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PINK  作者: 雷蔵
始まり
6/8

六話


時は知らぬ間に流れ…


人間どもは、綺麗だと勝手にワシを有名にし…


いつしかワシはもう、咲かすのをやめた。












おじいちゃん。


おじいちゃんの好きな桜の木…

ずっと枯れてるね…











ははは。

こいつはのう、素直じゃないんど。


おいに、よ~う似とるわい。











もう帰れ。

いくら待っても、花は咲かせんぞ。


ワシは人間は嫌いなんじゃ。












ねえ、お父さん?


そろそろ帰るわね?











おう。毎年すまんの。











ねえ~


おじいちゃんはなぜ、さくらを見に来たら一人でかえるの?


おしごとがあるの?











ふふふ。

おじいちゃんはね。


毎年、お友達と遊んで帰るんだよ。


さ、帰ってお風呂入ろうね?










うん!

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