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プロローグ
――暗闇と静寂が支配する部屋。
そこにローブを深く被った男かも女かもわからない者が一人立っている。
その者の目の前の空間には電子の画面が浮かび上がっており、そこに両手かざし、指を細かく動かし続けている。
凄まじい速さで電子の画面に文字が入力されていく。
――その行動はしばらく続き、時には手を止め、思案をすることはあったがどうやら終わりの時は近いようだ。
その者は大きく口元を歪ませ、最後の一文を入力する。
【タイムループ:条件:魔王:死】
はじめまして、ゆだです。
初投稿なので至らないところだらけだと思われます。
私のガラスのハートを粉砕する勢いで感想などを頂けたら嬉しかったり落ち込んだり泣いたりしちゃいます^ ^
このパートは本編よりも前の時間軸になっています。
謎だらけだとは思いますが、きっとそのうち明かされるはずです。きっと。
目標はまずは完結させること。
以上。