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「少なくとも、世界最高のプレイヤーが認めているプレイヤー、ってことだよな」
「世界一みてぇなもんじゃん」
直人と康平の言葉を聞きながら、俊哉は紙面に目を走らせた。
本人の意向からなのだろう。横書きのインタビューに添えられた写真は、すべて顔から下しか写していなかった。無論、本名も出ていないので、どこの誰なのかを特定することはできない。
だがそれが昨晩も編隊を組んだグリフィス1、〝ライオンハート〟であることは間違いなかった。
『W.A.R.』世界大会の覇者は、現在のところ、彼しかいないのだから。
「すげーよなー おれなんか、うっかりするとすぐ地面にキスだぜ」
ベンチに横になった康平が、手で機体が墜落する様を示して見せた。




