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幻想奇譚

人工の星と海の元で

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

プラネタリウム三本目。

やっぱり違いますね。

積んできた人生が違うのですから、当たり前。

ある夜に真っ暗な景色を見てから、どうにも星が恋しくてなりません。えぇですから、本日は星を拝見しようと思うのです。人工的な丸天井の下、そっと空を見上げて、微睡む夢を見とう御座います。


私はお星を求めてプラネタリウムに参りました。やはりこの季節、桜に大きな注目を集める季節で御座います。上映までの間、花弁が真上からひらり、ひらりと降り注いで参ります。思わず手を伸ばして、掌で受け止めてしまいそうな程。けれどもそれは叶わず、見知らぬうちにとろけて消えてしまうのです。以前見上げた際には、煌びやかなイルミネーションでしたが、どうやら季節に合わせて変更なさって下さる様。素敵ですね。密かな楽しみがまた増えてしまいます。

そうして、花弁に埋もれる夢を見ていたら、CMが、そして本編に。星だけを映さず、数多のドラマ、景色と共に上映するのが、この館の特徴で御座います。今回はどうやら海と星をテーマ。優しい優しい波の音。水が砂の上にそっと被さる音。それに混ざって上空の星々がキラキラと輝きを放っております。

思わず私が感じた気持ちは懐かしい……で御座います。お恥ずかしながら、星座を読むことさえ出来ないほど、星に詳しくありません。最近漸くオリオン座を見つけられる様になったほど。

けれども学生時代にとある島を訪れた際のあの光景。それがありありと浮かんで参ります。何処に視線を動かしても、真っ黒な画用紙一杯に、砂を散りばめた様な星空。シャンパンの泡のように浮かんでおります。ただ見つめるだけで、心が満たされたあの時。よもやこの大都会でも相見えるとは……。

球体がくるりと回転し、また新たな世界が。思わず探すのはやはり縦に並んだ三星。オリオン座。どうやらまだこの世界には写し出されては居ないようです。残念ながら、数多の粒が輝く中では、他の星座を探すことは出来ません。

でもするりと夜空に白い線が。現れるのはリボンで紡がれた魚座。くるりと身体をくねらせる海蛇座。教科書の中でしか見た事が無いような、星座の絵画が天球儀一杯に描かれるのを見ると、プラネタリウムに参った意味を見出してしまいます。これこそが醍醐味だと思うのです。

あ、オリオン座……。見つけましたよ。有名な三ツ星……。そう、貴方のお姿を見つけられたのも、こうして此処に参ったから。何時かきちんと空を見上げて見つけられるよう。訓練を積んで行きますね。


全てが終わった後、外に出ますと沢山の方々が行き交っております。星の奇跡を目で追うように視線を動かすと、思わず目が回ってしまいました。えぇ、此処は大都会。

プラネタリウム三本目です。

本当はこのネタのみになるはずだった幻想奇譚。

まぁ、飛び込みありで書いているので、よくある話( ˙꒳˙ )


渡の綺麗な過去が見えました。君、そんな事してたのか。

作者(まみぃ)知らんかったぞい( ˙-˙ )

私も星座は全く詳しくありません。

とりあえずオリオン座探して満足してます。

夏の大三角と冬の大三角は覚えては忘れてます。

さいならー。

白鳥座のデネブってどっちでしたっけ? 冬?

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