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『W.A.R.』  作者: sethy
STAGE 1
38/332

33

「……そりゃ、大変なことで」


「今度はあなたと同じ歳ぐらいの高校生みたいよ」 


 ふーん、と曖昧に相槌を打って、クロワッサンを銜えた。


 まだ朝食の準備は完全ではないらしく、母は話しながらキッチンの奥へ入っていく。


 見るものもなく、ラジオ代わりにつけられたテレビは、事件の詳細を伝え続けていた。


「ごちそうさん、もういくよ」


「まだパンしか食べてないでしょう、ちょっと待ってなさい」


 呼び止める母を、遅刻するから、とかわし、家を出た。


 少し素っ気なさすぎたか。わずかに胸が痛んだが、今さら戻って朝食の席につくわけでもなかった。


 自転車に乗ると、出がけにもう一つ持ってきたクロワッサンを食べながら、通い慣れた道を走った。

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