表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
なんとなくの  作者: 華鳳
27/58

久しぶりの

三回目の飲み会だっただろうか。メンバーのほとんどのが帰ってしまい、二軒目は、今回はなさそうだった。

「では」と、各自の駅に散ってゆく所だった。


「今日は僕もこっちなんだ」


と言って、部長がそっと私の後ろに付いた。


その時、胸に衝撃が走った。心臓を鷲掴みされ、そして急に放されたかの様に、一気に血流が上がり、私は硬直した。

まるで、誰にも言えなかった初恋の時の様に、震えた。そして同時に「やられた」と思った。


「もしお時間があれば、二人で二次会行きましょうか」


右斜め上から聞こえるその声は、低い声だが、渋すぎず、優しい敬語が甘く聞こえた。


私はほとんど顔を見ずに、


「はい」


と答えた。


その時私はもう、完全に女になっていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ