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俺たちの状況&またもや繰り広げられる抗争1

【俺たちの状況】


 俺はとうとうダンジョンレベル30に。

 父ちゃん、母ちゃんはレベル35に。

 マノンは俺と同じレベル30に。

 マノンはひょっとしたら、史上最強の中学生かもしれない。


 俺のレベルが30になって、身体強化レベルは7まで上昇した。

 俺の場合は2アップするから、強化レベル9。

 倍率は基礎ステータスの約11倍だ。

 だから、事実上、俺はダンジョンレベル40程度の力を持つ。

 父ちゃん・母ちゃんを抜き去ったといっていい。


 ただ、父ちゃんは守備専、母ちゃんは火魔法専だ。

 その方面では父ちゃんたちの1日の長がある。

 その反面、マノンはパワーレベリング気味にレベルが上昇しているので、

 実際の実力はレベル20台前半といったところ。



 で、父ちゃんたちは冒険者A級登録を達成した。

 俺はB級登録。

 ただし、俺は冒険者登録(裏)でA級と認定された。


 うっかり、父ちゃんがギルマスに

 うちのエースはアカデミー首席卒業予定の自慢の大息子だ。

 なんて吹いてしまい、

 それをギルマスが大真面目に受け取ったからだ。


 まあ、冒険者ギルドへの貢献度も大きいからな。

 俺たちが冒険者ギルドへもたらす製品、

 大本が俺だってことをギルマスは感づいている。


 しかし、A級は王国に50人ぐらいしかいない。

 まだ16かそこらでA級認定されるとさすがに困るのだ。

 目立ちすぎる。


 まあ、以前と違って国家機関とかからの圧迫を受けても

 今なら跳ね返す自信がある。

 それに、いざとなったら逃げればいい。

 アカデミー卒業なんて称号はいらないし。

 そもそもここはダンジョン省庁系の官僚を目指す学校だ。

 俺は役人になるつもりはないし、むいていない。



 マノンはE級のままだ。

 中学生は4階以降に降りたらいけない、という公式ルールがある。

 中学生だとA級どころかD級だって難しいんだ。


 多くの特に上級国民たちは守っちゃいないが。

 だから、裏登録でC級となっている。



 ロレーヌたちもレベル20台にのせてきた。

 元々の基礎ステータスが高いし、

 俺を除けば、学年最強かもしれない


 ただ、俺のダンジョンへの関心はだだ下がりになっている。

 討伐がつまらん。

 同じことの繰り返し?

 強くなる意味もわからん。


 遅めに来た五月病だろうか。

 スランプに陥っているのをはっきりと自覚する。



..【またもや繰り広げられる抗争1】


 さて、俺、ロレーヌ、アスタシア、ライリー、ジルの5人が

 ダンジョンで修練を重ねている時の話。


 俺は気づいていた。

 離れてついてきている集団がいることを。

 一人や二人じゃない。

 十人以上いそうだ。


「なあ、気づいているか?怪しげな集団がつかず離れずついてきていることを」


「え?」


「全然、気づかなかった。どこらへんにいるの?」


「そっちの方、見るなよ。俺から見て4時方向。距離約300m」


「はあ、ジョエルってそんなに探査距離あるの?」


「ああ。条件さえ整えば500mぐらいある」


「へえ、とんでもないね。500mって、直接見ても判別できないよ」


「俺の勘だけどな、ロレーヌやアスタシアを襲った奴らのような気がする。似たオーラを感じるのと、服装が黒っぽい」


「オーラとか。服装まで見えるの?」


「俺の視力は100m先の人間の顔の皺まで判別できるぞ」


「彼らのことよりもジョエルのほうが気になるわ」


「俺、ちょっと奴らのところへ言ってくる。話してくるわ」


「ジョエル、話って拳でしょ?」


「それは最終手段だよ」


「いや、話し合いの手段があるのか疑わしいんだけど」



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