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『W.A.R.』  作者: sethy
STAGE 1
28/332

23

「父さんは?」


「例の事件よ。今日は帰らないらしいから、早く食べちゃいなさい」


 テーブルの上にはサラダと牛乳。


 そして今、すらりと背の高い母がキッチンから持って出てきた皿が一つ。


 先ほどから漂っていたスパイスの香りが、湯気と一緒に近づいた。


 今夜はカレーだった。


 午後四時過ぎに家に辿り着き、その後、間食もせずにゲームに没頭していた空腹の身には、魅惑的すぎる香りだった。


「例の事件?」


 椅子に座り、スプーンを手に取った。


 母が眼前に置いてくれたカレーライスの皿がいよいよ間近に迫り、こちらから訊いておいて、その返答を聞く余裕はなくなっていた。

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