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パソコンの画面では、チャットログが流れ続けていた。
お疲れ様、という言葉がミッションを共にした仲間たちから次々と入っている。
俊哉はパソコンをログオフする。
「俊哉、ご飯よー!」
午後七時。
予想通り、母の声が階下から聞こえた。暗転した画面を確認して、俊哉はパソコンの前を離れた。
「今日は何機やっつけたの?」
階段を降りて、居間に入る。
テーブルにはすでに夕食が並び、それを作った母は、まだキッチンの奥で立ち働いている様子だった。呑気な様子の声が、立ち昇る料理の香りを揺らした。




