雪の降る日にまたいつか。
気まぐれで書いています。
誤字脱字があったらすみません。
その日彼女にとっては普通の日であった変わらない日常であった。
彼女は何時ものように目を覚ましリビングで、やっぱり日本人なら朝は味噌汁とご飯ですねー。
なんてことを考えながら母親の作った味噌汁とご飯、鮭の塩焼きをゆっくりと比較的余裕を持って食べた。
そして制服に着換え、
「行ってきまーす。」
「行ってらっしゃーい。」
そういったいつもどうりの短いやり取りをして、家を出発した。
当たり前であるが彼女は学生である。
年齢などは一旦省かせていただこう。
ついでに言わせて頂くのならここが現代である必要はなく、並行世界並行世界であっても、一種の異世界であっても問題はない。
簡単言えば、日本のような平和な所であった。
少なくとも何も知らないただの一般人にとっては。
だが、そうは言っても何が起こるかわからないのが人生である。
「おはようございます。」
「おはよー。元気ー?」
「元気元気ですよ。少なくともまだ死ぬことは無いと思うくらいには元気
ですよ。」
「そりゃ良かった。」
だがまあ、かと言って必ずしも日常から逸脱しなければいけないなんていう決まりがある訳ではないのだけど。
「すーは課題終わった?」
この場で言うすーとは、勿論先ほどから彼女と呼ばれている本作の主人公である。
このすーとは、あだ名のようなもので、いつも眠たそうな顔をしていて今にもすーと寝てしまいそうだからすーというあだ名がついた。
本名は、雨雪 霰である。
「終わったけど見せませんよ?」
「えーけちー、見せてよー。」
先ほどから話しかけてくる少女は 色夢 魅実、霰の友達である。
さて霰はというと、
さてはて、どうしよっかなー?
見せるのはいいけど結構な頻度だからなぁ。
そうだ!
「ジャンケンに勝ったらいいですよ?」
「ほんと!?」
「ほんとです。」
「フフフ、言質とったりじゃあ。」
「「最初はグー、ジャンケンポン!」」
結果は、
「負けたー!!!」
「私の勝ちですね。」
霰の勝ちだった、だが、
「うう、このままじゃ先生にどやされる。」
よよよよ。といかにもこの世の終わりという顔をいていると。
「わ、分かりましたかしますからそんな顔しないでください。」
ほ、ほらっ課題ですよ?
「やったー!」
と見事に騙された霰は魅実に課題を貸してしまったのでった。
「霰は騙されやすいね。」
そんなことを笑顔で言われてしまえば、さすがの霰でも気づくものである。
「騙されたー!?」
え、え?
と、ぼんやりしている顔でまさにとろいといった顔で霰がオロオロする。
するとそんな霰を見て魅実がカラカラと楽しそうに笑いながら余裕綽々といった感じで課題を終わらせる。
「むー魅実さん酷いです。」
「あはは、ごめんごめんあと、呼び捨てでいいよ。」
「いつか気が向いたらそうします。」
「いつになるのやら。」
そう言って、ヤレヤレと魅実が、首を振り霰が楽しそうにコロコロと鈴を鳴らすような音色で笑う。
何処にでもある平和で平凡日々。
これが雨雪 霰の日常である。
これが、その身に雪女を宿す異端者、雨雪 霰の日常である。




