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『W.A.R.』  作者: sethy
STAGE 2
98/332

「君が、ウチカワトシヤくん、だね」


 一瞬、何が起こったかわからなかった。


 聞こえてきた言葉の意味はわかった。自分の知っている言葉、つまり日本語だった。


 だが、自分以外に日本人のいないいま、この場所で、なぜそんなものが聞こえたのか?


 人殺しが目の前に迫り、恐れ、慄いた頭がおかしくなり、聞こえるはずのない声が聞こえたのか。俊哉は一瞬、本気でそう思った。


「説明しなければならないことがたくさんある。けど、まず、とりあえず、何も言わずについてきてもらえないだろうか」


 聞き間違いではない。


 再度聞こえた声は穏やかで、パニック寸前の俊哉の頭に、柔らかく波紋を広げた。


 それで冷静さをいくらか取り戻した俊哉は、その声がどこから来るのか、視線を巡らした。


 その時、若い黒人と白人の間から、小柄な男が現れた。

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