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『W.A.R.』  作者: sethy
STAGE 1
34/332

29

 母は、と言えば、どうやらテレビに視線を向けたままで話していたらしい。息が詰まって涙目になっているこちらの様子を見ることもなく、続けた。


「この事件、無差別だとしても、範囲も対象も広すぎる。北から南まで、比較的若い子が狙われているようだけど、三十近い人も殺されてる。誰が同じ目にあっても不思議じゃない」


「それだったら母さんもだろ? 気をつけなさいね」


 口真似をして、改めて牛乳を飲んだ。


 コップに半分ほど残して、カレーの最後の一口を口に運び、それを流し込むように再び牛乳のコップに手を伸ばす。


 そういえば、サラダには手をつけていない。


「わたしはもういい年よ。あんたみたいな大きな子がいるんだから」

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