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『W.A.R.』  作者: sethy
STAGE 2
114/332

22

 なんだ、と俊哉は目を凝らした。


 その瞬間、飛び込んできた強い光が視界を遮る。


 思わず顔をしかめ、身体ごと背を向けた。どうやら出現した何かに向けて、幾つものライトが照射されたらしい。


 眩しさを堪えて、俊哉はもう一度、現れた物体に正対した。


 気がつくとロバートたち三人が目の前に立っていたが、巨大なその物体の全容を確認するには、なんら支障はなかった。


「これは……」


 聞こえた声が、自分の発したものだとすぐにはわからなかった。


 擦り切れ、掠れた声は、発した、というよりは、漏れ出した、という方が正しい。

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