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フリー台本 百人一首  作者: ルト
1/11

1 天智天皇

原文

秋の田の かりほのいほの とまをあらみ

わがころもでは つゆにぬれつつ


現代語訳

秋の田のほとりの仮小屋の屋根を()いた(とま)の目が粗いので、

私の(そで)夜露(よつゆ)にずっと濡れ通しであるよ



お帰りなさい。

今日も一日、お疲れ様でした。


……何か、あったみたいですね。

……そう、それは大変でしたね。


気を落としてしまうのも無理はないですね。

でも、いつまでも気を落としてしまうのは、良くないですよ?


お風呂に入って、ご飯を食べたら……いいことがありますよ。

フフッ、何があるのかは、その時になってからの、お楽しみです。


まずは、ゆっくりしませんか?

さぁ、こちらへ……。



そうそう、そうですよ。

お風呂に入って、ご飯を食べた後は……。

私の膝の上で、ゆっくりとお休みください。

心地よいですか?

そう……それは良かった。

なんだか、私も少しだけ嬉しいです。


……あら?

手首が冷たいような……。

あっ、濡れていますね。

これは……涙?


いいんですよ。気にしないでください。

それだけ、あなたは頑張ったんですから。

我慢するんじゃなくて、思いっきり、泣いてもいいんです。


秋の田の かりほのいほの とまをあらみ

わがころもでは つゆにぬれつつ


今日も一日……お疲れ様でした。

採用実績報告


2020年11月25日に、声優の綿雪様(Twitter:@wata_yuki)の「おやすみわたキャス」において、こちらを読み上げていただけました!

綿雪様、聞いていただいた皆様、ありがとうございました!

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