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なんとなくの  作者: 華鳳
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どうでもいい


一人、家路に着くと、様々な想いがぐるぐると頭を駆け巡っていた。


部長は私の事をどう思っているのだろう。

私との事を、前向きに考えていてくれる、でいいのか。

そして離婚協議中とはなんなのか。

その間の私達の関係はどうしたらいいのか。

離婚の原因は何なのか。


……そもそも私は部長とどうなりたいのか。




地元の友達四人と会う機会があった。

中学からの長い付き合いで、それなりに私の事を分かってくれている。一応『親友』と呼べるものではないかと思っている。


でも今の状況や家族の事なんかは、ほとんど話せないでいる。



「新婚生活はどう?」


「今のところは楽しいよー」


私はこの話に付いていけなかった。


「誰が結婚したの?」


「あれ、言ってなかったっけ」


結婚という大きな出来事を、親友だと思っていた人に、教えてもらえなかった事はとてもショックだった。


私は誰にも必要とされない人間なんだと、とても悲しくなった。


もう誰も、私を見ないし、誰も気にかけてくれない。誰も私を好きにならないし、大切にしてくれない。


部長だって、どうせ一時の感情か、男のサガであって、なんでもないんだろう。

不倫だろうが、協議中だろうが、もうどうでもよくなってしまった。

もう何もかもがどうでもよくなってしまった。


さっさと死んでしまいたい。こんな無意味な人生なんて、本当にいらない。

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