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『W.A.R.』  作者: sethy
STAGE 1
33/332

28

 警察官、それも警視庁捜査一課の刑事同士のもとに生まれた俊哉にとって、そんな母の様子は、別段驚くに値しない、見慣れたものだった。


 未だ事件の詳細を語り続けるアナウンサーと、母の背中を交互に見つめ、俊哉はすぐに食卓に視線を戻した。


 薄情なようだが、今は殺人事件よりも自分の腹の空きようが事件だ。


「あなたも気をつけないさいね」


「……何が」


 牛乳の注がれたコップに手を伸ばし、口をつけた時にその言葉だった。


 アナウンサーの淡々とした声だけを聞くともなしに聞いていた俊哉は、突然かけられた母の声に驚き、噴出しかけ、むせるようにしながら、どうにか返答した。

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