩目から爆走が発生した挙げ句、踏み出した方向が少しズレていたようで明後日の方向に飛び出し何度か方向転換をおこない、孫六をクッション代わりにしてようやく停止した、ということだ。

 出落ちとも取れる登場だが、クッションにされた側には状況など分かるはずもなく。

 舌打ち一つ漏らし、握る太刀にて斬りかかる。そこに技工はなく、ただ力任せであると判断出来る一振り。


勇【受けたら痛そうだな】


 手首を返して生太刀を引っ張り出し、更に返して迫り来る太刀の持ち手と鍔の間に滑り込ませて弾き返す。綾女の目には突如出現した白い半円が鬼の手に吸い込まれたかと思うと、鬼と勇の立ち位置が入れ替わったように見えた。

 入れ替わりの道すがら勇の視界に入った綾女に。


事【アレはなんだ。明らかに人ではない】

勇【人外の美貌とか言うつもりか? いや、確かに人の持ちうる魔力ではないが】

御【アレは~、アレだな。うむ、アレだ】

勇・事【アレアレではサッパリわからん!】


 振り向き様に兎の神気入りで、斜め上から斜め下に抉り込むようなハイキック。蹴り弾くというより地面に埋め押し込むように。

 グシャリと、蹴りで発生するとは到底思えない音付で、影虎は地面に頭から激突した。

 勇は舌を出し左手人差し指で舌先に五芒を描いてから舌を引っ込め。

「潰れよ」

 一言。

「っぐ。ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああぁぁぁぁあ」

 影虎の悲鳴は全身にかかる超重量の重さによるもの。否、重いと感じてもそこに何かがあるわけではない。ただ全身が空気に押しつぶされ地に沈むのを、痛みで知るのみである。指一本も動かせない。


因【潰れませんねぇ】

御【作用した領域が違うんじゃね?】

事【大雑把にもほどがある】

勇【う~む。一言呪は難しいな】


 それでも効果絶大である。

(くっそおおおお! 霧崎の長男がこんな技使うなんて聞いたことねえぞ!?)

 重力系の魔法。源理における地理の高レベルに存在するが、神州の魔法学では未だに式の詳細が解明されておらず、使用者の存在も確認されていない。故にこう考える。

 アレは神技だと。

 神技への対抗手段は神技。神を身に宿してはいないからソレは使えない。だから。


「取り込め! あくろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおううううう!!!!!」


 突然。影虎の身体が内側から爆発した。

 爆発は一言の呪いさえも爆散せしめ、爆風と粉塵を周囲に撒き散らす。


因【まぐろ王?】

勇【そういう場違いなボケはいいから】

因【怒られた(泣】


 勇は目を細め粉塵を見回す。粉塵は赤く染まり、周囲には鉄臭さが爆風にも散らされずに漂う。


勇【なるほど。組み込まれた鬼の力を最大限に使うために一時の自我封印を引き替えに札を切ったわけか――――だが】

御【うむ。手としては間違ってないが、可哀想に、こいつぁ失敗だな】

勇【骨を砕いて無力化しようとも思ったが、それどころじゃなくなったな】


 状況の予想はつく。実際、影虎の状態は勇達の予想通りでもある。

 地祇の神技をはねのけるために鬼の力を最大限に利用しようとして鬼魂を解放した結果、そのまま魂を食われてしまった、という江郷影虎としてはなんとも残念でお粗末な最期を迎えたわけである。

 そして、問題はそこではない。

 勇は爆心地からやや距離を取り、まとわりつく粉塵を払う。


勇【なんと言ったかな? あくろおう? どの?】

御【気配的には高丸の悪ガキじゃねえな】

勇【気配的とか言い出したら、昔、鹿島で視たものとは別物だな】


 気配はある。粉塵で姿形はないが、その濃密な気配。否、粉塵が壁になっていようとも明らかに壁の先が黒々としていることから、人間大の大きさのナニカがあるようにはまず思えず。

 コレは少し面倒臭いことになったかな、と感じずにはいられない。


御【鹿島……あぁ、昔にミリアムが言ってた奴か。アテルイじゃろ? アレ、ワシら視点的には鬼じゃねえらしいじゃねえか。でアレと別物なら、こいつぁ多分】

事【大獄丸だな】


 事代主の答にそこらじゅうから【うわあ】と漏れる。

 悪路王伝説は神州各地に存在するが、それらはすべて別物である。人間であったり、鬼であったり、共通するのは朝廷の敵という認識。そう認識されるに思わしき所行があったとする伝説。

 有名どころでいえば、蝦夷の王と鈴鹿山の鬼か。そして大嶽丸とは後者を指す。


因【立烏帽子さんいますか~?】

 【しーん】

因【いませんねえ】

御【阿呆。地祇じゃねえんだからいるわきゃねえだろうが。

  つうかあのお嬢ちゃん、呼べば来たりしねえんかね?】

事【今頃はどこぞの国の海上にいるだろう】

因御【素性知ってんの?!】

事【兎ならいざ知らず、何故、兄者が知らないのか不思議でならないのだが。

  何年か前にも諏訪の祭に参加していたことが記事にあったはずだ】

御【まじでっ?!】

因【記事に載るくらい有名な人なんですかね、リアル御前様】


 大嶽丸の討伐に関与していたとして鈴鹿御前と坂上田村麻呂がいるが、地祇という立場上、過去とはいえ朝廷勢力であった坂上田村麻呂の名前など口にもせず、鈴鹿御前の通称である立烏帽子の名前を口にしてみる因幡。


勇【てかね? 割と国の中央に近い俺も知らないリアル割れ情報をなんでコッシー知ってんのさ】

事【うむ。一時期、同居していた】

御【まさかのカミングアウト!?】

事【それほど特別なことでもない。

  息子が拾ってきた土管住まいの女が家出中の鈴鹿御前だった、というだけの話でな。よく息子に剣の手ほどきをしていたな】

因御【すみません。事代主さんの設定が今一つ分からず混乱中です】

御【お前、賀茂率いてんじゃねえの?!】

事【それは新暦になってからだ。旧暦では賀茂の裏番しながら俗世で暮らしていた】

勇【息子?】

事【うむ。色々と面倒な繋がりだが、簡単に言えば我が降神器となった男の曾孫で、色々と縁が重なって育てた。まあ、しばらく見ぬ内にとんだ馬鹿息子になっていたが】

勇因御【???】

事【ともあれ、鈴鹿御前は呼んですぐ来られる状況にはない。そしてこの場に、双通連も権明連もない。もちろんソハヤもない。

 せめて、必殺武器がなくても倒せる状態ならいいのだがな】


 地祇達は大嶽丸の討伐には鈴鹿御前の存在が必要不可欠であると断じて会話していたらしい。正確には宝剣の存在が、だ。

 力でねじ伏せる選択を最初から選択せず、伝承上における討伐方法の再現を持ってくるところが、烈士隊など、現行軍隊が取る攻略方法と違うよな、と勇は思う。

 これが烈士隊であれば、鬼への対抗手段として鬼斬りの呪を施した魔構剣を揃えて、前衛のみ後衛のみで数部隊組んでの討伐戦だろうか。

 大嶽丸がどのような状態であるかは不明だが、身一つによる攻略になるのは確実。

 という状況なのだが、中身は八百万繋がっても出力先が一つであるため、討伐者を複数揃えられない。勇の認識として今回は慣らし運転のようなものだから、最大出力など期待出来ない。故に、伝承上の攻略方法に頼るのが最も犠牲の少ない方法といえる。

 が、しかし、その伝承上の攻略方法に必要な、鈴鹿御前の不在、大通連、小通連、権明連の存在もない、ときた。

 真実、事代主曰くの「必殺武器がなくても倒せる状態ならいい」が頼みの綱といえる。

(力ずくで肉体を滅せば魂は器を求めて去るからこの場での事象は解決。仮に宝剣によるトドメをおこなっても転生期間が延びるだけだしなぁ)

 実際、伝承で宝剣によるトドメがあっても転生が発生しているのだから、期間の違いはあれど討伐してもどうせ転生する相手だということである。

 さて、ともうすぐ晴れる粉塵の向こうに対して生太刀を構える。右に持って脇に構え、左は腕力勝負と術使用のためにフリー。

 粉塵の向こうを視る。

 江郷影虎が有していたものとは似て非なる魔力が鬼の形を取って蹲っている。ざっと視て、大きさは20メートル程度。立ち上がれば少なく見積もっても倍か。

 あの、黒竜討伐戦を思い出す。

 アジ・ダハーカの方が圧倒的に巨大だったが、向こうはもっと個として確立するほど魔力には確たる存在感があった。ソレに引き替え、粉塵を挟んで相対する存在にはそういったものがない。例えるなら風船か。

 そして、粉塵が晴れる。

「うわあ、なんかドロドロですやん」

 ひい、と勇が思わず漏らす。

 形状としては確かに鬼である。ただ、表面がドロドロと溶けたアイスのようになっていて、気持ち悪い。衣装というべきものはなく肉肌なのだが、溶けているからある意味あの溶けた肉が衣装に見えなくもない。そう思った方が心の平穏に良い。


因【あれ? あの溶けてる部分、手足生えてません?】


 勇よりもよく見ていたらしい因幡の指摘に従い、勇もよく見てみれば、ああ確かに手足が生えている。正確には、肉より溶け出て地に落ちる頃には手足と頭が生えてうごめいている。頭には角があり、顔は無貌。

 グシュリと音がしたから上を見れば、肌を溶かす大元が頭を動かし勇を見たようだった。


勇【ああ、なんだ。顔がないから何かと思えば、大元も顔がないし、つまりは子供か】

因御事【子供説は絶対違うと思う】


 勇を見下ろす大嶽丸には頭があって角もある。さりとて頭にあるべき、目と鼻がなくて口だけ耳まで裂けている。形状としてアレは耳だと思う。


「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■」


 声というよりも暴風が上から来た。言葉として認識は出来ないがどう聞いても怒声だろう。

 巨腕が振り下ろされてくる。その動作だけで、溶け落ちていた鬼が周囲に多くふるい落とされた。

 御名方の腕力と因幡の脚力で受け止めた。それでも、ズドンッという音が、勇は全身を突き抜ける形で聞こえた。

「いいね。さっきまでの人間体よりもこっちの方が断然良い」

 巨鬼は下の方にいるらしい奴がナニカ言ったのを聞いた。

 自分は何故ここにいるのか。そもそもここはどこか。何故何も見えないのか。周囲の臭いも分からない。

 ただ心を満たすのは、何者に対してかは分からないが強烈な怒り。理由までは分からないがコレは怒りか。先程何か喰らった気がする。そいつが持っていた怒りなのだろう。

 怒りなら自分だって持っている。

 そう、"封神の儀に協力してやった自分を捕縛し拷問にかけて器を破壊し魂さえも束縛した神祇院"に対する並々ならぬ怒りだ。

 自らの怒りを晴らしたい。行為に怒りは必要ない。ただ喜びのために、犯し殺し奪い喰らえばいい。

 ただ、まあ、と喜びを得る前哨戦として、今心をむかつかせている怒りを晴らすのも、やぶさかではない。その晴らすための行為が、下を這って自分の拳を受け止めたらしい奴を殺すことなのだろう。

 誰だか知らないが、まずはこいつを殺そう。そして、自分をだまし討ちにした神祇官を殺そう。そうしたら、立烏帽子の奴を見つけ出して殺そう。ああ、あいつだけはとりあえず、殺す前に遊ぼう、うん。その身喰らいながらか、それはもう楽しいだろうなあ。

 鬼は振り下ろした腕に更なる力を込めてそいつを押しつぶそうとする――が。

「見た目ほどの体積はないな。肉体的にも魂的にも」

 巨腕の五指が輪切りになって飛び掌が弾け飛んだ。鬼は痛みなくただ手首より先の感覚が消えたのを感じる。

 痛みがないなら大したことはない、と再度その腕を振りかぶり全力で落とす。地面を叩くこと三度。

 手首より先のない腕を三回叩いて弾き落とせば、周囲にグシャッ! グシャッ! グシャッ! と立て続けに肉の潰れる音が響き渡る。地面に衝突する度、周囲には新たな鬼が生まれていく。

 今のところ、大嶽丸より生まれた鬼は勇に対して牙を剥かず、ノソリノソリと周辺を徘徊している。どういう脅威になるかは不明。放置して良いとも思えないが、今はでかい方に集中することにする。


勇【肉から生まれてるなら、斬っていったら増えるんじゃね?】

事【よく気付いたな】


 勇の疑問に事代主の即答が飛んできた。勇とは違う視点で既に看破していたらしい。

「マジか-。ダハーカ戦法使えないのかよ」

 秋葉原での黒竜退治。あれは総攻撃で体積を削っていったわけだが、今回はそれでも削れるっぽいが削ると用途不明の鬼が増えて何か問題が増えるらしい。

 さて、勇が把握していないその問題とは何か。

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