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【完結】序芝居  作者: のぼぼん(º∀º)
【起】〜天地創造〜
15/160

15話『ミカエルの決意』★

「なぜ止めるのですっ!ラファエル!」



 ガブリエルを制止したのは、ラファエルだった。



「この状況で君が止めても、あの逆上した二名はそう容易にやめないのだよ」


「だからと言って、放っておく訳にはいかないでしょう!このままあのお二人の力が衝突し合えば、間違いなくここが無事では済まされないわよ!?」


「君の主張も(しか)り。だがとにかく君はこのまま傍観したまえ。──問題ないのだよ」


「どういう、」



 ことですの、というガブリエルの疑問の声が出切る前に、それは訪れた。




    「──やめるんだ」


















 まさに、鶴の一声であった。


 ガブリエルは初め自分とラファエルに向けたものではと一瞬体を強張らせたが、直ぐに訪れた沈黙があれほど騒々しかった空気を圧したことで、ミカエルが衝突し合うウリエルとハニエルを制したのだと察する。


 まさか、ラファエルは(あらかじ)めこの展開を想定していたのか。




「今は()()()なのだ。関係のない口論や過剰(かじょう)な行為は慎むように」




 今までとは打って変わって有無言わせない副司令としての威厳の前に、さすがのウリエルとハニエルも一旦口論をやめ黙ったものの、二人の表情からは不満の色が消えていない。


 お互いに牽制するように視線を合わせながらも、一言も発しない。それはまるで、予期せずして長年の宿敵に会ってしまったかのような反応である。


 そんな二人の姿をしばらく見つめるミカエルの雰囲気はふっと緩める。




「すまない......すべては、私の覚悟が足りないせいだな」



 努めて抑揚の消されていた声に、隠し切れない悲嘆の色がまじった。そんなミカエルの自責の一言がその場にいる全員の意識を貫いた。

 そこでウリエルとハニエルもようやく互いからミカエルへと鼻先を向けた。



 (もう、潮時だ)



 何かを受け入れたような、決心したような少しだけ寂しさも含んだ吐息を一つつくと、ミカエルは顔を上げて二人を正面から見据える。



「ウリエル。ハニエル。君たち両者の主張を理解した。まずはウリエル。どうやら私は君を多く思い悩ませてしまったようだ」




 真偽はどうであろうと、ルシフェルのそうした不審な言動や飛び交う不穏な噂そのものが天界の不安定さを意味しているのだ。

 それをずっと案じていたウリエルを少なからず蔑ろにしているのは否めなかった。


 あの日、尋常ならざるルシフェルの豹変を目の当たりしたミカエルが、容赦なく突き付けられたのは無力感。

 後に湧き上がる焦燥感は蝕むように渦を巻いてミカエルを襲った。やがてそれが彼の公正的な判断をじわじわと奪っていったのだ。



「君が、誰よりも天界を最優先に考えていることを知っているのにも関わらず、私は自分の都合で君の意見を無下にしてきた。上官としてそこの配慮を欠けてしまったことを心よりお詫び申し上げる」



 ミカエルの言い分にウリエルはいくらか心を揺らしながら、しかし肝心な部分で譲れないと判断したのか、左右に首を横に振り、



「本日の副司令は、らしくない様子だとは思っていましたぜ。もうこの際です。副司令のお考えをこの場にいる者どもにお聞かせ願いたい。建前ばかりですと俺も考えあぐねて、煮詰(につ)まってしょうがないですぜ」



 ウリエルから厳しい視線を寄越(よこ)されて、ミカエルは僅かな沈黙を挟んだのち、どこか居た堪れない様子で語る。



「......ウリエルが指摘するように、私は自分でも無意識に兄ルシフェルの異常な挙動に目を瞑っていたのだと思う。君を含めた天界の一部の者たちがルシフェルのことを危険視するのもよくわかる。なぜなら、──私もその一人であるからだ」



 間を置いて絞り出された、掠れ切った声音にウリエルはやはり、と特に驚いた様子はない。

 一方でその隣にいるハニエルが目を見開いて息を呑んだ。ミカエルの言葉が何を示すのか、飲み下した彼女は震える息を吐きながら、



「え、え、なぁに......実はミカエルちゃんもルシフェル様を疑っていたの.......?そんな、なんで、」



 ハニエルにとって、突然のミカエルの独白はまさに青天の霹靂というべき状況だろう。実は弟のミカエルまでもがルシフェルを疑っているとは夢にも思うまい。


 ミカエルは憂いを帯びた目を伏せた。やはて、氷塊を沈めたような響きで独白を始めた。



「......ああ。ルシフェルの様子がおかしいのは私とて気づいてはいたのさ。なにせ一番近くにいたからな」


 

 以前から疑っていながら、これまで答えを出すことを無意識で避けてきたルシフェルの疑惑。その答えの一端を、今さらになってようやくミカエルは認める。


 ──ルシフェルは今の天界を、そして神をも見限ろうとしている。


 理由に心当たりがある。だからこそ、不思議な理解と納得があった。


 あとたった一欠片、はめ込むだけで終わるパズルを前にずっと足踏みしていたような、そんな完成形のわかり切っていた答えをようやく出したような感覚が。




「どうであれ、私は副司令官という立場としては早急に対処するべきだった一方で、心の奥底ではルシフェルが“排斥(はいせき)すべき異端ではない”と思いたかった。だから、ルシフェルを庇うことで私は彼への疑念を精算しようとしていたのだ」



 ──疑わなければならない義務感。


 ──疑いたくない罪悪感。



 日ごとにせめぎ合う二つの矛盾の感情。ミカエルは自分でも思った以上にそのジレンマの沼に少しずつ(おぼ)れ始めていた。


 どう折り合いを付けたらいいのかわからなかった。事実を受け止めようとしないことに起因しているとわかっていても、ルシフェルの疑惑を現実として認めたくなかった。一方的にそれを受け入れることは、ミカエルとって何の救いでもなかった。


 だから、何も考えない。


 気づかないフリを一貫する──そんな姑息な現実逃避をしたほうが、ずっとずっと楽だった。

 実に感傷的で、不合理で、ひどく浅ましい行いだと自嘲する呟きがミカエルの口から漏れた。



「すべては、この私の心の弱さによるもの...。どう言い繕おうと、完全に私情を持ち込んでいたことに変わりはない。それを同志に(さと)されて、ようやく自覚するとは......、私もまだまだ上官として未熟のようだ。本当に申し訳なかった」



 懺悔(ざんげ)するように、ミカエルは己の(とが)を認めるそこでミカエルが紡ぐ言葉の矛先をハニエルへと移動した。一息を継いで、




「それと、ハニエル」


「は、はひぃ!?」


「不謹慎であると重々承知の上だが、これだけは君に伝えたい。──先程君がひたむきに彼を、ルシフェルを信じてくれたことが、私にはとても嬉しかったのだ」


「そ!?そんな......!あたしはただ自分が思うようにしただけで......」



 思いも取らぬミカエルの告白に、ハニエルは思わず素っ頓狂(すっとんきょう)な声を上げた。

 彼女としては自己都合で自分の気持ちを頑に貫き通そうとしたまでだ。それは彼女自身だって自覚していることではある。他の誰でもない、自分の心を守る為にルシフェルを擁護したまでだ。


 ──その行為を上官のミカエルから叱られることはあっても、礼を言われる筋合いは果たしてあるのかとさすがの大胆不敵なハニエルでもやりきれない気持ちになった。



「君が、君だけが心の底から純粋にルシフェルを信じてくれた。それで充分なのだ」



 ルシフェルはすっかり変わってしまった。深い喪失の輪郭(りんかく)が、神が生きる天界を純粋に愛したルシフェルを浮き()りにする。

 きっと昔のように神への(こころざし)を同じくした兄弟関係には戻れない──そんな得体(えたい)のしれない喪失感の中でも、





『ルシフェル様がそんなことする訳ないじゃん!』




 その言葉だけがミカエルにとっては縋りつく希望だった。


 ルシフェルを信じることは決して悪ではないと──随分と身勝手で独りよがりな感慨(かんがい)ではあったが、ミカエルは確か救われていた。



「だから礼を言う。君がひたむきにルシフェルを信じるその姿勢に、私が勇気づけられたのは事実だ。......ようやく、決心がつきそうだ」



 そこには感謝の念が込められていた。かといって、それは純粋な感情の表示でもなかった。その言葉の奥には、感情と共に強い理性と意志が宿っていた。そして次は、



「ウリエル」


「────」




 呼応するように無言で自分を見るウリエルの瞳に何を見たのか、ミカエルは覆面の奥の口端に苦い笑みを浮かべる。

 向けられたウリエルの明眸(めいぼう)には未だに非難の色が消えていない。それでも、視線を交わしたまま無言を貫いた。


 ミカエルはウリエルから目を逸らさないまま一度言葉を切り、一呼吸置いて言った。


 




「やはり──私はもう一度、ルシフェルを信じようと思う」



 譲る気など微塵もなさそうな直線的な響きがウリエルはもちろんハニエルでさえをも困惑させた。

 予想だにしないミカエルの新たなる決意をすぐさま理解はできなかったらしい。だが、意識が理解に追いついた瞬間に、二人は同時に声を上げる。



「副司令ッ!?この期に及んでなんのご冗談で!?まだそんな強情なことをッ!!」


「ミカエルちゃん!!考え直してくれるの!?ミカエルちゃんも、ルシフェル様を信じてくれるの?」


「ああ......、ただ誤解しない欲しいのは、これは盲目な信頼ではない。ルシフェル自身を信じるというよりも、“彼を信じる己”を信じるといった方が適切だろう」



 どこまでも自分本位で、都合のいい言葉思う。耳触りのいい戯言(ざれごと)だいう自覚もある。




 ──ここで憎まれるなら、それでも良かった。




 床に目を伏せ、ミカエルは落ち着いた口調で切り出した。頭の中で言葉を選びながら、ゆっくりと。

 その様子はまるで憑き物が落ちたようだった。しかし、確実に()()()()()()ような空気を身に纏っていた。



「もちろん。責任はすべて私が取るつもりだ。仮にルシフェルが本当に愚行に走り、天界を脅かす存在となってしまったその時は──」



 その仮定を経て、己の中で(いぶ)る思いの灰の中で、ミカエルは決めたのだ。顔を上げたその瞬間に、一片の迷いもない静かな決意を双眸に宿し、紡いだ。


挿絵(By みてみん)

「私が、──このミカエルが直々(じきじき)にこの手で粛清(しゅくせい)する!」



 それは魂まで揺さぶるほどの響きだった。



「栄光なる我が神に誓って──!」




 それはまさに神聖なる宣誓(せんせい)


 黄金の双眸は淀みなく澄み渡り、その場にいる者たちを深く穿つように真正面から捉えて、目を逸らさなかった。それが天界の全ての天使に対する誠意だとでもいうように。



「これが私なりの情、私なりのけじめだ」

 


 

 ミカエルはすべてを背負うとしている。


 その秘めた高潔な信念に気付いた時、一同は目が醒めるような感覚を覚え、しばし言葉を失ってミカエルの覚悟から目を離せなかった。


 あのウリエルでさえ圧倒される様子を隠せず、すっかり閉口した。


 そんな立ち竦む彼を軽く一瞥し、神妙な空気を払うように代わりに口を開いたのはラミエルだった。



「いや〜素晴らしい意気込みですね〜♪まっ!副司令もこうして誠意を持って誓約してくれる訳だし、これ以上誰も文句も何も出ないっしょ!これにて一件落着ということで♪」


「文句だとは心外な!俺はなにもミカエル副司令に不当な言いがかりをしたい訳でも、困らせたい訳ではないッ!俺はただ──ッ」


「ウリエル」




 そこでミカエルから宥めるように名を呼ばれ、我に返ったウリエルは言葉を切って歯噛みする。目を上げられなかった。今のミカエルが何を思うのか、それが手に取るようにわかるせいで



「ちゃんとわかっているとも。ウリエル。君は、君なりに私のことを案じているのだな。」



 ミカエルは感謝した。その謝意に込められた思いを汲むウリエルは、憂いの眼差しを向ける。



「......なんのことですか?私はただルシフェル天使長の危険性を見過ごせなかっただけです」



 ウリエルが天界の治安維持にしばしば過激なやり方を用いるのは、自分が憎まれ役を引き受けることで内部抗争の拡大を抑えるつもりなのだろう。

 これまでにそれが目に余る行いがないではなかったが、自分の行動規範を必要以上に隠す者ではないため、いつだってミカエルも多大な信頼を寄せている。


 だからこそ確信する──、



「ああ。君のことだ。無論それも立派な動機の一つだろう。そして、私が実の兄に裏切られ、傷心することがないように......(あらかじ)め忠告してくれようとしたのだろう」



 本日追及されたルシフェルへの謀反疑惑だって、ウリエルの言葉の内容の真偽に戸惑うこそすれ、彼の真意自体に疑念を抱くことはなかった。

 ウリエルが頑なにルシフェルへの糾弾を取り()めなかったのは、私怨よりも、七大天使(セブンズ)としての矜持と、そして──彼なりの仲間意識の方が勝るためなのだろう。


 まったく、なんて不器用で分かりづらい、厄介な良い同志(友人)なのだろう。



「......。随分とこの俺を過大評価されますが、正直申し上げますと買い被りすぎです」


「君は変なところで謙遜(けんそん)するのだな。だがなんと言おうと、私は君を頼りにしている上で、君への評価は変わらないさ。だが私がそれに甘えた結果、君への負担を掛けてしまったことには変わりはない。これから上官として精進する所存だ。これからも私と共にこの天界を守ってくれると助かる」



 ウリエルは項垂(うなだ)れたまま視線を彷徨わせて逡巡し、深い溜息を着ついた。やがて降参だとばかりに肩を落とした。多少、不貞腐(ふてくさ)れてもいる。



「......貴方のそういうところですよ。他人の粗探(あらさが)しどころか、悪いところなんて目を向けようともせず、良い部分ばかりを重点的に視野を入れ、最後には全力でそれを受け入れようとする」




 ミカエルは副司令官として一見信賞必罰(しんしょうひつばつ)を信条としつつ、実として正義感が強く義理人情に厚い人物だった。

 一度敵と判断した者には容赦しないものの、基本的に同胞や味方を非常に大切に考えている為、無条件に(ふところ)を開いて相手を受け入れる傾向が強い。そんな温厚な人柄と、柔和で全てにわけ隔てなく接する懐の深さが周囲から惹かれ慕うようになっている。



「別に俺としてもそれを全否定はしませんが......それではいつか足元を(すく)われますぜ。副司令」


 

 しかし、だからこそウリエルは密かに懸念(けねん)していたのだ。


 情は、人の目を曇らせる。

 判断を、否が応にも鈍らせるものだ。


 そんなミカエルの人情厚さが逆手に取られて、いつか虚をつかれるのではないか──「味方」から「裏切り者」に成り下がった()()()()()()()()()




「大丈夫だもんっ!ルシフェル様が天界を裏切る訳ないもんっ!」


「......これ以上は水掛け論にしかなり得ませんし、今は様子を見るほかありませんものね。信じましょう。ルシフェル天使長を、わたくしたちの首領を」


「フム。ウリエル。君もミカエル副司令官の覚悟と決意、信じてあげたらどうかね?」




 ミカエルの所信表明を受け入れ始める空気に、さすがのウリエルもそれ以上何も言えない。

 彼はばつの悪そうにそう吐き捨て、身を捩り顔を背け、



「......フン!あの副司令がここまでおっしゃるのだ。これ以上追及するほど俺も野暮ではないわ!正直まだ腑に落ちないところも多いが、このまま押し通そうとすれば今度こそ俺が“悪者”に仕上げられてしまうのでね」


「すまない。ウリエル、私は、」


「もう何も言わないで結構ですぜ。先程貴方の決意が、紛れもない上官としてのご判断であれば、俺とて逆らえません。部下としてそれに従うまでです。()()()()()()()()()()()()()




 どこかやりきれいない嘆息を吐いて、こことぞばかりにウリエルは形式ばったお辞儀を深々を見せた。それは議論を終了させる姿勢を示すものだった。




「ウリエル......」


「ただし!!最後にこれだけは言わせてもらいますぜ!なんと言われようと、俺の意思は変わりません!譲る気もさらさらありません!誰もが進んで疑わないのなら、俺だけはどこまでもルシフェル天使長を疑い続けますッ!──そんな奴が天界に一人くらいいても、いい塩梅(あんばい)にはなるでしょう」




 己に定めた役割を果たして、ミカエルの個人の想いを守り切ること──融通の効かないウリエルにしては最大の譲歩と、彼なりのミカエルへの敬意。


 ひどく分かりづらいそれが今のウリエルにとっての精一杯の配慮の表現だろうと周囲は察していた。同じくミカエルもそれをきちんと汲み取っていた。




「ありがとうウリエル。......ここにいる者たちも感謝する」


 


 ぎゅっと己を手を握りしめ、ミカエルは仲間が自分の意志を尊重してくれたことに厚く礼を述べた。体全体に伝わってくる感覚は、ふんわりとした温かさと力強さに満ちていた。それは感謝の念からばかりでなく、或る希望からでもあった。


 やや緊張感に欠けた和やかな空気に一同はどこかほっとする様子をみせる。ようやく話が丸く収まったその背景に、ラミエルはふと小さく嘆息を零して、




「──本当、報われないよねぇ......」




 とだけ呟いたのは、その場にいた誰の耳にも届くことなく、ただの独り言となって虚しく宙へと消えた。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ミカァ!!! お前……やるんだな? 本当に、兄であるルシフェルと戦う決意なんだな……。 ずっと信じてきた大好きな兄弟との対決は本当に辛いです。 でも、ミカエルは他の誰かにルシフェルが殺さ…
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