↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/84

Episode44 生命を象徴する石

●今回初めて登場するアイテム●

呪縛の石板

直接、触れると、動けなくなる石板。一部を削っても、その効果は弱まりもなくなりもない。

 偽のサファイアは、クローンに変化し、僕たちに襲ってきた。しかし、単体のクローンなど相手にならない。僕はソイツに空斬を放った。それが命中すると、クローンは消え去った。

 そして、僕はその場で、

「我が求めし物よ、探知せよ!ディテクト!」

と唱え、宝石を探す。すると、オーディン像の台の真下で引っ掛かった。そこで、僕は台を指で差しながら、

「この下にあった。」

と伝える。

 すると、マリアが

「じゃぁ、どうすんのよ?」

と聞いてくる。僕は

「そこまで考えてなかった...。」

と答えるしかなかった。おかげで、疑うような目で見てきたが仕方がない。本当に考えていなかったのだから。

 というわけで、僕たちは台の近辺を回って、入り口を探し始めた。そして、しばらく探しているとテーラの声がした。

「リドナー、あったわよ!」

と。僕は彼女のいるところまで、走っていった。

 そこには、見たこともない紋章が施されていた。

「これは何だ?」

「わからないわ。」

「マリアさんはわかりますか?」

「私にもわからないわ。」

「私もわからないわ。」

そんな会話の後、とりあえず触れてみようと思って、その紋章に触れた。

 すると、その謎の紋章が光り始めた。 かと思うと、そこにあった壁が消えてなくなったのである。

「どうやったの?」

テーラに聞かれたが、自分でもわからないので、

「そんなこと僕に聞かれても...。」

と答えておいて、さっさと中に入った。

 僕たちはそこにあった螺旋階段を下りていく。そして、しばらく(と言っても、約20分というとても長い時間だったが)階段を下っていると、一番下にたどり着いた。

 そこには、入り口らしきものがあったが、岩で崩れて通れなくなっていた。そこで、僕はそこに手をかざし、

「彼の代物よ、壊れよ!クラッシュ!」

と唱える。すると、入り口をふさいでいた岩が砕け散り中へ入れるようになった。

 「きゃっ...!?」

中に入った瞬間、テーラが悲鳴をあげた。まぁ、仕方がない。そこは、まさにスライム地獄とだったのだ。気づけば、テーラ、マリア、エリーナさん、リリーは部屋から出ている。

「マジかよ...。」

僕はそう呟かずにいられなかった。

 「魔力よ、解き放て!魔術よ、届け!ロングリーチ!」

僕は、魔力解放と拡散魔法を組み合わせて、全てのスライムを倒した。そのため、他の2人が剣を抜く前に片付いた。なぜ戦わせてくれなかったと言うバーロンとエレナを何とかなだめることが出来た。

 そして、僕には試したい魔法があった。誘導魔法「ドローイング」。遠くにあるものを引き寄せる魔法。対象がどんなものかわかっていれば、どんなものでも引き寄せてしまう便利な特殊魔法(その物が通る場所がなければ失敗するが...)。

 「エクステンダー!」

僕はまず、拡張魔法で視覚を伸ばし宝石を探す。すると、それはすぐに見つかった。石板に埋め込まれた青い石。それは、間違いなく本物の生命(いのち)を象徴する石・サファイアだったのだ。僕はその姿を、頭に焼き付けてから視覚を元に戻し、その姿を思い浮かべながら、

「我が求めし物よ、我が元に来たれ!ドローイング!」

と唱えた。すると、僕の方に石が飛んできた。僕はそれを手に包む。石板ごと引き寄せられるかと思ったが杞憂だったようだ。僕たちはテーラたちのいる部屋の外へと走っていった。

 そして、再び長い階段を上り、行きと同じぐらいの時間をかけて、外へ出た。 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。