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三度目の人生

作者: むしん

私は過去3度死にました


最初は五才の時、


石垣の上から3メートル位下に落ち、


頭を石にぶつけ、頭蓋骨にひびが入ったそうです


直ぐに病院へ運ばれたのですが


そのご40度以上の熱が何日も続き


母は生きた心地がしなかったそうです


次は二十歳の時の交通事故


夜中に友達と友達の彼女を乗せ


友達の彼女を家まで送り届けた直後でした


原因は居眠り運転


気が付くと私は病院のベットに寝ていました

私は幸い前歯2本が折れたのと


胸の打撲だけ


あと脳波が異常なだけ

しかし、助手席の友達は


フロントガラスに顔から突っ込み


左目の上から右目の下にかけて


大きな傷をおい


失明の恐れもあるとのことでした


病院の配慮からか病室は別々でしたが


私は毎日を泣いていました


結果、友達は失明しませんでしたが


顔に大きな傷が残りました


その後友達から、彼女と別れたと聞かされたときは、心が痛みました


しかし本当に心が痛んだのは


友達のお母さんが、車に跳ねられ無くなったと聞かされたときです

何とも表現できない心の痛みを感じました


最後は42才の時


ノイローゼになったときです


仕事が嫌になり


人間が嫌になり


全てが嫌になりました

この時、ふと以前に母から聞かされたことばを思い出しました


それは私が、小学4年生のころ


「おへんろ」さんが家に来て


「この子が42才になった時、人生を左右する非常に大きな事が起こる」


とだけ言い残して去っていったというのである


それを母から聞かされたときは、何とも思わなかったが


その時は、今正にそれだと思った


その後3年位ノイローゼから脱出しようともがき苦しんだが


今は完全に脱出できたと思う


いずれにしても、人生何があるか分からない

その日、その日を精一杯生きたいものだ


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