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愛してると伝えたい…


空港―――




「ここ…か…」



キョーコは空港にいた




愛しい人に会うため…










チアキに会うため…





(待ってろよ…すぐ

会いに行くから…チアキ)




なんども




チアキの名前を



連呼するキョーコ




それだけ


愛しい人なのだろう





待ち合わせは



空港に近い



小さな公園…




チアキの目印は



白のレースのワンピースを

着ている長髪の人




だという




キョーコは反対の



黒のジャケットに

黒ジーンズ



だそうだ





「ここの公園か?」




キョーコは


敷地内に入る





ベンチには




チアキの特徴をした




女が 座っていた






そっと近づくキョーコ




相手も気づき



顔を上げる




「っ!!」


「!?」





お互いに目が合い



顔を確認する





二人とも



見覚えのある顔だった…






「チ…アキ?」

「キョーコ…なの」




名前を呼び合い



さらに確認する






そして




確信した





「千晶っ!!」


「京子ぉ!」



二人は抱き合う




強く







強く









離さないように









「千晶…会えて嬉しい…」


「私も嬉しい…

キョーコ…愛してる…」


「俺も愛してる」











二人は





他から見れば






まるで…






抱き合っている


カップルだった





そして…




静かに






二人は



愛の言葉を呟き









そっと







キスをした…

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