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愛の言葉をジンクスと共に…


日曜日――



キョーコとチアキは


手を繋ぎ 遊園地へ


足を運んでいた




(買い物かと思ったが

違うんだな…)



キョーコの頭の中には




女のデートコースは


買い物

↓↓↓

カフェ

↓↓↓

デートスポット




というものに

なっていたため


少し驚いていた



「キョーコ?ボーッとしてどうしたの?

私といてつまらない?」


チアキは

眉を伏せて言った


「んなことないよ

チアキといてつまらん

わけねーよ

むしろ舞い上がるくらい

嬉しいさ」



と 無邪気に笑い


チアキに言う




恥ずかくなったのか


顔を赤くし俯くチアキ




「こらこら

可愛い顔が見えん

顔あげて」



キョーコが


半強引に顎をクイッと


あげて顔を見る



チアキは


真っ赤な林檎のような


可愛い顔をしていた



「恥ずかしいコト

言わないでよ〜」



「ははっ

弄めて悪かったよ」



そして


また歩きだす二人






遊園地に着き



アトラクションに乗る



「大丈夫か?チアキ

休むか?」


「うん…」



絶叫のアトラクションに


連続で乗り回し



チアキが少し


体調を崩して


しまったようだ



キョーコは


チアキの背中を摩りながら


心配な面持ちで


チアキを見つめている



(ふふ

あんな心配してくれて

嬉しいな…優しい)



とチアキは思っていた




しばらくして


チアキの


体調が良くなっので


優しめのアトラクションに



乗ることにした



それから





昼を食べ



パレードなどを見て



ホントに二人にとって



シアワセな時間だった




夜 11時50分



二人はイルミネーションが


綺麗な観覧車に乗った



「今日は楽しかったょ

誘ってくれてありがとう

キョーコ」


ニコと笑い


お礼を言うチアキ


「俺も楽しかったさ

また来ような、チアキ」



それから…




とキョーコが付け足す



「ん?何?」


「俺達…

正式に付き合って

なかったよな?



だから…



チアキのことが

大好きです////


愛しています///


付き合って下さい」



ペコリと


頭を下げて言うキョーコ



顔がいつもより赤い




チアキは



驚きと嬉しさのあまり



また 泣き出して


しまったが…



今回は


返事をしながら


涙を流した



「わ…たしっ…もっ


だいっ……す…き…です!

…っ…


あ…いし…てまっ…すっ


っ……っ…


だっ…から…


きゃっ」





チアキは


話している途中だっが


キョーコは堪えられず




強く




抱きしめた




伝わったよ



チアキの思い…


ありがとう


愛してる…」



「うん


私もありがとう


思い伝えてくれて


愛してる…」





観覧車が頂上に


上がった時





二人は



キスをした




それを 祝うように




花火が上がった



「わぁ」


「キレイだな」




二人は


観覧車を下りて


手を繋ぎ


帰っていった










観覧車のジンクス




頂上に来たとき


二人でキスをし


12時ジャストに上がる


花火を見れたカップルは


別れないと言う

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