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『W.A.R.』  作者: sethy
STAGE 1
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40

 その時、初めて考えた。


 なぜなのか。


 なぜ楽しいと感じる学校に朝から向かおうとしないのか。


 なぜ遅刻してまでも、ただだらだらとこうして会話をしているだけの時間を過ごすのか。


 来たくないからです。


 咄嗟に言葉が思い浮ばず、俊哉は思わずそう答えてしまった。


 担任が驚きのあまり口を半開きにした顔は、いまでも忘れられない。


 ところがこの会話、クラスの違う康平や真治、直人にもあったらしく、三人とも俊哉と同じく、来たくないからです、と各々の担任に答えたらしい。


 後で笑い話になったが、俊哉は未だに時折考える。


 なぜなのか。


 その明確な答えは、まだ出ていない。


 ただ、こうして四人で会話している時間を、どうやら自分は、学校で授業を受けているより楽しいと感じているらしい。それだけは、確かだった。

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