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Episode21 申請

◆今回初めて登場する人物◆

トニー(46)

シャインズ城門番。”琥珀の騎士団”の長官も務める。戦矛の使い手。

グレイ(37)

シャインズ城門番。”琥珀の騎士団”の副長官も務める。聖槍の使い手。

シャーン(23)

シャインズ城のメイド長。”フルゴル魔導師団”も長官を務める、シャインズ島一の魔法使い。固有魔法「ミリタリー」の使い手。

●今回初めて登場するアイテム●

マッチングメダル

魔力に反応して、文字を刻印することが出来るメダル。接触を許可されていない者が触れると、電撃が発生する。

 影の騎士襲来から何日かが経ち、いよいよ競技大会の日が迫ってきた。そして、今日は大会への申請の日だ。と、言うことで僕たちはシャインズ城に向かった。

 「待て!何をしに来た!?」

城に入ろうとすると、2人の兵士が僕たちを止めた。

「何で?私たち、競技大会に申請しに来たなんだけど...。」

テーラが言いたいことを言ってくれた。その言葉を聞いて、兵士はあっさり通してくれた。どっちだよ!?

 そこから少し進んだところで受付は行われていた。

「受け付けお願いします。」

僕はそこにいた人に声をかける。すると、その人は笑顔で

「はい、ではこちらにサインをお願いします。」

と言ってくれる。僕たちは愛想のあるその人の指差す、紙にそれぞれのサインをした(何かあったときのために、全員偽名にしておいた)。

 「では、リドルさんにバリーさん、チェリーさんにマリーナさん、それに、エレーンさん。簡単にルールと規則を説明をさせていただきます。」

と、受け付けの人が言った(ちなみに、リドルは僕、バリーはバーロン、チェリーはテーラ、マリーナはマリア、エレーンはエリーナさんである)。そして、ざっとルールや規則を説明された。

 何でもこの大会は”フルゴル競技大会”と言って、私有の武器の持ち込みは禁止らしい。その代わり、指定の武器の使用が認められる。回収はもちろん当日である。あと、この競技大会は予選部と第1次決戦部、第2次決戦部、第3次決戦部(最終決戦部)の4つにわかれていると言う。予選部はバトル・ロイヤル形式、そして、そこからは1VS1の一騎討ち形式である。魔法は競技場内では向こうになるようだ。なんか、楽しそう。

 「では、こちらをお受け取りください。」

受け付けの人が、僕たちの名前(偽名)が刻印されたメダル手にそう言った。

「ありがとうございます。」

僕はその人にお礼をした。しかし...。

 「これって何のためですか?」

すると、マリアが思ったことを言ってくれる。そう、これは何のためだ?と、思っていその人に視線を向けると、

「はい、そちらは入城許可兼本人確認のメダルでございます。当日、門番にそちらを見せていただければ門を通ることができます。また、我々、受け付けに提供していただければ先程書かれましたサインと照合いたしまして、本人確認ができる次第でありません。」

と丁寧に答えてくれる。

 僕たちはそのメダルを受け取り、ポケットにしまうと、その場を後にした。これにて、シャインズ城内にある競技場で開催される”フルゴル競技大会”への参加申請は終了した。

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